2012年の締めの記事はお気に入り映画の紹介を。
Yahoo!映画の「みたログ機能」で今年「お気に入り」に登録した映画作品をまとめてみます。
あくまでも「Yuckeが2012年に初めて見た、あるいは改めて見て、気に入った映画」ですので、「2012年公開のお気に入り映画」ではありません。念のため。
TV放映でしか見たことないのもあれば、映画館で一発K.O.を食らったものもあります。
一度お気に入りに登録した作品をお気に入り解除することは(今のところ)してないので、正直、今振り返ると「そんなに好きじゃないかも……」という作品もありますが……(笑)
Yuckeがどんな映画を好むのか一目で分かると思います。
2012年にお気に入りになった映画21
※公開年度・邦洋に関係なくアイウエオ順で並んでいます。
※すでにレビュー済みの作品はタイトルをクリックするとレビュー記事に飛びます。
初見は2010年、TV放映でした。その時はお気に入りに登録しなかったんですが、今年TVでまた放映されてるのをチラっと見て、お気に入りに登録。スピルバーグ監督のユーモアと宇宙への愛が詰め込まれた作品。実はインディ・ジョーンズの他のシリーズはちゃんと見た事がないんですよね。これが映画4作目になるわけですが、前の三作と比べないことも高評価の一因?
同名漫画を小栗旬と岡田将生の出演で実写化。宇宙飛行士への夢を掴んだ弟と諦めた兄。そのダメ兄が奮起する物語。こういうアイドル映画のようなジャンルは基本スルー(特に邦画は)なんですが、騙されたと思って観てみたら、僕自身がダメ兄だからか琴線に触れまくりでした。挿入歌のセンスも光ってましたね。
H・G・ウェルズ原作SF小説をスピルバーグ監督が実写化。トム・クルーズ主演ということで知名度は高いですが、同時に結末のモヤモヤ感のせいで評価も低い作品(笑)僕自身は初見の時から割と好意的に見ていたのですが、原作小説を読む機会があり、その内容を知ってから再びこの作品を見てお気に入りに登録しました。とにかくトライポッドが好き。
リドリー・スコット監督が描く「エイリアン」の前日譚「プロメテウス」公開に合わせて、シリーズを「1」から「4」まで見たのですが、一番気に入ったのはジェームズ・キャメロンが監督した「エイリアン2」。とにかく、終盤の一難去ってまた一難が5回くらい連続するので満腹です(笑)少女の存在が主人公やエイリアンの母性を際立たせます。
ジャン=ピエール・ジュネがメガホンを取った4作目。シリーズで一番ユーモアに溢れるのは多分監督のせい。ついに決着、なんですが、常識を逸脱した関係性が描かれているのがすごい。あと、ウィノナ・ライダーに妙に引き込まれるな~と思って見てたら、この人、僕が大好きなあの役でした!(笑)ただ正直「エイリアン2」と同レベルとは言えないかな……。
90年代に社会現象を起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の新たなシリーズの2作目。「序」「破」「Q」と見た中では、一番好きなのが「破」。やはりアスカの存在が大きいと思うのだけど、明るさと理不尽さがどちらも前面に押し出されている印象。逆に「破」がこの雰囲気でなければ「エヴァ」にハマってなかったかも。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守監督の最新作。不覚にも涙してしまったアニメ映画。おおかみこどもたちが可愛くてしかたない。特に幼年期の雪のうるさカワイさが他人事で観ているこっちには楽しすぎる。家族の絆と成長・巣立ちを描いた作品ですが、母親視点でなくても充分に感動できたのが意外な映画でした。
「運命じゃない人」「アフタースクール」の内田けんじ監督作品。広末涼子のコメディエンヌっぷりにかなり笑わせてもらった作品。勝ち組男が銭湯で転んで記憶を失い、自殺願望のダメ男の人生と交換されてしまう物語。かなり笑える作品なんだけど、どこか、人生を生き抜くヒントみたいなのも描かれてる作品。
吉田大八監督が描く青春群像劇。学校一の人気者「桐島」が突然バレー部を辞め、学校を休んでしまう。そのことで他の生徒たちのそれまでの関係性が微妙に崩れ始め……。学校の主役「桐島」が最後まで出てこず、残された脇役たちにスポットライトが当てられた映画。とにかく人物描写や些細な事で変化していく友人関係が面白い。
海堂尊の医療ミステリーを竹内結子・阿部寛主演、監督・中村義洋で実写化。「チーム・バチスタの栄光」とともにTV放映で見ましたが、前作の魅力そのままの二人が良かったし、堺雅人の悲壮感漂う演技が素晴らしかったです。ラストはミステリーから離れ、パニック救命モノ的な感じだけど、不覚にも涙。あと竹内結子が綺麗すぎてヤバイ。
バカバカしさが突き抜けてるコメディ作品。TV放映でしか見たことないですが、定番というか殿堂入りみたいな感じでお気に入りに登録。少林拳の使い手たちがサッカーで全国制覇を目指す。ボールが燃えるわ、デブが空を飛ぶわ、ヒロインの扱い(あばた顔→厚化粧→ハゲ)が酷すぎるわで、大好きな作品。チャウ・シンチーのスタイルは好きかも。
エドガー・ライス・バロウズのSF小説「火星のプリンセス」をディズニーが3D映画化。惑星「バルスーム」に迷い込んだ青年の奇想天外な冒険譚。主演のテイラー・キッチュのやんちゃな表情が好きで、さあこれからクライマックスというところで笑いを入れてくる作品の軽さも好き。そしてキモカワイイ犬が驚きの性能ですごい!
P・K・ディック原作のSF映画で、1990年にシュワちゃんが主演した同名映画のリメイクにあたります。2012年版ではコリン・ファレルが主演。レン・ワイズマン監督のド派手な演出と、彼の奥さんケイト・ベッキンセイルがイイ感じに恐い。パワフルさや物語ではシュワ版に敵わないものの、未来世界の描写は面白かったです。
5年くらい前にTV放映で見てからずっと好きだった作品。これも細田守監督の作品で、「おおかみこども~」の公開に合わせて再映されていたので観に行きました。時間跳躍「タイムリープ」能力を手にした少女と、彼女を取り巻く環境の変化を描いたアニメ映画。誰もが憧れる、しかし、ほとんどの人が手にしたことのない淡い青春を描いていて、とても切ない作品ですね。
原作から好きなシリーズで、これがラストなら三部作として納得の出来かな、と。今回はエドマンドとルーシーが従兄弟のユースチスとナルニアへ。人をさらう霧の正体を求めてカスピアン王子の航海に同行。今作で一番はネズミ剣士のリーピチープ。ユースチスとの友情がアツかったし、ラストの船出のシーンはものすごくいいベストショットが一瞬見れます。
何年か前のTV放映の録画を暇つぶしに見てみたら予想外に面白かった作品。飛行機を安全に運行させるために働く、様々な空港スタッフの活躍を描いたコメディー映画。TV予告などでは綾瀬はるかばかり目立ってますが、実は空港で働く女性たちにスポットを当てた作品でもあり、女優さんたちがみんな魅力的。ハッピーになれたのは言うまでもありません。
原作:伊坂幸太郎×監督:中村義洋のタッグは「フィッシュストーリー」や「ゴールデンスランバー」でお馴染みですが、最初思い出せなかったのが「ポテチ」というタイトル。作品集「フィッシュストーリー」に収められていた短編で、読んだことはあるんだけど忘れていたお話(笑)68分という掌編ながら、とても楽しめた作品で、監督自身が登場し活躍するのがたまらない。濱田岳の演技を堪能し、木村文乃というこれからが楽しみな女優を知った作品。
2011年に放送され熱狂的な支持を集めた深夜アニメを再編集した劇場版。魔法少女として世界存亡の危機と闘う少女たちの葛藤を描く。実力派クリエイターたちによるダーク・メルヘンな世界観も素晴らしいし、終盤で明かされる秘密や物語の落とし所がとにかくたまらなかった。「萌え」と呼ばれる雰囲気の中に容赦の無さが満ち満ちていたアニメ。来年公開の新作映画は期待大。
人間嫌いの青年がある日、兄夫婦に恋人を紹介するが、それはネットで注文した等身大リアルドールだった……という物語。心を病んでしまった青年と、彼を取り巻く町の人々の人間模様がハートフルに描き出されます。小さなコミュニティの暖かさに触れられる映画。そして主人公ラースが最後に下した決断が意外。
絢爛豪華な歌と踊り、ハリウッドのVFXを駆使したド派手で意味不明なアクションが満載のマサラムービー。インドのスーパースター・ラジニカーント扮する人間に恋をした高性能ロボットが、自身を破壊した博士を恨み暴走するアクションSF。後半のわけわからないアクションがとにかくすごい。A.R.ラフマーンの音楽も素晴らしい。濃密すぎる3時間でした。
以上21作品、皆さんが好きな映画はありましたでしょうか?
正直言って、お気に入りに登録したりしなかったりの判断基準はその日の気分なので、シビアに選んだ時期もあれば、ゆるく選んでしまったものもありますが(笑)
まあ、とにかく、映画って素晴らしいですよね!(ムリヤリ締めるw)
では、これで今年最後のブログ更新になります。
読者さまのおかげで一年間楽しくブログ交流できました!ありがとうございました♪
2013年も頑張りますのでどうぞよろしくお願いします♪
読者さまの一年の健康を祈願して……。