感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2014年11月

【アニメ】PSYCHO-PASS 2 第8話

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PSYCHO-PASS サイコパス 2
第8話「巫女の懐胎<AA>」

11月が終わる……!
霜月が、終わる……!



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医師・枡嵜(ますざき)が語る鹿矛囲桐斗の真実。
飛行機墜落事故で一人だけ生き残った鹿矛囲は、他の犠牲者184人の部位を移植され、生還を果たした……。
なんと脳すらも7人の脳の継ぎ接ぎであるとか……。それでも鹿矛囲の「個」は存在するのでしょうか。

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あまりに多くの臓器を移植したことが原因で、鹿矛囲の肉体はシステムに捉えられなくなっていきます。
システム上は「死体」。なるほどそういう解釈なら、ドミネーターが認識すらしないのも納得。
人の姿をしている物としての認識なら「Unknown」などのエラーすら起こらないわけですよ。ドミネーターにとって鹿矛囲は景色の一部に過ぎなかった。

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社会から存在を消されてしまった鹿矛囲は、システムの誤りを知り、復讐のために立ち上がる。
そのために色相を自在に操れるほどの薬剤知識を得て、一時的な免罪体質を作り出し、枡嵜の外科手術による密入国者の他人への成りすましで、仲間を増やしていった……。
システムに抗うためにシステムの盲点を突いたわけですね。

そして、成長復元ホロの人物たちはホロをまとった鹿矛囲本人だった……!?
これには正直ゾッとしました。
ということは、1期で宜野座を担当したセラピストも、鹿矛囲だったということ!?
ヘタすりゃギノが酒々井のように鹿矛囲の駒になっていた可能性も((((;゚Д゚))))



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霜月はアーカイブを閲覧中に、東金と鹿矛囲の意外な共通項に気づきます。
それは、鹿矛囲の命を救ったのは東金財団の特許技術だということ。
そして、東金自身も、その特許技術によって生み出された<AA>と呼ばれる存在だった……。

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なんだか、常守先輩の知らないところで真実にたどり着いてしまった霜月ですが、その事実を先輩に報告するでもなく、何を書き込んでいるのかと思いきや……。
禾生局長への報告書でした……。
しかもお決まりのごとく先輩批判も織り交ぜて(笑)

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でも、また局長に受け流されて終わりだろうと思っていたら、まさかまさかの展開!
いやいや……ついに東金が牙を剥きましたね。
そして禾生の中の人は、なんと東金の母!?

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( ゚Д゚)ハァ?

いや、この番組ほんと予想がつかなくて面白いですわ(笑)

今期の前半では禾生の中身は藤間幸三郎だったと思ったんですが(ある時点までは一人称が「僕」だったと思う)、どこで入れ替わったのか……。
やはり、禾生の中身が東金ママだと1期序盤からの禾生の台詞が辻褄合わないような気がするんですよね。
少なくとも藤間をフロントとしたシビュラは朱ちゃんの持つ可能性を評価していたけど、今回の東金ママをフロントとしたシビュラは、不必要なら朱ちゃんも排除するつもりみたいですね。

ってか、肉体を離れて集合意識となったはずの東金ママが、未だに息子と和気あいあいやってるのはシステム上アリなんでしょうか?
なんか、息子のわがままを聞いてあげてる甘やかしママという感じで、システムの決断というよりは世俗的な欲望から動いてるような……。

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それにしても、ついに社会の闇に触れてしまった霜月。
しかも消されるどころか東金親子に利用価値を見出されてしまったという……(笑)
どうなってしまうのか((((;゚Д゚))))
(劇場版の最新予告にもチラッと出てるけど……。回想シーンという可能性も無きにしもあらず)



しかし、今回のこの展開、正直まだぜんぜん整理できてないんです……。
東金ママは、財団の利益のために鹿矛囲を利用しておいて、彼が反乱分子だと分かると排除しようと乗り出してきたわけですよね。
でも、軍事ドローン乗っ取り事件の時には酒々井のドミネーター停止措置を取らなかったんですよね。

それは朱ちゃんが指摘したとおり、システム上のズルをすることはあってはならないから……?(でも1期ですごいズルをやってますけどね)
社会の秩序が最優先というシステムの都合は分かるけど、だからって人命がまるで無価値のように振る舞うんですよ、このシステム。
人命を守るためのシビュラシステム、犯罪係数じゃないの?ってちょっと思いました。

一方、鹿矛囲は色相操作と移植手術による成りすましで、自分が洗脳した仲間を重要ポストに送り込んでいた。
そして、ドミネーターが公安の監視官相手でも使用できることを確かめた上で、それを複数集めて反抗の機会を伺っている……。

鹿矛囲については、ホロによる成りすましで本当に他人になりきれるのかっていうのが疑問ですね。
ホロのモデルは死んだ人間だから自由に使うことはできるわけですが、セラピストに成りすましてるだけじゃなくて他にもいろいろ鹿矛囲として活動しなくちゃいけないわけで。

そうするとやはりそのセラピストの行動のログがおかしなことになってしまいますよね。
ドローン施設の作業員ホロとか、身分を偽って入り込んでも、毎日出勤しないわけにはいかないわけで。
でも、鹿矛囲にそんな暇はないですよね。

ルパン三世のように一時的に他人に成りすます方が簡単だと思うんですよね。
それをわざわざ死人を蘇らせるようなマネをして、そいつが周囲から疑われないくらいに日常生活をきっちり演じるなんてできるのかな、と思いました。

まあとにかく霜月の無事と鹿矛囲の次の一手が気になりますね。

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あと地味に朱ちゃんの祖母に死亡フラグ立ってたのが心配…。
まあ劇場版もあるので朱ちゃんが潜在犯落ちすることはないと思いますが…。




おうし座のゆけち。の運勢 (2014年11月30日)



おうし座のゆけち。の運勢は94点! (2014年11月30日)

総合:
精神的に大きな成長を遂げられる日。これまでモヤモヤとしていた出来事が、急にハッキリ見えてくる予感があります。目に見えない力が働いているのを、ある出来事を通じて自覚するのかもしれません。今日は、身の回りのいろいろな面に目を向けてみましょう。日常生活の中で、あなたが幸せに感じられるものをいくつか見つけるだけで、明日からの毎日はまったく違ったものになりますよ。なお、今日は音楽や食べ物の趣味が合う相手がラッキーパーソンです。

恋愛:
理想と現実のおりあいがつきやすくなります。「こんな人と恋をしたい」という像にぴったりの異性と出会えたり、こうしてほしいと思ったことをそのまま異性があなたにしてくれそう。こんな日は欲張ってもかまいません。理想を追い求めて。

金運:
仲のよい友人からおいしい話が舞い込むかも。ただ、それに乗るか乗らないかはちゃんと話を聞いてから。

仕事:
仕事を始めた当時から描いていた夢がかなう予感。チャンスを逃さないように。

ラッキーアイテム:ガーデンエプロン
ラッキーカラー:レモン色
ラッキースポット:ネットカフェ
ラッキーレジャー:コンサートやライブを楽しむ
ラッキーグルメ:パンケーキ





こういう占い機能が増えたんですね~。(前からありました?)
自動で投稿できるということで試しにやってみました。
私は牡牛座なんですけど、ウシのキャラクターがカワイイですね。

でも基本的に占いとか信じられない人です。
星座占いとか「じゃあ同じ月に生まれた人たちはみんな同じ運勢かよ」って思ってしまうんですよね。
今回だけの気まぐれです、ご安心を(笑)

【アニメ映画】楽園追放 -Expelled from Paradise-


楽園追放 -Expelled from Paradise-
(2014年/日本)
【監督】
水島精二
【声の出演】
釘宮理恵
三木眞一郎
神谷浩史
稲葉実
江川央生
上村典子
林原めぐみ
高山みなみ
三石琴乃
古谷徹
【アニメーション制作】
グラフィニカ

*感想(2014年11月16日、MOVIX仙台にて鑑賞)

ナノハザードによって荒廃した地球。人類の98%は地上と肉体を捨て、データとなって軌道上に存在する電脳世界ディーヴァで暮らすようになっていた。
西暦2400年、そのディーヴァが異変に晒されていた。
<フロンティアセッター>と名乗る者によって地上からハッキングを受けていたのだ。

ディーヴァの高度なセキュリティを突破してくる謎のクラッカー、フロンティアセッターの目的は何なのか。
ディーヴァ保安局の捜査官アンジェラは、生身の体・マテリアルボディをまとって、地上世界へと降り立つ。
現地オブザーバーとして徴用した地上調査員ディンゴと共に、荒廃した地上のどこかに潜むフロンティアセッターを探すが……。



「機動戦士ガンダム00」の水島精二監督と、「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本家・虚淵玄がタッグを組んだ、オリジナルのサイバーパンクSFアニメです。
アニメ絵を3DCGで表現するという、ジャパニメーションの最先端をいく作品でもあります。

主人公は、電脳世界ディーヴァの優秀なエージェント・アンジェラ。
ひざ下まである長い金髪に、捜査官用の体にフィットした露出の高いコスチュームで地球に降り立った16歳の天使。
相棒役のディンゴからは「ロリぃ」と言われてしまいますが、その見事なナイスバディっぷりは16歳とは思えないほど。素直にカワイイと言っておきましょう。

でも、個人的にこのアニメ映画に惹かれたのは、やはり虚淵玄というネームバリューでしょうか。
やっぱり私にとっては、まどマギのインパクトと、PSYCHO-PASSのエグさが印象的で、何かしらやってくれるんじゃないかと思ってしまう人なんですよね。
その虚淵が、オリジナルの劇場長編アニメ(しかもSF)を作ったらしいとなれば、まあまずは観に行きましょう、と(笑)

結論を先に書いてしまうと、PSYCHO-PASSのようなハードな展開はなかったですね。
電脳世界うんぬんの要素は説明なしに出てくるんですけど、全体的なストーリーはそれほど小難しくないんですよね。(ひとつひとつの要素を突き詰めていくと実はすごく面白いですが。マテリアルボディとか)
たぶんサイバーパンク入門編みたいな感じになるんじゃないでしょうか。

展開が割とアニメの王道を行く感じでした。
非物質社会にどっぷり浸かった主人公が、地上の不便で煩わしい物質文明と出会って徐々に変化していくという流れが、ある意味ステレオタイプの展開です。

そしてその物語で動き回る主人公も、ツンデレ少女というステレオタイプの個性なんですよね。
キャスティングも釘宮理恵で、思った通りのキャラクターになってるというか……。
(ちなみに、林原めぐみ、高山みなみ、三石琴乃というベテラン陣が脇役で登場してるの豪華ですよね)

だけど、そこがこの作品ではキャッチーな部分になっていて、その敷居の低さは、コアなSFファンよりも中高生を狙ってると思うんですよ。終盤はスリルよりも多幸感に包まれますからね、この作品。
そういう意味で、サイバーパンク入門編。



アンジェラのかわゆさの他の見所は、機動外骨格と呼ばれる戦闘ロボ・アーハンの戦闘シーンですね。
おそらく演出の京田知己の手による戦闘シーンがキレッキレに走ってたんですが、この京田知己という人は「交響詩篇エウレカセブン」で格好いい空中戦をやってくれた人なんですよ。
ちょっと速すぎてわけわかないくらいなんですがかっこよかったですね。「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」の高速戦闘を思い出しました。

機巧っぽい外見の美少女、ロボットによる戦闘、この二つだけとっても制作側がやりたいものがちゃんとやれた作品だったんじゃないかと思います。
ただ、着地点が少しボヤケた印象もありました。
ディーヴァ社会についてもっと描いてほしかったし、終盤の展開でフロンティアセッターの大義が少しブレてしまった気がするんですよね。

何より、アンジェラが結末に直接関わるフラグを盛大にへし折ったんですよ(笑)
あのフラグが実現していたら、SFファンも納得してしまうようなセンス・オブ・ワンダーになっていたと思うんですが、けっこう身近な価値観に着地しましたね。その辺も入門編と感じた理由かも。

まあとにかく若い人たちに観てほしい作品ですし、若い人たち向けに作ってると思います。
この作品をきっかけにして、SFに興味を持ってもらえれば嬉しいですし、最近また盛り上がってきているというサイバーパンクがより一般に浸透するきっかけになったりしたら面白いと思うんですが。 

「スキ キライ ナイト / 菊間夏夜」武闘派担当かやたんのロックなキャラソン。和楽器の音色で味付けされたアレンジがかっこいい。

Wake Up, Girls! Character song series
スキ キライ ナイト
菊間夏夜(CV.奥野香耶)

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【映画】シャーロック・ホームズ シャドウゲーム



シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
(2011年、アメリカ)

【監督】
ガイ・リッチー
【出演】
ロバート・ダウニー・Jr
ジュード・ロウ
ノオミ・ラパス
ジャレッド・ハリス
レイチェル・マクアダムス
スティーヴン・フライ
エディ・マーサン
ケリー・ライリー
ポール・アンダーソン
ジェラルディン・ジェームズ
ティエリー・ヌーヴィック
ヴォルフ・カーラー
ローレンス・ポッサ

感想(2014年11月14日、地上波にて鑑賞)

ロンドン各地で頻発する爆破事件を捜査するシャーロック・ホームズは、アイリーン・アドラーが何者かの指示で競売会場に爆弾を届けにいくところへ現れる。
ホームズの機転で被害は最小限で済んだが、爆弾の届け先ホフマンスタール医師は、何者かに心臓発作を装って暗殺されてしまう。

久しぶりにベーカー街221Bを訪れたワトソンを待っていたのは、モリアーティ教授がすべての黒幕だとするホームズの熱弁だった。
ワトソンの結婚前夜を祝うためにクラブに出かけた2人は、そこでジプシーの占い師シムザと出会う。
シムザはホフマンスタールが持っていた手紙の宛先だったが、事件の手がかりを知ったことでモリアーティの手先に命を狙われることに……。



ガイ・リッチー監督による新しいシャーロック・ホームズ像、第2弾。
すでに1作目の記憶は忘却の彼方ですが、1作目よりもさらにアクションえんたーていんめんと!していることは間違いないですね。

ホームズの推理力も、半分くらいは殴り合いの「読み」として描かれますし、何より宿敵モリアーティ教授とも殴り合う。
原作は知らないんですけど、「探偵」というよりはハチャメチャ工作員って感じがしなくもないです。

まあ、そのメチャクチャな人物像がロバート・ダウニーJr.によく合っていたと思います。
遠慮なしに娯楽に振り切っているので、熱烈なシャーロキアン以外は楽しめるでしょうね。

それに、ガイ・リッチー監督って割とこういう作風だと思うんですよ。
まあ、このシリーズの他には「スナッチ」と「スウェプト・アウェイ」しか見たことないんですが、どちらも殴ったり蹴ったり、どちらかと言えば下品でなおかつパワーがある作品。

この監督がシャーロック・ホームズを映画化すれば当然こうなるだろうというのはちゃんと見られたわけで、そういう意味では満足ですよね。
でも一方で、じゃあなぜこの監督だったのかっていう謎は残るんですけど…。

小ネタも爆笑ネタもどちらも効いてるし、ヘタなアクション映画よりも飽きさせない工夫がされてますし、ラストが小気味好いですし、良い娯楽映画だと思いました。
ただ、レイチェル・マクアダムス演じるアイリーン・アドラーがあっさり退場したのが残念といえば残念ですけどね。




【アニメ】PSYCHO-PASS 2 第7話

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PSYCHO-PASS サイコパス 2
第7話「見つからない子供たち」

感想

狡噛さん出てきたー!?狡噛さーん!!

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と言っても朱の脳内再生ということでしたが…。
これ、このタイミングで狡噛の幻が出てくるってことは、このまま最終回まで出番ないかもしれないですね。
出るとすれば劇場版の方かな?

脳内の狡噛と共に連続する事件の経緯をまとめ直していた朱。
こういうシーンあると視聴者は助かります。
ドミネーターを複数奪った鹿矛囲の目的は、1人では達成できないこと?

そして、狡噛との語らいはいつの間にか東金との語らいに…。
前回で東金に狡噛の姿を重ねてしまった朱ちゃん、今回も東金との会話を狡噛とのように錯覚したということですかね。

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狡噛の真似で吸い始めたタバコの香りがそう錯覚させたのか、東金の深い洞察力が狡噛を彷彿させるのか、あるいはその両方か…。
(余談ですが狡噛慎也と東金朔夜って語感も似てますよね)
視聴者や霜月としては東金ヤバイ奴で決定ですが、朱ちゃんはむしろ狡噛効果で東金の株が上がってるんじゃないでしょうか…。



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で、東金の秘密に触れてしまった霜月。
東金は、過去に担当監視官が潜在犯落ちした事実があり、しかしその記録は伏せられて新人執行官として一係にやってきた…と。
朱のことも潜在犯にしたがってるし、おそらく監視官を陥れるのが趣味なんでしょうね。

で、東金財団はストレスケアの分野に影響力ありそうだから、シビュラも東金に便宜を図らなければならないとか?
あいつまた監視官ダメにする気なんだろうなー…という懸念から、禾生局長は朱に東金のことを注視するよう言ったのかな?
でも、朱ちゃんは疑念を抱くよりむしろ東金を信頼してしまっていますね…(^^;;

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さて、霜月は東金の秘密を握っているけれど、そのことを東金も気づいてしまいましたね。
こうなってくると主導権を握っているのは東金の方です。霜月があぶない、霜月があぶない!
折しも、もうすぐ11月(霜月)が終わりそうなんですが、まさか霜月も終わりってことはないですよね!?



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禾生局長と朱ちゃんの丁々発止のやりとりが面白かったですね。
シビュラが認識すらできない鹿矛囲の存在をついに目視した朱。
しかし、シビュラの対応はなんとも手ぬるいもので、酒々井監視官のドミネーター使用許可の解除もしてくれない。(てか、使用不可にしようと思えばできるのね!)

色相がクリアな酒々井監視官の行動は正しいというシステム上の前提があるせいで、その監視官が執行官を次々殺していくのを止められないのだから、まあこのシステムは本当に欠陥品ですね(笑)
そもそも犯罪係数に基づいて執行するというこのアニメの根幹に関わる部分が揺れているわけで…。こんなSF設定さえなければ槙島も鹿矛囲ももっと簡単に逮捕できてるんじゃ…?(^^;;

とにかく、免罪体質の槙島はシステムに取り込もうとして、認識できない鹿矛囲はそのまま消えてもらおうというのは、やはり何か裏がありますね。
狡噛(東金)も鹿矛囲には何かシステムが見落としてる要素があるはずだ、と言っていたので、透明人間の謎が明かされるのを楽しみに待ちましょう。



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今回は雛河が目立っていました。
立てこもり事件の際に薬剤師がホロだったことを見抜いていたり、錠剤ふりかけでご飯食べてたり、3ケタの成長復元ホロを一晩で完成させたり…。

さらに、朱に対して「…おねえちゃん」とか!?
いや、以前「ごめん、おねえちゃん!」とか口走った時は正直誰に対して言ったのか理解できなかったんですけど、そうか常守監視官をおねえちゃんと呼んでいるのか脳内で!(笑)私の中では朱ちゃんは妹キャラ!(←どうでもいいw)

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十数年前の飛行機墜落事故で犠牲になった子供たちがもし生きていたらどういう顔だっただろうか、というのが成長復元。
それをホロにして被っていたのが鹿矛囲。
そして鹿矛囲自身は墜落事故の唯一の生き残り。

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さらに、身近な所にもそのホロを被っている人物がいたことが発覚します。
今回は特に事件はなかったけど、新事実発覚で背筋がゾワゾワしましたね。

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まさかあのセラピストも鹿矛囲の仲間だったとは…。1期まで遡って驚きですね。
しかも、1期ラストで潜在犯になった宜野座に対してセラピストが責任を感じてるような言動あったんですよね。
あれってもしかして鹿矛囲の力で宜野座もクリアにできたから、ってこれは考えすぎでしょうか?

まあとにかく、死んだ人間のホロをまとって生活している人間が多数いる。
彼らは日常生活ができてるから鹿矛囲のような透明人間ではない。
でもそのデータは巧みに偽装されているはず。

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代議士の場合は、成長復元ホロではなく臓器移植でしょうかね?
なんにせよ、メッセンジャー的な存在とか言われたくせに何も言わずに死んでしまった…(笑)

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でもちゃんと間髪入れずに真打ちのメッセンジャーがやってくるあたり、さすが雑賀教授(何が
次回8話でいろいろ明かされて、9~11話でラストミッションって感じですかね~。





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忘れてましたが、朱ちゃん(あーちゃん)の祖父母初登場!
血縁関係を表現したかったのは分かるけど、ちょっと目が大き過ぎでは!
そして、再会して30秒で孫娘を元気づける手腕、凄すぎでは!

【映画】いぬのえいが



いぬのえいが(2004年、日本)

【監督】
犬童一心
黒田昌郎
祢津哲久
黒田秀樹
佐藤信介
永井聡
真田敦
【出演】
中村獅童
伊東美咲
天海祐希
小西真奈美
宮崎あおい
佐藤隆太
乙葉
荒川良々
川平慈英
佐野史郎
渡辺えり子
木村多江
清水美那
戸田恵子
田中要次

感想(2014年11月8日、TV録画にて鑑賞)

ドッグフードのCMを手がけることになった広告プランナーの山田。
人気女優を起用して、彼女と犬の日常を描いたコンテを作る。
しかし、上司からはセクシー路線でいけ、クライアントからはBGMを演歌にしろ、女優のマネージャーからは出番を増やせ、などと勝手なリクエストが寄せられ、とんでもないCMが出来上がってしまう。

CM作りで落ち込んでいた山田は、ひょんなことから少年時代に世話をしていた犬のことを思い出す。
幼い頃、体が弱かった山田は田舎の町へ静養にやってきて、そこで捨てられた柴犬と出会い仲良くなる。
犬にポチと名前をつけ、毎日のようにボール投げをして遊ぶ山田だったが、ある時、発作を起こして倒れてしまい、ポチと離れ離れになってしまう……。



タイトルのとおり犬の映画です。
ペットブームの影響か、毎年のように犬と人の交流を描いた作品が作られる時期がありましたね~(遠い目)

そういったジャンルの作品を私は「犬の映画」と呼んでいたんですが、そのものズバリな題名です。
短編をいくつも収めたオムニバス映画になっているため、具体的なタイトルは付けられなかったんでしょうね。

「ポチは待っていた」というエピソードが主軸になっています。
CMプランナーの山田が幼い頃に仲の良かった(飼っていたわけではない)犬・ポチ。
そのポチが山田少年と生き別れになるエピソード、旅に出たポチがある女と出会うエピソード、ある場所で山田少年を待ち続けるエピソード、そして大人になった山田が故郷を訪れるエピソード…。

この主軸となるお話の合間合間で、コメディタッチのエピソードが挿入される感じです。
まあ、映画というよりはテレビの特番見ている気分で見ました。

最後のエピソード「ねえ、マリモ」というのがとても泣かせる内容でした。
ホームビデオ風の映像を通して、飼い主の女の子よりも先に老いて先に死んでいく犬の姿を切なく描いてます。

これ誰がどう見ても泣かせにきてるのが分かる内容で、これを最後に持ってきてムリヤリ感動させて帰らせようというのは、ちょっとズルいんじゃないかと(笑)
しかも、その前の「ポチは待っていた」も一応感動させようとしてますからね…。
ちがう話で二連続で泣かせようとは欲張りな演出だな…と(笑)

犬好きな人はガッツリ泣いてしまうラストでした。




【アニメ】交響詩篇エウレカセブン

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交響詩篇エウレカセブン

【監督】
京田知己
【シリーズ構成】
佐藤大
【アニメーション制作】
BONES
【声の出演】
三瓶由布子
名塚佳織
藤原啓治
根谷美智子
山崎樹範
小清水亜美
松本保典
中村彰男
山口太郎
宮野真守
水沢史絵
浅野まゆみ
大木民夫
志村知幸
長島雄一
沢海陽子
小村哲生
辻谷耕史
小杉十郎太
久川綾
小山力也
矢島晶子
杉山佳寿子
銀河万丈
青野武
玉川紗己子
赤司まり子

あらすじ

スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。辺境の街に住む14才の少年レントンの楽しみは、トラパーの波に乗って空中をサーフィンする<リフ>をすること。憧れのリフボーダー、ホランドの得意技を習得するため日々チャレンジするレントンだったが、辺境にいい波がくることはなく退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、巨大なリフボードで滑空する人型起動メカ・LFOが自宅に墜落する。世界最古のLFO<ニルヴァーシュ type ZERO>の中から現れた神秘的な少女・エウレカにひと目で恋に落ちるレントン。しかし、カリスマ反政府集団<ゲッコーステイト>のメンバーであるエウレカは、軍のLFOと戦うために出撃してしまう。英雄である亡き父が遺したニルヴァーシュの拡張パーツ<アミタ・ドライヴ>を祖父から託されたレントンは、退屈な日常から抜け出すため、エウレカへの想いと共に空へと飛び出した。ホランドに誘われゲッコーステイトに加入した少年レントンは、少女エウレカと共に様々な経験を得て成長していき、やがて世界の運命を大きく変えてゆく。

感想

2005年から2006年にかけて、全50話が放送されたSFロボットアニメ「交響詩篇エウレカセブン」
少年レントンとコーラリアンの少女エウレカの交流を中心に描かれます。

7月頃から全50話をゆっくりペースで見てました。
ニルヴァーシュのプラモとか、主題歌を収めたコンプベストとか家にあるのに、実はアニメ本編を見たのは今回が初めて。
けっこうネタバレしてる状態で見ました(PS2ゲーム「A.C.E.3」の功罪)けど、普通に楽しめました。
あと、画角が4:3のアニメって久しぶりですね(笑)





■カウンターカルチャーとメインストリーム

いろいろ新しい空気を取り込んでいた作品なんですが、そもそもバンダイで新しいロボット・ゲームを企画していた所にボンズからオリジナルのロボット・アニメを作りたいというオファーがあって、それが「Project EUREKA」の発足するきっかけとなったとのこと。
よって、アニメのヒットによって関連ゲームが作られたわけではなく、ゲームとアニメはこのプロジェクトの双璧を成す関係だったわけですね。

ただ、ゲームの企画に乗っかったとは思えないとても凝った世界観になっており、アニメでメインに描かれるのは、戦闘やアクションではなく、主人公の心理描写だったりするわけです。
作品紹介で「フィロソフィー・フィクション」と銘打ったことも、完全にゲームとは違う楽しみ方ができる作品であることを言い表してますよね。
よって、ゲーム云々は置いといて、アニメ単品で独立して満足できる内容であることは間違いないです。



作品内に見られる特徴では、SFロボットアニメでありながら、サブカルチャーを大胆に取り入れていることですね。
リフと呼ばれる空中サーフィンに興じるゲッコーステイトの面々は、反政府活動をしているとは思えないくらいラフなファッションに身を包んだ若者たちだし、BGMには第一線のアーティストによるテクノ・ミュージックがしばしば流れます。

特に音楽に関するオマージュは多く、人名・メカ・地名・現象・各話タイトルなど森羅万象の名称に音楽に関係する言葉が使われています。
こういった、音楽へのリスペクトを感じられる設定が、前々から気になっていた作品でした。

ただ、そんな一見チャラい連中であるゲッコーステイトも、物語が進むにつれて厳しい現実と向かい合うようになっていきます。
ホランド自身が語っていますが、彼は現実から逃げるためにサブカルチャーを利用してきたのだと。
ですが、いつしかモラトリアムは終わりを迎えます。

それと同時に、ストーリーの展開そのものも、サブカルあるいはカウンター的な手法から、王道の展開……愛と希望を描くメインストリームへと加速していったように思います。
サブカル設定からの王道ストーリーへの昇華。これが大きな特徴として挙げられると思います。



■ボーイ・ミーツ・ガール

やはり作品を語る上で欠かせないのがボーイ・ミーツ・ガールものであるということ。
しかも主人公レントンとヒロイン・エウレカだけではなくて、他にも多くのカップルがいましたね。
では、エウレカセブンの三大ボーイ・ミーツ・ガールをご紹介いたします。(怒り新党風に)

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まずは、レントンとエウレカの異種間カップル。
平凡な思春期の少年が恋したのは、人型コーラリアンという別の生命だった……。
お互いの幼さからくる諍いや、別の生き物であることからくる無理解によって、時にお互いを傷つけ合う二人。

レントンがアプローチするとエウレカが拒絶し、エウレカが歩み寄ろうとするとレントンは別件でフテ寝してたりする……。
そんなレントンの態度にキレてドアキックするヒロインの姿もありました(笑)

また、ニルヴァーシュの存在が不思議な三角関係を描いてたりするのが、このアニメ独自のものですよね。
自分よりうまくロボットを操縦できるレントンにイラつくエウレカとか。

ムカついて許して、許してムカついて。
少年少女の不協和音、そしてそれを最終的にすべて包み込む愛の物語ですね。



ホランドとタルホのカップルもじっくりと描かれていました。
ゲッコーステイトのリーダーとして世界に反旗を翻しておきながら、実は逃げ続けているダメ男ホランド。
そして、そんなダメ男を愛してしまった重い女タルホ。
月光号の操縦士であるタルホが、ダメ男をどんな風に操縦していくかがけっこう見所かもしれません(笑)

物語序盤ではけっこうお気楽美人として描かれるタルホで、レントンに絡んでくるシーンも多めですが、タルホがレントンを気にかける理由というのがまた重いんです。
それは、ホランドが、レントンにダイアン(レントンの姉)の影を見ているから、というもの。
好きな男が見ている自分以外のものを、自分もまた見ずにはいられない……。

ホランドを叱咤激励するシーンが多いタルホですが、その実、彼女自身も成長過程にあったんですよね。
いつしか彼女もホランドを本当に支えるべく変化しますが、それは体に別の命を宿した時からだったでしょうか……。



もうひとつのカップルは、ドミニクとアネモネ。
ノルブとサクヤも考えましたが、ノルブはボーイじゃないし……。
ただ、役割としては、ドミニク・アネモネもノルブ・サクヤも似たような立ち位置を担っていますよね。

それは、レントン・エウレカのカップルの可能性のひとつの提示であるということ。
アネモネは戦うことでしか自己を表現できない存在として描かれましたが、それは、レントンと出会う前、無表情でヴォダラクの民を虐殺していたエウレカの延長線上にある姿ですよね。
エウレカはレントンの存在によって人間らしさを獲得していったけど、レントンと出会わなければ、やはりニルヴァーシュに乗って戦うことでしか自己実現できなかったかもしれません。

最終的にはアネモネもドミニクの愛に救われるわけですが、エウレカとアネモネのそれぞれの恋模様が対比になってました。
ちなみに、ノルブ・サクヤ組は約束の地へ到達できなかった場合のレントン・エウレカを示唆する存在でした。



■全50話のロボットアニメ

1年4クールに渡る長い期間放送された作品ですが、王道の展開をいろいろ詰め込んでいた印象がある一方で、不必要に長かったかな……と感じたのも事実ですね。
決戦前にサッカー回とか正直要らないですよね……。
あと、5,6,7話を使ってそれぞれタルホ、子どもたち、月光号の男性陣とレントンが親睦を深める内容になってたりですね。1年あるから許される贅沢な時間の使い方してますね。

ストーリー的にはどれも面白いエピソードなので、何かを削れば良かったのでは……とは思わないんですよ。
ただ、レントンとエウレカの関係が進展しそうでしないというのが1年続くので、それはもどかしかったですね。

もちろんまったく進展しないわけではないんですけど、前述のように衝突して許し合ってというのを何度も繰り返して少しずつ理解しあっていくんですよ。
距離的には最初からすごく近くて、でもお互いに無知だから近すぎて傷つけてしまって……。でもやっぱり会いたいよ、キミが好きだ、というのをリピートするんですよ。
さすがに約束の地へ着いた後も夫婦喧嘩してるのには呆れました(笑)いい加減ケンカすんなよ、と。

ある意味それだけ丁寧に描いているっていうことなんでしょうけど、それに見合うだけの盛り上がりがクライマックスに感じられたかというと、ちょっと微妙でした。
むしろ最終話含むDVD13巻よりも、直前の12巻の方が燃える展開でした。
こういう長丁場の作品は後からDVDで一気に見るよりリアルタイムで週一で見た方が感動できるのかもしれないですね。



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まとめに入ろうとした所で、「エウレカかわいい」ってまだ書いてないことに気づきました。
序盤は完全にエウレカ見たさにレンタルしてましたね。
あと、レントンのジイちゃんがこれ良いんですよ……。
レントンも終盤はかっこよかったしね……。

その他にも魅力的なキャラクターたちが多数登場した作品です。
というか、50話も見たことで単純に愛着が湧いただけかもしれませんが……。

ロボットアクションもキレキレの回が多くありました。
そういう回は必ずと言っていいほど、監督の京田知己が演出を担当している回なんですよね。(京田知己のキレキレの戦闘演出は公開中の「楽園追放」でも観れます)

あと最後になりましたが、「クダンの限界」や約束の地に秘められた真実についてはしっかりSFしていました。
王道のボーイ・ミーツ・ガールものでありながら、しっかりと人間心理や人生哲学を落とし込んだ作品だったと思います。




【映画】誰よりも狙われた男



誰よりも狙われた男
(2013年、アメリカ/イギリス/ドイツ)

【監督】
アントン・コービン
【出演】
フィリップ・シーモア・ホフマン
レイチェル・マクアダムス
ウィレム・デフォー
ロビン・ライト
グレゴリー・ドブリギン
ホマユン・エルシャディ
ニーナ・ホス
ダニエル・ブリュール
ヴィッキー・クリープス
コスティア・ウルマン

感想(2014年11月5日、チネ・ラヴィータにて鑑賞)

ドイツ、ハンブルク。諜報機関のテロ対策チームを指揮するギュンター・バッハマンは、密入国した青年イッサ・カルポフをマークする。
イスラム過激派に関係していると思われるイッサの目的を知ることでテロ組織の尻尾を掴もうとするバッハマンだったが、イッサは人権団体の弁護士アナベル・リヒターを介して、イギリス人銀行家トミー・ブルーと接触する。

イッサの父親がブルーの銀行に遺した莫大な財産が、テロ組織へと流れるかもしれない。
対立する諜報部員やCIAがイッサの逮捕に動き出す中、バッハマンはあくまでもイッサを泳がせることでその後ろにいる大物を釣り上げようとするのだが……。



今年2月に急逝した俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作。
原作は、元MI6所属の作家ジョン・ル・カレによるもので、ドイツ・ハンブルクを舞台に9.11以降の諜報戦を描いた社会派サスペンスです。

難しいというほど難しい内容ではなかったんですけど、私自身、こういった重厚でリアルな映画を観ることに慣れてないので、どう書いたらいいか分からなくて難しい、というのはあります。

やっぱり、主演の演技についてどうのと書くことになるんでしょうか?(笑)
それもそれで私には難しい感想文になるんですけどね。
シーモア・ホフマンの出演作となると、「M:i:III」「脳内ニューヨーク」「パイレーツ・ロック」くらいしか見たことないもので、偉大な性格俳優だったということくらいしか分からないんですけどね。

今作では、追い詰められ周囲の無理解の中にあっても、己の信念を貫く仕事男を好演していました。
テロを起こす危険性のある若者をさっさと捕まえたい組織内部の感情と対立してまで、より大きな魚を釣り上げようと強引に計画を進めていきます。
なぜそこまで固執するのか、そんな疑問を抱くほどに執念を感じる演技でしたね。

それに対する応えは「世界を平和にするため」。
こういう作品でまさかそんな甘っちょろい言葉が出てくるとは思わなかったので驚きましたけど、これ半分は冗談で、でも半分は本気で世界を救おうとしてるんでしょうね。
なんつーか、希望よりも諦観が感じられる台詞でしたけどね。こういう言葉を理想に掲げないとやってられないような仕事だと思います。

で、主人公バッハマンのストイックな仕事ぶりが描かれるわけですが、それが報われない映画でもあります。
ネタバレになってしまいますが、大きな落胆で終わるんですよね。
それは、大きなリスクに対する安全策だったわけですが、結果としてバッハマンのやってきたことは水の泡となってしまいます。

バッハマンの計画が、組織内の慎重派や、CIAの横槍で失敗に終わってしまう……。
ではバッハマンが戦っていたのは誰なのか?っていう強烈な皮肉がありますよね。
テロとの戦いだったはずが、実は目的を同じくするはずの仲間同士で足を引っ張り合っていたという事実。
このやりきれなさが、最後に叫びとなって噴出したんじゃないかと思います。




「オオカミとピアノ / 久海菜々美」エリート志向お嬢様ななみんのキャラソンは、夢と希望にあふれた可愛らしい妄想のエンターテイメント。

Wake Up, Girls! Character song series
オオカミとピアノ
久海菜々美(CV.山下七海) 

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