2015年06月
カイト / KITE
(2014年/アメリカ)
【監督】
ラルフ・ジマン
【キャスト】
インディア・アイズリー
サミュエル・L・ジャクソン
カラン・マッコーリフ
カール・ボークス
テレンス・ブリジット
デオン・ロッツ
ライオネル・ニュートン
感想(2015年5月27日、チネ・ラヴィータにて)
アニメ監督・梅津泰臣が手がけた1998年のアダルトアニメ「カイト/A KITE」を、彼の大ファンを公言するデヴィッド・エリス監督が実写映画化を企画。
しかし、エリス監督は撮影直前に急死、その後をラルフ・ジマン監督が引き継いで完成させた作品。
荒廃し悪がのさばる街で、人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれる少女たち。
組織に両親を殺された過去のある少女サワは、刑事アカイの指示の下、娼婦に成りすましては組織への復讐のため暗殺を繰り返していた。
アカイが与えてくれる精神薬「アンプ」によって心と記憶を疲弊させながらも、組織のボス、エミールへと近づいていくサワ。
そんな時、彼女は街で自分を知るという若者、オブリと出会う…。
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汚れなき悪戯
(1955年/スペイン)
【監督】
ラディスラオ・バハダ(ヴァイダ・ラースロー)
【キャスト】
パブリート・カルボ
ラファエル・リベレス
フアン・カルボ
ホセ・ニエト
アントニオ・ビコ
感想(2015年5月9日、TV録画にて鑑賞)
50年代のスペイン映画。
日本では劇中の子守唄「マルセリーノの唄」が当時ヒットしたらしい。
小さな町の修道院を舞台にした宗教的な内容なのだが、予想の斜め上をいくインパクトある作品だった。
ある時、修道院の前に置き去りにされた赤ん坊を僧侶たちが見つける。
僧侶たちは赤ん坊の母親を探して町中を訪ねて歩くが見つからず、ついに自分たちで育てることにする。
この、修道院の僧侶たち12人は男性の修道士だけで、赤ん坊の扱いなんてよく分からないようなおじさんばかり。
しかし、中には赤ん坊を育てたくて仕方ない修道士もいて、どこか可愛らしいおじさんたちである。
眠れるお姫様を見つけた小人たちのような、そんな感じで、不覚にも「萌え」てしまった(笑)
もちろんマルセリーノ坊やもかわいい。
もちろんマルセリーノ坊やもかわいい。
*以下で結末に触れています。重大なネタバレですので、神の御名において閲覧注意!
ブロードキャスト・ニュース
(1987年/アメリカ)
【監督】
ジェームズ・L・ブルックス
【キャスト】
ウィリアム・ハート
ホリー・ハンター
アルバート・ブルックス
ロバート・プロスキー
ロイス・チャイルズ
ジョーン・キューザック
ジャック・ニコルソン
感想(2015年5月4日、TV録画にて鑑賞)
パンチライン
第11話「ジャスティスパンチ!」
*感想
前回、絶望の淵から這い上がった遊太=パイン。
しかし、明香の発案した「ピースメイカー作戦」は、明香が世界各国の軍事ネットにクラッキングしている間、遊太が一人で古来館を守り抜かなければならないという、過酷なミッションだった。
それを知った古来館の住人たちは、遊太や明香と共に戦うことを決意する。
ようやく秘密部隊「ジャスティスパンチ」が結成された。
思ってたのとは少し違って、「古来館を守る」ために立ち上がった感じが強い。
古来館を守ることは即ち世界を守ることにつながるのだが、世界を守るためにどこかに攻撃を仕掛けるのではなく(サイバー攻撃はするのだが…)、安息の場所を守るという行動が意外だった。
しかしこれはこの作品らしい当然の結果かもしれない。
メンバーの能力も全員バラバラで、明香のチートなクラッキング能力と遊太のユーバ化(超人化)の他は、次にユーバ化したら死んじゃうみかたん=ちよ子と、見張りくらいしかすることない愛とラブラというちょっと頼りない編成。
しかし、愛は期待通りの活躍を見せてくれたし、ラブラもなんとなんと!…という感じである。
テレビアニメ最終回の直前の回が意外に熱いことはままあって、どこかのアニメ監督も「最終回よりもその前の回のが面白いことがよくある」と言ってたのを思い出した。
あっ、でもパンチラインの最終回は今回よりもさらに熱いんですよね、そうですよね(笑)
今回特にBパートが今までの分を取り戻そうとするかの如く画が動きまくっていたので、次回最終回はさらなる神作画が見られるにちがいない。
*以下ネタバレなのら!未見のキサマらは注意なのら!
…それでも見たいというのなら、もう何も言わないのら。さらばなのら!
(2015年/日本)
【監督】
押井守
【キャスト】
筧利夫
真野恵里菜
福士誠治
太田莉菜
堀本能礼
田尻茂一
しおつかこうへい
藤木義勝
千葉繁
森カンナ
吉田鋼太郎
高島礼子
感想(2015年5月4日、MOVIX利府にて鑑賞)
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パンチライン
第10話「墜落」
*感想
終盤のラストスパートを期待させる引きだった。
絶望からの奮起。熱量のある回だった。
ただし、第6話も絶望感からの奮起を描いており、あちらは驚愕の事実もくっ付いてくるので、6話ラストの二番煎じという感じがしたのも否定できない。
今回は特に驚愕の事実が分かるということもなく、本当に純粋に最終2話への助走という感じだ。
何も知らない明香はアフスパックへの扉を開き、それを利用したQ-may会によってVR1は地球へと進路を変え、遊太=パインは絶望の中で愛がさらわれたことを知る。
*以下ネタバレなのら!未見のキサマらは注意なのら!!!!!
(2014-2015年/日本)
【総監督】
押井守
【監督】
辻本貴則
湯浅弘章
田口清隆
【キャスト】
真野恵里菜
筧利夫
福士誠治
太田莉菜
堀本能礼
田尻茂一
しおつかこうへい
藤木義勝
千葉繁
渡辺哲
寺泉憲
【ゲスト出演】
岩松了
竹中直人
波岡一喜
松本圭未
ベンガル
奥田恵梨華
嶋田久作
鈴木敏夫
鴻上尚史
高島礼子
大東駿介
駿河太郎
*感想
「機動警察パトレイバー」の実写版プロジェクト、通称「TNGパトレイバー」。
今回は、2014年から劇場公開されてきた全7章13話からなる短編シリーズの感想をまとめてみようと思う。
ちなみに私は劇場では一度も観てなくて、最終章にあたる劇場用長編「首都決戦」を観る前にレンタルで一気見したクチです。
海にかかる霧
(2014年/韓国)
【監督】
シム・ソンボ
【キャスト】
キム・ユンソク
パク・ユチョン
ハン・イェリン
イ・ヒジュン
ムン・ソングン
キム・サンホ
ユ・スンモク
感想(2015年4月29日、チネ・ラヴィータにて鑑賞)
韓国映画を劇場に観に行ったのは初めての経験。
日韓合作というのは前に観たことがあるが、純粋な韓国映画は初めて自宅での鑑賞も含めて初めてかもしれない。
その韓国映画の初鑑賞がこんなスリラーでいいのかとも思いつつ、でも面白かった。
この映画は、2001年に実際に起こった「テチャン号事件」を基にした舞台の映画化。
中国からの密入国者を大勢乗せた韓国漁船が、帰路で密入国者を死なせてしまった事件だ。
実際の事件とは生存者の人数などで大きな違いがある。あくまでもテチャン号事件にインスパイアされたサスペンス・スリラーという位置づけだろう。そうでないと「面白かった」なんて呑気なこと言ってられない。
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