マスク・オブ・ゾロ
(1998年/アメリカ)
【監督】
マーティン・キャンベル
【キャスト】
アントニオ・バンデラス
アンソニー・ホプキンス
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
スチュアート・ウィルソン
マット・レッシャー
アンソニー・ホプキンス
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
スチュアート・ウィルソン
マット・レッシャー
*あらすじ
20年前、「怪傑ゾロ」としてメキシコの民のために戦っていたディエゴは、知事モンテロによって投獄され、生まれたばかりの娘を連れ去られていた。20年後、モンテロが再びカルフォルニアの地に立った時、その傍らにはモンテロの娘として育てられたディエゴの娘エレナがいた。老いたディエゴは、モンテロの野望を砕き、娘を取り戻すために、お尋ね者の青年アレハンドロに剣術と教養を叩き込み、ゾロの後継者に育て上げようとするが……。
*感想(2012年1月3日、TV録画にて鑑賞)
お正月にピッタリな映画。つーか、お正月になると放送される気がする映画。
特におめでたい内容でもなんでもないんですけどね。
あ、でもなんとなく「かくし芸大会」ぽいかもしれない、いろいろと。
スピルバーグが製作総指揮に名を連ねていることもあって、ゾロは子供たちに夢や希望を与えるような、そんなヒーロー像で描かれていますね。見ていて安心。
そして終盤の、隠し金山を舞台にしたアクロバティックなバトル。これもやはりスピルバーグに関連付けてしまっていいと思います。いいでしょうか?いいですよね?(笑)
監督そっちのけで話を進めてますが、監督はマーティン・キャンベル。
wikiに「アドベンチャー映画が得意」と書いてあったので、終盤も含めたアクションは監督の成せた技かもしれません。
でも、スピルバーグが関わってる映画は、なんとなく、見てると楽しくなる作品が多いような気がします。この映画が楽しいのもスピルバーグのおかげと思いたい……。
いまさらですが、スピルバーグ推しです^^;
主演はアントニオ・バンデラス。スペイン出身のセクシーな俳優ですね。
ちょっとやんちゃな感じが盗賊上がりの二代目ゾロにピッタリ。
初代ゾロにはアンソニー・ホプキンス。あれ、アクションだいじょぶ?って感じの御年ですが、意外に軽々と動きまわってみせます。
しかし、やっぱりこの方の見所はその表情。実の娘に身分を隠して対面した時の表情がたまらない。
ヒロインにはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。勝気な令嬢エレナを色香たっぷりに演じます。
しかし、あらすじの「20年前」という言葉を信じるならば、二十歳そこそこの役のハズ。
正直そうは見えませんでした、色香が……。
ちょっと危なっかしい二代目ゾロの活躍、そして初代とエレナのドラマと、飽きずに最後まで楽しめる映画ですね。