自虐の詩(2007年、日本)
【監督】堤幸彦
【出演】
中谷美紀
阿部寛
遠藤憲一
カルーセル麻紀
西田敏行
アジャ・コング
竜雷太
岡珠希
丸岡知恵
感想 (2014年10月5日、TV録画にて鑑賞)
子どものころから不幸続きの幸江は、ダメ亭主イサオに悩まされる日々を過ごしていた。元ヤクザで無職のイサオは、ちゃぶ台返しが日課というろくでもない男だったが、幸江はイサオと一緒にいることが何よりも幸せだった。
そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。
そしてイサオは、足を洗ったはずの裏社会に戻りつつあった…。
業田良家の4コマ漫画を、堤幸彦監督が実写化した作品。
中谷美紀が夫に尽くす幸薄い女を、阿部寛が無口で乱暴者の夫を演じています。
序盤のちゃぶ台返し3連発で何故か笑えてきまして、そのせいか他のギャグも面白く、割と楽しく最後まで見ました。3回はズルいです…。
でも全体的にTV的な演出なので、映画ファンの中には拒否反応示す人もいそう…。
それと、最後まで見ると、なんのことはない話なんですよね。
妻が入院して、夫の心境に変化が起こるというだけの話。
そんなメインの話の合間に、学生時代の思い出や、幸江とイサオの出会いのエピソードを挿入してくるので、メインの単純さが誤魔化されているんですが…。
最後に幸江が学んだこと「幸も不幸もどちらにも意味がある」という言葉も、イマイチしっくりこなかったです。
なんでそんな悟りの境地に至ったのかが、映画の中で語られてないんですよね。
そもそもこれを言ってる幸江の状態は幸福の絶頂ですから…。説得力がない気が…。
そんなわけで、ギャグはそこそこ楽しめるかもしれませんが、中身は薄い感じがしました。
まあそれでも、中谷美紀の演技には見入ってしまうし、学生時代を演じた岡珠希・丸岡知恵も美少女ではないけど良かったですよ。
そして、中谷美紀とアジャ・コングが手をつないで笑ってる姿は何故かグッときましたし…。
なんか、ちゃぶ台の件といい、力技で押し切ってしまう映画でした。







































































