感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2014年10月

【映画】自虐の詩



自虐の詩(2007年、日本)

【監督】
堤幸彦
【出演】
中谷美紀
阿部寛
遠藤憲一
カルーセル麻紀
西田敏行
アジャ・コング
竜雷太
岡珠希
丸岡知恵

感想 (2014年10月5日、TV録画にて鑑賞)

子どものころから不幸続きの幸江は、ダメ亭主イサオに悩まされる日々を過ごしていた。
元ヤクザで無職のイサオは、ちゃぶ台返しが日課というろくでもない男だったが、幸江はイサオと一緒にいることが何よりも幸せだった。

そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。
そしてイサオは、足を洗ったはずの裏社会に戻りつつあった…。



業田良家の4コマ漫画を、堤幸彦監督が実写化した作品。
中谷美紀が夫に尽くす幸薄い女を、阿部寛が無口で乱暴者の夫を演じています。

序盤のちゃぶ台返し3連発で何故か笑えてきまして、そのせいか他のギャグも面白く、割と楽しく最後まで見ました。3回はズルいです…。
でも全体的にTV的な演出なので、映画ファンの中には拒否反応示す人もいそう…。

それと、最後まで見ると、なんのことはない話なんですよね。
妻が入院して、夫の心境に変化が起こるというだけの話。
そんなメインの話の合間に、学生時代の思い出や、幸江とイサオの出会いのエピソードを挿入してくるので、メインの単純さが誤魔化されているんですが…。

最後に幸江が学んだこと「幸も不幸もどちらにも意味がある」という言葉も、イマイチしっくりこなかったです。
なんでそんな悟りの境地に至ったのかが、映画の中で語られてないんですよね。
そもそもこれを言ってる幸江の状態は幸福の絶頂ですから…。説得力がない気が…。
そんなわけで、ギャグはそこそこ楽しめるかもしれませんが、中身は薄い感じがしました。

まあそれでも、中谷美紀の演技には見入ってしまうし、学生時代を演じた岡珠希・丸岡知恵も美少女ではないけど良かったですよ。
そして、中谷美紀とアジャ・コングが手をつないで笑ってる姿は何故かグッときましたし…。
なんか、ちゃぶ台の件といい、力技で押し切ってしまう映画でした。




【アニメ】PSYCHO-PASS 2 第2話

8e008b2d.jpg


PSYCHO-PASS サイコパス 2
第2話「忍び寄る虚実」

感想

第2期・第2話。
1期の第2話は、突っ走った第1話の回収とか説明に終始してた感じだったんですが、2期の第2話は、ノンストップで事件が続き謎が膨らんでいくという…!
話数が少ないせいもあるんでしょうが、いやいや…面白いですわ…いろいろ書かなきゃいけないことが…。



まずは、前回謎の男・鹿矛囲(かむい)に拉致された二係の監視官・酒々井(しすい)について。
鹿矛囲に眠らされ(?)、その手に握っていたドミネーターで部下の執行官を殺害したわけですが、記録上は鹿矛囲の存在は認識されておらず、何らかの理由によって監視官が執行官を処刑したという公式見解。(シビュラの)

しかも酒々井のドミネーターは未だに機能しており、よって酒々井監視官はまだ捜査を続けている?
少なくとも色相が濁って潜在犯になってはいないようだ、と…。謎の失踪だが反逆行為ではない、と…。

明らかに何かのトリックが働いてるはずですが、この偽装が鹿矛囲の能力や技術によるものなのか、シビュラシステムが例のズルをしているのか…。
鹿矛囲とシビュラにつながりはあるのか…。

鋭い朱ちゃんは、記録に残っていない第三者がいた可能性について言及。
この透明人間説は、シビュラシステムに欠陥があることを前提とした仮説なので、それを受け入れることはこの時代の人にとっては容易ではないのだけれども、朱ちゃんは1期でシビュラの正体を知り、嫌悪しているのでこういう発想が出てくるのは自然ですね。

e5e72c24.jpg


一方、二係の監視官・青柳さんは「そんな透明人間がいたとして、それを捕まえるのは私の仕事じゃない」みたいな感じで、クールに職務範囲内の仕事をしようとする。
ここ、正義感で動いてる朱ちゃんとはちがうところですね。



bf0eb9a4.jpg


0ca98afd.jpg


次に、拘留中の犯人・喜汰沢の犯罪係数が執行対象外まで低下するという驚きの事態も発生。
前回は、300以上あった数値を299まで落として処刑の対象から外して確保、という展開でしたが、今回のこれはまったく別の現象。

爆破事件を起こした事実は消えないので、事件の犯人には違いないけど、サイコパスがクリアなので拘留場所を変えなくちゃならんという法律のめんどくさい側面がここで…(笑)
結局その移送中に喜汰沢は逃亡し、「鹿矛囲のおかげでクリアになれる」などと意味不明な供述を残して…。

4d1a805f.jpg


その頃地上では鹿矛囲が涙を流して「彼はまだ戻れたのに…っ!」と悔しがるという…、いや、まじ分からん…このアニメどうなるんですか?!
鹿矛囲にどんな能力や技術があって、シビュラの目から逃れたり、サイコパスをクリアにできるのか?

そして視聴者誰もが「いや、もう戻れねえよ…」と思ったはずの喜汰沢に鹿矛囲はどんな目的があって協力したのか?
いやいや…謎、膨らませましたね!

ひとつ思ったのは、1期の黒幕・槙島が、自分の行為が悪だと知りながらそれをやってたシリアルキラーだったのに対し、2期の謎の男・鹿矛囲は、涙を流したことからも分かるように、自分の行動が正しいと信じて疑わない…のかもしれないということ。
鹿矛囲は自分の行為が悪だと感じていない真性のサイコパスかもしれないし、あるいは自分の信じる正義のために仕方なく手を汚しているのかもしれない。

どちらにせよ、朱と鹿矛囲それぞれの正義がぶつかり合う展開が待っているのかな、と思いました。



0f588c05.jpg


細かい所を挙げていくと、まずは霜月、ウザキャラになりつつありますが、彼女の高校時代のこの画像を見る限りもともとウザめな子なんで気にしません(笑)

d3cde630.jpg


弥生さんとは、1期で被害者側だった霜月に弥生さんが優しく寄り添ってたシーンがあり、その頃から弥生さんには憧れのようなものを抱いているのかもしれないですね。
前回、身を呈してかばってくれたってだけで今回のこの表情だったら、ちょっと霜月ちょろ過ぎる…(笑)
(余談ですが、犯罪被害者が後に主人公たちのチームに仲間入りする展開は、本広克行が手がけた「踊る大捜査線」シリーズでもみられた展開)

宜野座さんに食ってかかる怖いもの知らずな所もあります。
つーかギノって年下の女子に振り回される役回りが多い?(笑)宜野座さん乙。
この二人、霜月とギノにもなんかドラマあるのかもしれないですね。

050b6811.jpg


朱ちゃんは、部下から下剋上的に告発されそうになっても動じず、東金さんや翔くんを的確に配置して仕事させたり、定時で帰ったり、いろいろ成長が見られて嬉しいです。

そして、まさかのヒロイン宅に侵入者の痕跡(笑)
たしか以前に、シビュラの目が常に光っていて悪いこと考えれば事前に捕まるから、家に鍵をかける必要もなくなった…みたいな説明があったような気がするんですが、このアニメでしたっけ?

1a3dab81.jpg


「WC?」の文字は、やはりWhat Color?で良かったんですね?
実は前回の感想でそうじゃないかと書いてたんですよ私!(天狗)

「お前の血は何色だぁっ!」…ではないですけど、そういうことですよね。
「もし濁っているなら僕ならクリアにできる」という鹿矛囲からのメッセージなのでしょうか?
OP映像の「FREE WHITE」という言葉は間違いなくキーワードになってくると思うんですが…。「自由な白」…すべてのしがらみから解放された色相?

cbb1e28f.jpg


それから東金さんがいろいろと狡噛さんを思い出させる演出なんですが…、うーん、でもこれは朱ちゃんに「狡噛に似てる」と思わせ親近感を抱かせておいての裏切り展開だと思いたいですね。
視聴者に向けての演出ではなくて朱ちゃんに対しての制作側からの演出であると…。
コウちゃん整形説とかホロ説とかあるようですけども、そんな…コウちゃんはルパン三世じゃないですからね?(笑)

その他、凝りすぎたホログラム、宜野座さんがお世話になったセラピスト、怪しいものが他にもいろいろと…。
監修の虚淵玄氏は、「俺が引くくらいエグい」みたいなこと言ってるし…。
つーか、鹿矛囲の仕業と思ってたことが実は狡噛さんの仕業ってこともありえますからねー…。




今期見てるアニメ2014秋

もうすっかり朝晩寒くなってきて、秋到来という感じですね。
しかし、アニメ方面はむしろアツい!(個人の感想です)

ってことで、3ヶ月に一度の「今期見てるアニメ」で最近見てるアニメをザクっと紹介していきます。
毎話レビューしている「PSYCHO-PASS 2」は省略します。



ログ・ホライズン 2期



ログホラ第2シリーズが始まりましたね。
ゲームの世界に閉じ込められた主人公シロエを中心とした物語。
3話まで見ましたが、レイドバトルなど本格的な戦闘も描かれてます。

でも相変わらずシロエの真意はまだよくわからないまま……。
前のシリーズでのいろんな掟破りがあるので、今回はどんなことを企んでいるのか非常に楽しみですね。

シロエとアカツキが別行動という展開も興味津々。
各キャラの恋愛模様からも目が離せないですね。

98f10b7e.jpg




四月は君の嘘



大人気連載中のコミックのアニメ化。
来年3月までの2クールの放送となり、ちょうどその頃コミックの方も結末を迎えるんだとか。
母親の死をきっかけにピアノをやめてしまった少年が、天才ヴァイオリニストの少女と出会うという物語。

2話まで見ましたが、ちょっとセンチメンタルすぎるきらいはあるものの、完成度は高いですよね。
若年のアニメファンにとっては青春アニメの新たな金字塔となるのかもしれません。
個人的には、中学2年生という年齢設定の割には黄昏すぎだろう……とか思ってしまうんですが。これも中二病というのかな(笑)

もう2話目にして主要キャラ4人の複雑な恋模様が提示されているので、これも目が離せないですね。
なんか、入り込むと胸が痛くなりそうな作品です。
絶対これ切ないことになるでしょうよ……。

31d71b73.jpg




甘城ブリリアントパーク

efd96f02.jpg


ライトノベル原作のハートフル・コメディ。
京都アニメーションの制作で、個人的にはリアルタイムで京アニ作品を視聴するのはこれが初めて。

閉園の危機にある寂れたテーマパーク「甘城ブリリアントパーク」を再生するため、俺様系高校生が支配人代行を任されるという物語。
夢と魔法の国の住人(キャスト)たちは、どうやら本当に魔法の国の住人らしく、そんな彼らとのドタバタコメディといったところでしょうか。

2話まで見たところなんですが、閉園の危機をけっこうシリアスに描いていたので、ただ女の子可愛いだけのアニメでは終わりそうにないですね。
一方でギャグのテンポが良いので気楽に見れそうです。

声優・藤井ゆきよが、パークの支配人でお姫様のラティファを演じています。
劇場用アニメ「サカサマのパテマ」でパテマ役をやってたことから気になっている声優さんなんですが、実はログホラでも、てとらちゃん役というまったく真逆の役柄で出演しています。
そのへんもちょっと気になっていたり。

d2c7a555.jpg




うぇいくあっぷがーるZOO!



今年始めにレビューさせてもらったアニメ「Wake Up, Girls!」のスピンオフWEBアニメ。
それぞれのイメージアニマルに扮しデフォルメされたWUGメンバーたちが、やはり閉園間近の動物園を再生するために集められる、という設定。

ライオンのまゆしぃ、サメのあいちゃん、シロクマのよっぴーなどなど……まあ楽しそうですよね(笑)
実はお試し版として配信されてる第1話しかまだ見てないんですけど、22日からは各動画配信サイトでの配信が始まるので、これから見ていこうと思ってます。
第1話は公式サイトから見れますので試しにどうぞ → 公式サイト

果たして低年齢層の取り込みは成功するのかっ!?(笑)
……まあぶっちゃけアニメ本編のパロディが中心になると思うので、ファン以外の人がどの程度楽しめるのかは未知数です。(でもWUG知らない妹に見せたら「カワイイー」とは言ってました)
Wake Up, Girls!の明日はどっちだ!?



七つの大罪



新しい日5アニメは本格派ファンタジー。
「ハイキュー!!」を見ていた流れでなんとなく見ていますが……。
王国の危機にひとり城から逃げ出した王女エリザベスが、かつて王国を裏切り逃亡したという7人の聖騎士<七つの大罪>の一人メリオダスと出会うという物語。

エリザベスによる視聴者サービスにまんまと捕まったわけですが、いや、私はあくまで声優・久野美咲のブタ役が素晴らしいなと思って見てるんですよ本当です(笑)
ちなみに久野美咲はログホラではセララ役、「ガリレイドンナ」ではグランデロッソ(金魚)を演じていて、この人の声も独特で気になってるんですよね。

ただ、日曜の5時台というのは何気に我が家では激戦区でして……。
NHKの大相撲や笑点と重なるんですよね。
まあそれでも5:00からなら録画で済むんですけど、たまに放送時間繰り下げになったりするとアウト。5:30からは後述の作品を録画しないといけないのです。

なので、確実に1、2回は見逃すのかな……と。
まあWEBでも見れますけどね。
そこまでハマりそうにはないので、まとめの感想文は書かないことにして気楽に見ます。

e0451c9d.jpg




人形劇 シャーロックホームズ

e2e84658.jpg


最後、これはアニメじゃないんですけど、NHKの新しい人形劇。
三谷幸喜の脚本で、以前に先行放送された時に感想を書きましたね。
シャーロック・ホームズを学園モノに置き換えた物語で、学生のホームズやワトソンが、学校で起きた怪事件に挑みます。

5:30からはこれを録画しないといけないんですよ(笑)
三谷幸喜の人形劇は「新・三銃士」も楽しませてもらったので、今回も期待しています。



劇場アニメも観ていきます

202d9e61.jpg


昨日、映画館で購入してきた前売券。

「宇宙戦艦ヤマト2199」の新作、「星巡る方舟」は12月6日公開。
地球、ガトランティス、ガミラスの戦いが描かれるみたいですね。

「進撃の巨人」もDVD借りて見ようと思ってたんですが、それよりも早く劇場版総集編が公開されるようなのでそっち観てしまおうかと。
前後編に分かれているようなので、かなりしっかり味わえるんじゃないかと。
前編は11月22日公開、後編は来年になるそうです。

そして現在当ブログでレビュー中の「PSYCHO-PASS 2」の続編となる「劇場版 PSYCHO-PASS」も当然観に行きますよ、ということで。
なんかもう朱ちゃんが攻殻機動隊の素子を彷彿とさせるんですけど。絶対面白いでしょこれ……。
これは来年1月9日公開。それまでなんとかして生き延びなくては(笑)




【映画】ブラザーズ・グリム



ブラザーズ・グリム(2005年、アメリカ/チェコ)

【監督】
テリー・ギリアム
【出演】
マット・デイモン
ヒース・レジャー
モニカ・ベルッチ
ジョナサン・プライス
レナ・ヘディ
ピーター・ストーメア
マッケンジー・クルック
リチャード・ライディングス

感想(2014年10月4日、TV録画にて鑑賞)

19世紀、ウィルとジェイクのグリム兄弟は、各地を巡って魔物退治をして生計を立てていた。
しかしある時、フランス占領下のドイツに立ち寄った際に、フランスの将軍ドゥラトンブの部下カヴァルディに、ペテン師として逮捕されてしまう。

ドゥラトンブ将軍はグリム兄弟を見逃す代わりに、ある森で起こっている不可解な連続少女失踪事件のトリックを暴き、解決することを要求してくる。
兄弟たちは仕方なく要求を受け入れ、監視役のカヴァルディと共に不思議な森へと向かうが……。



奇才テリー・ギリアムがグリム童話を斬新にアレンジしたファンタジー映画。
主役のグリム兄弟役にはマット・デイモンとヒース・レジャー。
最初、彼らが出てることを知らなくて、「この人マット・デイモンみたいな顔してるな~」と思いながら見てました。まさか本人だったとは!!!!(笑)

ストーリーは割と一本道で無難な感じですが、至る所にグリム童話や他のおとぎ話のネタが散りばめられています。
私でも分かったのは、赤いずきんやヘンゼルとグレーテル(そのものズバリが登場します)、リンゴを与えようとする老婆(白雪姫)、序盤でジェイクが大切な財産を豆と交換してしまうのはジャックと豆の木だし、入り口が無くて窓があるだけの塔はラプンツェルを思い出させました。

ただし、そういった要素はあくまで借りてきただけに過ぎず、例えばジェイクの豆はその後巨大に成長もしなければ、何かの役に立つわけでもない。
あくまで名前だけ登場させてみましたー、みたいな感じなんであまり深い意味は与えられてないんですよね。
まあ、豆に関してはグリム兄弟にとっての忌むべき過去ということで、兄が弟を罵るときに使われてましたけど(笑)

そんなわけで、グリム童話をリミックスしたというよりはサンプリングした……に近い感じ。
あと、ファンタジーではありますが、テリー・ギリアム監督の世界観というか、どことなく奇妙で暗いイメージがあります。




ありがとうトム

ゆけちです。



先日、聞き覚えのない差出人からの荷物を開けてビックリ。

映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のキャンペーンに応募したら運良く当選し、Tシャツとキャップが送られてきたんです。ヒャッハー!

d18fcb68.jpg


開封するまで新手の詐欺だったらどうしよう……とか不安だったんですが、Tシャツに印刷された「LIVE DIE REPEAT」の文字を見て、「あああああっ!そういえば!」となりました。(EDGE OF TOMORROWというのは英題)
まったく当たるなんて思わずに気軽に応募したもんですから。
ぶっちゃけ3ヶ月前にオーキル観たことすら忘れてた私(笑)

しかし、そんな無礼な私にまで、こんな素晴らしいプレゼントをくれるなんて……。
やっぱりトム・クルーズは最高です(なんかちがう)
このTシャツとキャップは末代まで家宝として……(先に結婚しろ)

とにかく久しぶりに声を上げて喜びましたよ(普段どんな生活だ私w)
トム映画を観に行く時はこれを着ます!



ちなみに「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を知らない人のために説明すると、
桜坂洋という人が書いたライトノベルが原作で、トム・クルーズ主演で映画化されました。

ちなみに公開当時、私は原作と、コミカライズ、実写映画と立て続けに鑑賞しましたが、一番気に入ったのは原作だったことは、Tシャツ当たった今となっては口が裂けても言えないことですね!(爆)
オーキル最高!トム最高!

【映画】セブン




セブン(1995年、アメリカ)

【監督】
デヴィッド・フィンチャー
【出演】
ブラッド・ピット
モーガン・フリーマン
グウィネス・パルトロー
ジョン・C・マッギンレー
リチャード・ラウンドトゥリー
R・リー・アーメイ
マーク・ブーン・Jr
ダニエル・ザカパ
ケヴィン・スペイシー
リチャード・シフ

感想(2014年9月28日、TV録画にて鑑賞)

雨の降り続く大都会で起こった凄惨な殺人事件。
退職まであと1週間と迫ったベテラン刑事サマセットと、田舎から配属されてきた血気盛んな若い刑事ミルズは、この猟奇殺人事件の捜査にあたる。

やがて、犯人はキリスト教の<七つの大罪>に基いて殺人を繰り返していることが明らかになる。
サマセットとミルズは図書館の貸出履歴から容疑者を絞り込むが……。



オールタイムベストに挙げる人も多い傑作サスペンス。
私はフィンチャー作品を語れるほど見てないんですけど、この作品はとても面白かったです。
面白かったというか、なるほどたしかにこれは人気出るわ、という感じ。

まあ、ここでヘタに書いて無知を晒すこともないと思うので、あまりくどくどと書きませんが、やはり「衝撃のラスト」が衝撃的でしたね。
結局、この事件で勝ったのは誰だったのか…。正義の所在は…。
好きな人は考察が行き過ぎて、実はあいつが真犯人なんだとか、ハッピーエンドなんだとか、言うんですけど、そこまでカルト的な人気も獲得した映画です。

で、衝撃的なラストに至るまでの描写も、グロテスクな部分はグロく、唐突に犯人と出くわしたり、いろいろドキドキさせてくれます。
一方で、モーガン・フリーマン演じる退職間近の老刑事が漂わす哀愁がたまらなかったりします。

<七つの大罪>に疎い私でもそれなりに楽しめたので、見たことない人はけっこう気楽に見てみるのをオススメします。
考察しようとすると、七つの大罪についての知識は必要みたいですが。

ところで、実は今回、深夜の映画枠で流れたのを録画して見たんですけど、もしかして最近始まったアニメ「七つの大罪」に便乗(?)してのこのチョイスだったんですかね?
アニメとは別の放送局だったんですけど、単なる偶然?(笑)




PSYCHO-PASS 2 第1話

PSYCHO-PASS サイコパス 2
第1話「正義の天秤<299/300>」

感想

夏の間に放送された第1期新編集版に続いて始まった第2期「PSYCHO-PASS 2」。
期待を裏切らない内容であることを第1話を見て確信しました。
今期はこの作品を毎話レビューしていこうと思います。


今回は、シビュラシステムに管理される社会に反抗する者が爆破テロを起こしたという内容。
早速、朱や宜野座たちが捜査に急行しますが、第2期なので細かい説明は一切なし!
完全に1期をみんな見てるという前提で語ってますね(笑)まあ、直前まで新編集版流れてたから問題はありません。


1期の1話と同じく短い時間で、物語の基本的な構造を解説してしまう手腕は今回も見事で、たった24分そこらの間にドミネーターの3つのモード、パラライザー、エリミネーター、デコンポーザーをすべて披露してしまうというサービスっぷり。
第1話から飛ばしてますよ、今期も。


メインの展開としては、犯罪係数の下降傾向を察知した朱が、ノン・リーサルの範囲である「299」になるように、犯人を説得するというのが、ひとつ今期の目安になるんでしょうね。
「システムは完全じゃないかもしれない。だからこそその中で生きる人間が正しくあろうとすることがだいじ」これは犯人に対してだけではなく、殺さなくて済む人間は殺さないという朱の行動を裏付けるものですよね。

1期の1話からエリミネーターで撃つことをためらっていた朱ですが、その頃とは違って単に優しさや甘さから即時量刑を拒んでいるのではない、ということも分かります。
たぶん、完全にオーバー300して戻る気配なければ、冷徹に処置していたと思うし、そういう強さを1期で手に入れてますよね朱ちゃんは。

1期冒頭の狡噛やギノとは別のたくましさや冷徹さを持ってるなーという感じ。
正直、女性監視官しかいない一係・二係に不安もあったんですけど、朱ちゃん見てたらかっこよすぎて不安吹き飛びました。
もう、朱ちゃんじゃないんだ、朱さんだ…。


その朱さんの真意を図り兼ねて生意気なツッコミばかりになっているのが、新しい監視官の霜月美佳。
1期の桜霜学園の事件で友人を失い、最終回で刑事課一係に配属されてきたあの子ですね。
新しいと言っても、もう1年も朱と共に監視官やってるらしいですが。

どうやら、朱の行動に反抗し、職場内で対立することになる関係のようで。
「あなたは、間違っています」なんて決定的な言葉も出てきちゃいましたよ、まだ1話なのに!(笑)


二係監視官の青柳さんも、どちらかというと監視官としての常識的な立場を取る人物で、丸くなったギノの代わりに朱に対するストッパー的な役割になるのかもしれませんね。
霜月の方はもっとこじらせそう。…というか、こじらせてくれないと面白くならないはずなんで(笑)


で、丸くなったギノ…と書きましたが、あの冷酷無知(誤字ではない)な宜野座さん、朱の行動の真意を考え、見守ることができる人物に成長を遂げていました。
潜在犯落ちしたことで、ルールに束縛されることがなくなったのかな。割と自由にやってらした。同僚にドミネーター向けたり(笑)
「官僚」という枷が外れて、男を上げた宜野座さんステキです。

六合塚は相変わらずよくわからない子だけど、1期終盤で「あなたになら命を預けられる」と朱に告っていたので、今期も頼もしい仲間となるでしょう。
ただそれって、逆に言えばあんまり目立たないってことかもしれないんですけどね…。


新しく入った執行官が2人。
真面目そうな東金朔夜は、朱の犯人説得の際に自ら説得に加わるなどして、かなり印象深いですね。
元セラピストという経歴からなのか、別の思惑があるのか、気になります。


何せOPでこれですからね。絶対二面性ありますよね(笑)

元セラピストなのに潜在犯落ちを防げなかったわけですから、内心は相当ドロドロしてるはずですよ。


そして、もっとも気になるのが、最後に現れた鹿矛囲桐斗。
犯罪係数を読み取れないどころか、シビュラに人間として認識されないという謎の男です。

そして「WC?」が表すものとは?
What's Color? ではないよね…。

とにかく朱さんのかっこよさに、パラライザー撃たれたみたく痺れまくりでした。

【映画】チェイシング・エイミー



チェイシング・エイミー(1997年、アメリカ)

【監督】
ケヴィン・スミス
【出演】
ベン・アフレック
ジョーイ・ローレン・アダムス
ジェイソン・リー
ドワイト・ユーウェル
ジェイソン・ミューズ
ケヴィン・スミス
ブライアン・オハローラン
マット・デイモン
ケイシー・アフレック

感想(2014年9月27日、TV録画にて鑑賞)

人気漫画家コンビのホールデンとバンキー。
ある日訪れたコミックマーケットで、駆け出しの漫画家アリッサと出会う。
快活でチャーミングな彼女に一目惚れするホールデンだったが、すぐに彼女がレズビアンであることを知ることになる。

アリッサとの友人関係を続けながらも、彼女への想いは高まっていく。
一方、バンキーとの仲は険悪なものになっていく……。
ある雨の夜、ホールデンはついに決心をするのだが……。



一風変わった恋愛映画ですね。
恋愛…というよりも、セックスについての考察(笑)基本、下の話しか出てきません。
でもある面では、男性心理をうまく突いていて、誰にも共通する問題だと思いました。

チャーミングなアリッサに一目惚れしたホールデン。
しかし、実際アリッサと付き合ってみると、彼女はかなり奔放な女性でした。
後半になって、実は高校時代に複数の男と関係を持ったりして、「タコツボ」なんて下品なアダ名を付けられるほどだったことがわかります。

つまり、知性とユーモアに溢れる女性の、淫乱としか形容しようがない過去をホールデンは知ってしまい、愕然としてしまうんですね。
そこで彼がとった行動は、アリッサに怒り、なじり、否定するというものだったんですが、まあこれが世の男性の心理なのかなあ…と思いました。

いや彼女が俺の前に何人の男と寝てようと俺は気にしねえよ…という人もいるでしょうが、実際それを知らされてまったく動揺しない人はいないはず…。
男なら誰だって女性に対してどこか神聖なものを感じてるだろうし、その神聖さなくして恋はできないと思うんですよね。

しかしそれは男側の勝手な希望・妄想であって、現実は女性だって男並みにドロドロしているわけですよね。
それを受け入れるには若すぎたホールデンは、アリッサを失い、やがて彼女の影を追い求めるようになってしまう…というお話でした。

アリッサ役のジョーイ・ローレン・アダムスってかなりアニメ声だと思いました。




【映画】アシャンティ




アシャンティ
(1978年、スイス/イギリス/アメリカ)

【監督】
リチャード・フライシャー
【出演】
マイケル・ケイン
ピーター・ユスティノフ
オマー・シャリフ
ビヴァリー・ジョンソン
ウィリアム・ホールデン
カビール・ベディ
レックス・ハリソン

感想(2014年9月27日、TV録画にて鑑賞)

西アフリカの小さな村へやってきた、WHOの英国人医師デイビッドと、アシャンティの血を引く助手のアナンサ。
村人たちの診療を済ませたデイビッドはダンスで歓待を受けるが、その間に湖に出かけたアナンサがアラブ人の男たちにさらわれてしまう。
男たちは、黒人を拉致しては奴隷として他国に売りさばく奴隷商人スレイマンの一味だった。

アナンサが誘拐されたことを知ったデイビッドは、スレイマンがサハラ砂漠を横断しようとしていることを突き止め、同じくスレイマンに家族を奪われた男・マリクと共に追跡の旅に出るが……。



人身売買・黒人奴隷の問題を扱った70年代の映画です。
しかし、内容はあまり深くなく、社会問題はあくまで話の発端に過ぎず、主人公がさらわれた妻を取り返すために砂漠を旅するという単純で単調なエンタメ作品です。

最近は善良なおじいちゃんばかり演じてるマイケル・ケインが、妻のために必死に奴隷商人を追いかける男をアグレッシブに演じています。
妻役には黒人のビヴァリー・ジョンソンという方。
ところが、二人が夫婦という描写が最初なかったために、結局最後までそのことが分かりませんでした。

物語は、国連医師のデイビッドが看護師のアナンサに連れられて、アフリカのある村を訪れる所から始まります。
この時、村を初めて見たデイビッドにアナンサがいろいろ説明するんですが、その台詞から夫婦という感じはしなかったし、アナンサがデイビッドの頬にキスしたのもそういう女性・習慣なんだろうな…くらいに思ってしまって。

その後アナンサがさらわれ、デイビッドは彼女を探すためにツテを頼るんですが、そこでアナンサのことを「私の妻だ」と伝え、相手に黒人と結婚したことを奇異の目で見られます。
このシーンも、アナンサ捜索を円滑に行うためにデイビッドが嘘を言ってるんだと勘違いしてしまって(笑)
ただの職場の同僚を救うためでは協力を得られないと彼が考えたともとれますし…。

一方で、アナンサも奴隷商人に「私の夫は国連の医師なのよ」と、だから自分を解放した方が身のためだと告げるんですが、これも、彼女が自分が有利になるためについたウソだと思ってしまって(笑)
私のまったくの勘違いなんですが、この二人はお互いに相手が配偶者だとウソをつくことで目的を達成しようとしてるんだな…と。

で、最後にはデイビッドがアナンサを救い、二人は熱いキスを交わすんですが、ここに至っても私は「ウソから出た誠で二人は結ばれたんだな~」などと思っていました。
もうどうしようもなく話が分かってないという(笑)

もしかしたら劇中の協力者と同じく、白人が黒人と結婚するわけがない、夫婦であるはずがないという偏見を、私も持っているのかもしれないです。
素直に見れば勘違いはしないのかも。




残響のテロル



残響のテロル

【原案・監督】
渡辺信一郎
【音楽】
菅野よう子
【アニメーション制作】
MAPPA
【声の出演】
石川界人
斉藤壮馬
種崎敦美
咲野俊介
潘めぐみ
手塚秀彰
逢笠恵祐
坂本くんぺい
桑畑裕輔
かぬか光明
高橋大輔
土師孝也
森山周一郎

あらすじ

学校でいじめにあっている高校生の三島リサは、ある夏の日に転入してきた二人の少年と出会う。頭脳明晰で冷静沈着な<ナイン>と、純粋で人懐っこい<ツエルブ>。しかし、二人はある目的のために都庁を爆破する計画を進めていた。元警視庁捜査一課の刑事だった柴崎は、動画サイトにアップされた<スピンクス>と名乗る二人の若者の爆破予告に気づくが、予告通りに都庁で爆発が起こってしまう。偶然現場に居合わせ、ツエルブの犯行を目撃してしまったリサは、ナインから「ここで死ぬか、共犯者となるか」の選択を迫られるが……。

感想

ノイタミナ夏のアニメ「残響のテロル」。
7~9月の間に全11話が放送されました。

4cca7dd6.jpg


db46d299.jpg




■TALENTED & WASTEFUL

音楽・菅野よう子ということで、放送前からちょっと気になっていた作品。
調べてみたら原案・監督の渡辺信一郎もアニメ監督として有名な人ですね。
キャラクターデザインの中澤一登も有名だし、シャープでリアルなキャラデザには好感が持てました。

b9dba077.jpg


しかし、全11話見終わってみるとなんとも言えない微妙な作品になっちゃいましたね。
一応、完結したことだけは評価できますが(完結する気のないラノベ原作と違って)、「面白かった」とはお世辞にも言えない感じです。
絵も、音楽も良かったんですけどね……。

個人的な見解をぶっちゃけてしまうと、これ、監督の考えた原案がそもそも面白くないと思うんですよ。
謎の施設で育った頭脳明晰でトラウマを抱えた二人の少年が、ある目的のために爆破テロを引き起こし、そこへ一人の少女が絡んできたり、刑事との駆け引きがあったり……という展開。
そして最後には、自分たちのことを知ってほしかった……で締めますから。えっそんなこと?という感は否めないですね。

3f3e1d75.jpg


さらに監督が原案っていうのが悪い方に作用した面もあるんじゃないかと。
見所の一つとして、スピンクスのなぞなぞに対する柴崎の推理、ナインとハイヴの知能戦というものがあったと思うんですけど、ミステリーとして考えた時にはとても物足りない出来でした。
もしもこの作品がミステリー作家が書いた原作のもとに作られていたなら、もっと面白い推理ゲームが見れたはずだと思います。

全11話という尺の短さも制約としてあったんでしょうけどね。
素晴らしい才能が集まった作品だったのに、その才能を称えるまでには至らなかった作品。
才能の無駄遣いという気がどうしてもしてしまいました。



■SERIOUS & CHILDISHNESS

当初はシリアスな雰囲気が良かったんですよね。
SF的な描写を排して現代日本を舞台にしたのも好感が持てましたし。
前述のキャラデザの良さも相まって、映像的な世界観は完成されてますよね。

0f441f1d.jpg


67114910.jpg


どこかセンチメンタルを抱きながら爆破テロっていうのも、最初は悪くなかったんですが、でもだんだんと鼻につくようになってきて(笑)
最後には中二病とも言える話になってしまった感じですね。
極秘施設の実験体だった少年たちが死を覚悟して行動し、そして死んでいく……ってなんか安直な感じするんですよね。

まあ最終的にどうなるかはどちらでもいいことなんですけど、やはり、ナインとツエルブがリサと出会ったなら、そこで何か化学変化が起きないとウソだと思うんですよね。
メインの3人が物語を通してどこか成長したようには見えないんですよね。
最初からこうなることはある意味見えていたし、だからこそそうならないようにあがいたり、何かを残すことが美しいわけじゃないですか。

2f64351e.jpg


だからこの作品は予定調和的に思えてしまうんです。
最初に結論ありきで作られたキャラクターなんですよ。
で、そこには、迫害された少年たちが社会に反抗して死んでいったらかっこいいだろう、という中二的なセンスが見え隠れしてるんです。

このキャラクターたちに共感するのって同じくらいの幼さを持った若者たちくらいじゃないかと。
シリアスなタッチの作品なんですが、描かれてる内容はどこか中学生時代のノートから引っ張ってきたような感じがしました。
こう断言できるのも、最終回の結末の微妙さがあればこそですね。「終わりよければすべて良し」の逆です。

c387f5e0.jpg




しかし、作画は毎回良かったし、音楽は本当に素晴らしかったんですよね。
面白かったらサントラ買おうと思ってましたもん。
でもまだ買ってません……そのうち借りようと思います(笑)
当ブログのやる気スイッチ
ブログランキングならblogram
ブログ内記事検索
タグ
ギャラリー
  • 「ちはやふる 上の句」広瀬すず演じるヒロインの魅力が作品に説得力を持たせる。
  • 「ちはやふる 上の句」広瀬すず演じるヒロインの魅力が作品に説得力を持たせる。
  • NEXT ネクスト
  • 精霊の守り人
  • ホワイトハウス・ダウン
  • ホワイトハウス・ダウン
  • 映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち
  • ダイヤモンドの犬たち
  • 「ハッカドール ハッカソング0号」カップリング「恋のアルゴリズム」が神曲!
  • 誘拐ラプソディー
  • 4DXでパンツァー、フォー♪「ガールズ&パンツァー 劇場版」
  • 4DXでパンツァー、フォー♪「ガールズ&パンツァー 劇場版」
  • 4DXで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(ネタバレ)
  • シュトヘル 第2集
  • アレックス・ライダー
  • 映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生
管理人のつぶやき
管理人プロフィール

ゆけち。

映画やアニメを見る側の人。

最新コメント