感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2012年02月

2012年2月に見た映画

2月に見た映画の一覧。





2/3 ナイトミュージアム2  地上波にて
2/4 西の魔女が死んだ
2/5 ミスティック・リバー
2/11 脳内ニューヨーク
2/12 カンナさん大成功です!
2/12 コン・エアー  地上波にて
2/18 TIME  @109シネマズ富谷
2/19 サハラ 死の砂漠を脱出せよ
2/23 メランコリア  @フォーラム仙台
2/25 ヤッターマン
2/26 アバター





いつもどおりTV放映の録画が中心です。
劇場鑑賞は「TIME」と「メランコリア」の2作品。まったく毛色の違うSF2作品です。
「メランコリア」はSFとは言えないかも……。(ちなみに画面酔いしました^^;)

詳細レビューは約3ヶ月後になりますm(_ _)m

【音楽】THE BEST OF AR RAHMAN Music and Magic from the Composer of “Slumdog Millionaire”



THE BEST OF AR RAHMAN Music and Magic from the Composer of “Slumdog Millionaire”

A.R. Rahman, V.A.
Bollywood Records/Legacy Recordings, 2009, India

曲目

1. Rand De Basanti
2. Khoon Chala
3. Barso Re
4. Tere Bina
5. Mayya
6. Ghanan Ghanan
7. Radha Kaise Na Jale
8. Dheeme Dheeme
9. So Gaye Hain
10. Gurus of Peace
11. Yeh Rishta
12. Ae Nazneen Suno Na
13. Shakalaka Bady
14. Warriors in Peace (Hindi version)

感想

“インドのモーツァルト”とか“インドの坂本龍一”とか呼ばれるインド音楽界の最重要人物・ARラフマーン。
100本以上の映画音楽を手がけ、全世界で3億枚のシングル・アルバムを売り上げ、アジア人で最も売れたアーティストだとか。(坂本龍一に例えるのはおかしくね?w)
このアルバムは、彼の2000年代ベストアルバム的内容みたいです。入門編としても最適らしい。

僕は映画「スラムドッグ・ミリオネア」で初めてラフマーンの名を知ったのであまり詳しくはありませんが、その圧倒的なパワーに心奪われ「スラムドッグ~」のサントラとほぼ同時にこのベスト盤も購入しました。(副題には親切にも「スラムドッグ~の作曲家」と書いてありますw)


内容はラフマーンが手がけた00'年代の映画音楽の中からのベスト、という内容みたいです。
全曲、歌ものです。インドのいろんな歌手が参加しています。(クレジット見ても読めないので、歌手名は割愛しましたw)中にはラフマーン自身が歌っている曲も。

やはりインド独特の空気が漂っていますが、民族的というよりもポピュラー・ミュージックって感じです。
インド映画の歌というと大勢で激しいダンスをしているイメージがありますが、このベスト盤はアップテンポな曲は1、2曲くらいで、ほとんどはスローからミディアムテンポの曲ですね。

しっとりスローナンバーの#2、#4、#8、#11、クラシックな#9とかはかなり癒し系の楽曲です。

インド音楽と言えば女性ヴォーカルの妖艶な歌声だ!という方には#3、#7と、ヒップホップな#5がオススメ。

踊りた~い♪という方には#13「Shakalaka Baby」をオススメします(笑)
これはもうダンス・チューン、ディスコ・ナンバーでしょう。欧米の歌姫が歌っててもおかしくない感じです。

3月観たい映画スリー

3月に映画館で観たい映画をピックアップ。
3D映画をいかに安い料金で観るか苦心してます。





「ヒューゴの不思議な発明」(2011年、アメリカ)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド、クロエ・モレッツ
1930年代のパリ。駅の時計塔に暮らす少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は、父親の遺した壊れた機械人形を持っていた。ある日、人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベル(クロエ・モレッツ)と出会ったヒューゴは、人形に隠された秘密を求めて冒険に繰り出す。
2012年3月1日公開

ん~、ちょっとここに来ていろいろ不安になってきてますが、やっぱり観ておこうかな。クロエファンだしな……。観るなら3Dで観るべきなんだろうな……。
期待値70/100



「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」(1999-2012年、アメリカ)

監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン
遠い昔、遥か彼方の銀河系。惑星ナブーへの侵略を開始した通商連合。ジェダイの騎士・クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)は、ナブーの王女アミダラ(ナタリー・ポートマン)を脱出させようと試みるが、宇宙船が故障してしまう。修理のために惑星タトゥイーンに降り立った一行は、ジェダイの素質を秘めた少年・アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)と出会う。
2012年3月16日公開

元は1999年に公開され、世界中を熱狂させたSF映画の名作。最先端のデジタル・テクノロジーや未公開映像を追加し、新しく生まれ変わった「スター・ウォーズ」。カップ麺のCMに出てるヨーダがすごい精緻に描かれているので、映画の方も期待度が上がります。ただし、これを観たら、おそらく今後公開されていくであろう続編も観ないわけにはいかなくなるので、その度に高い3D料金を出費することを覚悟せにゃならん(;´∀`)
期待値80/100



「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」(2011年、ベルギー)

監督:リー・タマホリ
出演:ドミニク・クーパー、リュディヴィーヌ・サニエ
サダム・フセインの息子ウダイに顔が似ていることから、ウダイの影武者<ダブル>に仕立て上げられてしまった青年ラティフ(ドミニク・クーパー)。家族の命を守るため理不尽な運命に耐えるラティフは、やがてウダイの情婦サラブ(リュディヴィーヌ・サニエ)と心を通わせていく……。
公開中

ミニシアターで今度上映されるんですが、予告編見たらクライム・サスペンスって感じで面白そう♪3Dじゃないので気楽に観に行こうと思います(笑)
期待値70/100





4月まで待ちきれない映画ツー

「ジョン・カーター」
タイトルだけ聞くと何の映画かまるでわかんないけど、ジョン・カーターという19世紀の英国人が惑星バルムースで宇宙人と戦うSFアドベンチャーです。制作がディズニー……。

「バトルシップ」
SFアクション♪ハワイ沖での日米の軍事演習中に突如現れた謎の巨大物体が、人類に攻撃を……!観たい……!





どうやらハリウッドは過去の名作を3D化してもう一度売る、という金儲けのシステムを開発したようです(笑)
3月の「スター・ウォーズ 3D」に続き、4月には「タイタニック 3D」もあるらしい^^;

やっぱりリメイクするよりは安上がりなんだろうなぁ……。
でも観客が払う料金は高くなるんですよね……。
なんか釈然としない……。

【自作曲】Nightwalker

Nightwalker / Yuckebein



高校時代に作った曲を約10年ぶりにリメイクしてみました。
できることが格段に増えた結果、なんかごちゃごちゃした感じになってしまったかも……。
後半は“Walker”というより、“Runner”になってしまったし……。

もっと公開ペースを早くしたいんですが、1ヶ月に1曲が現状での精一杯です。
そろそろヴォーカルやギターも入れてみたいなぁ、なんて思っても実現は遠そう。(ギター弾けないw)

次回は3月中に。
どんな曲になるか想像もつかない。






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【映画】インモータルズ -神々の戦い-


「インモータルズ -神々の戦い-」(2011年、アメリカ)

【監督】
ターセム・シン
【キャスト】
ヘンリー・カヴィル
ルーク・エヴァンズ
イザベル・ルーカス
フリーダ・ピントー
スティーヴン・ドーフ
ミッキー・ローク
 
【あらすじ】
神話の時代、全能神ゼウス(ルーク・エヴァンズ)率いるオリンポスの神々は、戦いの末、邪悪な神々・タイタン族をタルタロス山の地底深くに封じた。時は流れ、イラクリオンの王・ハイペリオン(ミッキー・ローク)は世界支配を企み、タイタン族の封印を解くという神器・エピロスの弓を求めてギリシアに侵攻する。巫女パイドラ(フリーダ・ピント)は、ゼウスに選ばれた若者テセウス(ヘンリー・カヴィル)と出会い、彼の背負う運命を予見するが……。



【感想】
(2011年11月26日、109シネマズ富谷にて鑑賞)

なーんも考えずに観る映画♪
……いや、まて、この映画にも実は深いメッセージが?

「ザ・セル」「落下の王国」のターセム・シン監督と「300<スリーハンドレッド>」の製作陣が組んで作り上げた、とってもスリリングな新・ギリシア神話です。


もうとにかく、ミッキー・ローク演じるハイペリオンが恐い……。
恐怖のみで統治している感じです。やることなすことがエグイ。
その彼が企むのは地上の支配。闇の眷属タイタン族を解放する鍵となる"エピロスの弓"を探し出すため、ギリシアに攻め込んできます。

ハイペリオンの軍に村を襲われ、母親を殺された若者テセウスが主人公。
主人公だけど、具体的に何をしたかを覚えていないのは、時の流れのせいです、多分(-_-;)
(11月に観た映画を2月に書いてるんです、スイマセン)

テセウスと巫女パイドラ(フリーダ・ピント、美人!)のピンチを救ってくれるのが、天空に住まうオリンポスの神々。主神ゼウス、アテナ、ポセイドン、アポロン、アレスetc...
メジャーな神々がたくさん出てきます。特にゼウスとアテナが目立ってました。

本来、人間同士の争いには不干渉を貫く神様たちですが、今回はハイペリオンによってタイタン族の封印が破られてしまうかもしれないため、下界のことが気になってしょうがない(笑)
アテナやアレスが無断でテセウスを助けにくるんですが、すぐゼウスにバレるのがなんか面白い♪
でも、ゼウスだって人間に干渉しまくってますからね!(笑)


やっぱり、真面目に観ようとするとどうしても無理がある映画です。
いや、観る前から分かってましたけどね。
役者の筋肉や、戦いや、VFXを楽しむ映画ですよね♪

神様たちの戦闘シーンがやはり見せ場ですかね。スローモーションでかっこよく見せています。
でも、アレスは何故か人の頭しか狙わないんですよ……。
一瞬で7,8人をやっつけるシーンがあったんですが、全員、ハンマーみたいな武器で頭部をトマトみたいに潰していくんです。一瞬で血と肉の塊に変わる映像は、本当ならグロいはずなんですが、アレスの妙なこだわりのせいで逆に楽しめました(笑)


タイトルの"Immortals"とは「不滅のもの」。転じて「(ギリシア・ローマ神話の)神」を表すそうです。
ただ、この映画の神々は絶対に不死の存在というわけでもなく……。
ネタバレになりますが、終盤のオリンポス神族vsタイタン族では、オリンポス陣営もけっこうな痛手を受けます。

ということは、この作品には他にも「不滅のもの」が描かれているんでしょうか?
例えば、「勇気」とか「愛」とか……?ある意味で天界の争いも不滅?
うーん、たしかにそんな感じのラストカットでした。

でも、なんとなく、そこまで深い話じゃないような気がするんですよね……。
この映画にメッセージ性を求めたら負けだと思います(;´∀`)

【音楽】Born To Do It / Craig David



Born To Do It
Craig David

Wildstar Records, 2000, UK

曲目

1. Fill Me In
2. Can't Be Messing 'Round
3. Rendezvous
4. 7 Days
5. Follow Me
6. Last Night
7. Walking Away
8. Time To Party
9. Booty Man
10. Once In A Lifetime
11. You Know What
12. Fill Me In (Artful Dodger Remix)
13. Fill Me In (Sunship Remix)

感想

クレイグ・デイヴィッドの1stアルバム「ボーン・トゥ・ドゥ・イット」。
画像と曲目は日本盤のものです。

詳しいことは分からないんですが、とにかく(・∀・)イイ!全曲(・∀・)イイ!
(どれでもいいからドラッグしてググッてみ!w)


クレイグ・デイヴィッドはイギリス出身のR&B歌手。
当時は英国で“2ステップ”なる新ジャンルが流行しており、その中でも彼は“キング・オブ・2ステップ”と呼ばれていたそうです。今では“2ステップ”は死語ですが(笑)

少ない音数で構成された都会的軽快なリズム。
抑制のきいたヴォーカルの流れるようなリリックが楽曲と溶け合い、とてもセクシー♪


YuckeはR&Bはほとんど聴きません。
このアルバムも、「CRAIG DAVID...たしか妹が昔、誰かから借りて聴いてた気がする。どれ、聴いてみるか」という流れで手に取った一枚。
ですが、聴いてみるととても聴きやすいし、心地よい一枚です。
R&Bという枠に囚われず、多くの人に聴いてほしいです。

しかも、この1st当時、彼はまだ少年だったそうです!すげえ!
……ってか、見えない!少年に!

【音楽】BABEL Music From And Inspired By The Motion Picture





BABEL Music From And Inspired By The Motion Picture
Gustavo Santaolalla, V.A.
Concord Records / Universal Music, 2006

Disc 1
1. Tazarine
2. Tu Me Acostumbraste / Chavela Vargas
3. September ~ The Joker (ATFC's Aces High Remix) / Earth Wind & Fire, Fatboy Slim, 大沢伸一
4. Deportation ~ Iguazu
5. World Citizen - I Won't Be Disappointed ~ Looped Piano / David Sylvian, 坂本龍一、Amadeo Pace, 小山田圭吾、 Sketch Show
6. Cumbia Sobre El Rio / Blanquito Man, Control Machete, Celso Pena Y Su Ronda Bogota
7. Hiding It
8. Masterpiece / Rip Slyme
9. Desert Bus Ride
10. 美貌の青空 ~ Endless Flight ~ Babel / 坂本龍一、Jaques Morelenbaum, Everton Nelson, Gustavo Santaolalla
11. Tribal
12. Para Que Regreses / El Chapo de Sinaloa
13. Babel / Nortec Collective
14. Amelia Desert Morning
15. Jugo A La Vida / Los Tucanes de Tijuana
16. Breathing Soul
17. The Blinding Sun

Disc 2
1. Only Love Conquer Hate / 坂本龍一
2. El Panchangon / Los Incomparables
3. Two Worlds, One Heart
4. The Phone Call
5. Gekkoh / Susumu Yokota
6. The Catch
7. Mujer Hermosa / Los Incomparables
8. Into The Wild
9. Look Inside
10. The Master
11. Oh My Juliet! / 藤井隆
12. Prayer
13. El Besito Cachicurris / Daniel Luna
14. Walking In Tokyo
15. The Visitors / Hamza El Din
16. Morning Pray
17. Mi Adoracion / Agua Caliente
18. The Skin Of The Earth
19. 美貌の青空'04 / 坂本龍一、Jaques Morelenbaum, 後藤勇一郎
20. Babel Outtakes Medley



映画「バベル」のサントラ、「バベル ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー」です。(長い!)
中古でそこそこ安かったので買ってしまった系(笑)の一枚。
映画をTV放映で見た時はそんなに音楽に惹かれなかったんですが、なんか……安くなってると買ってしまうんだな、これが♪


サントラのタイトルに「インスパイア」という言葉が入っているので、映画未使用の楽曲もかなりの数が収録されてるようです。
アルゼンチン・ロックの重鎮(らしい)、グスタボ・サンタオライヤのスコアの合間合間に、メキシコのミュージシャンや、日米のアーティストの楽曲が挟まれている感じ。
(曲名の後にアーティスト名を書きました。アーティスト名が無い曲はサンタオライヤの曲です)

はっきり言って、まとまりがないサントラです^^;(笑)
一曲一曲には文句はないんですが、全体通しての掴み所がないというか、流れが無いというか。

例えばDISC 2とか、坂本龍一の深遠なアンビエントが9分続いた後に、ラテンのノリノリのイントロが始まり、さっきまでの世界観はなんだったの?って感じです。
ごちゃまぜに配置されてる気がしたので、思わずプレイリスト作って曲順をジャンルごとに並べ替えました(笑)



聴き所を挙げるなら、やはり日本人アーティストが絡んでる楽曲群でしょうか?
坂本教授(「美貌の青空」他)の他、大沢伸一(アース・ウィンド&ファイアー、ファット・ボーイ・スリムの曲をリミックス)、ススム・ヨコタ、リップ・スライム、そして何故か藤井くん……。いったいどういう選曲だ……。
てゆーか、大和撫子は出番なし?どういう選曲だ……。
そういえば、2枚組37曲もあるのに、女っ気まったくないですね!?どういう選曲だ……。

いろんなジャンルの曲が聴けることと、でも女性ヴォーカルは入ってないことの、2つ点でユニークなコンピだと言えると思います。

【音楽】the brilliant green / the brilliant green



the brilliant green
the brilliant green

Sony Records, 1998, Japan

曲目

I'm In Heaven
冷たい花
You & I
Always And Always
Stand by
MAGIC PLACE
“I”
Baby London Star
There will be love there -愛のある場所-
Rock'n Roll

感想

ブリグリことブリリアント・グリーンの1stアルバム「the brilliant green」です。
写真だと分からないかもですが、銀色のジャケット。

中古で安かったので、懐かしさでつい買ってしまった一枚です。
僕の高校時代にデビュー、直後にブレイクしたバンドですが、当時はあんまり興味なく……^^;
今の高校生はブリグリ知らないんだろうなぁ~。「ガンダムOOのOP曲歌ってた人」くらいの認識なんだろうなぁ……。(なんか、過ぎ去った時の流れを感じます^^;)


当時は、「女1人、男2人のユニットは売れる」みたいなジンクスがあり、Dreams Come True(昔は3人でした)、Every Little Thing(これも昔は3人でした)、My Little Lover(現在はソロみたいです)、Day After Tomorrow(最近はmisonoがソロでおバカキャラしてましたね)、あとHysteric Blueもそうだったかな?(違ったらすいません)……とにかく「女1男2」構成のユニットがゴロゴロいた時代。
そんな中でのブリグリ(女1男2)の登場。
今思えば彼女らはその独自性によってヒットしたんですが、ひねくれ者のYucke的には「また女1男2のユニットか……」と、聴く前から興味薄れていた記憶があります^^;

結論から言えば、当時、聴く前から決め付けてスルーしてたのが少し悔やまれます。
電気グルーヴ聴いてる場合じゃなかった!?(笑)

可愛らしくも気怠い雰囲気漂うヴォーカルと、徳光和夫に「呪文のようだ」と言わせた歌詞世界は、その後の女性アーティストにも影響を与えたようです。(ただし「呪文のようだ」とはシングル曲のことで、アルバムのほとんどは英語詞ですが……)


個人的には#9「There will be love there」よりも、#2「冷たい花」の方が好きです。
クールでカッコイイですね♪
その他の曲もロックですが、等身大の女の子の気持ちを歌った曲が多かったですね~。
(あれ?英語分からないのに、なんでそう思ったんだろ???)

ラッシュアワー3


「ラッシュアワー3」(2007年、アメリカ)

原題:Rush Hour 3  監督:ブレット・ラトナー  脚本:ジェフ・ナサンソン  製作:アーサー・サルキシアン、他  製作総指揮:トビー・エメリッヒ  出演者:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之、ノエミ・ルノワール、工藤夕貴  音楽:ラロ・シフリン  撮影:ジェームズ・ミューロー  編集:ドン・ジンマーマン、他  配給:ニュー・ライン・シネマ、東宝東和  上映時間:93分  

【あらすじ】
在米香港領事館の大使が、中国マフィア"シャイシェン"の存在を突き止めたために狙撃される。一命をとりとめた大使と娘を守るかたわら、シャイシェンを追跡することになったリー捜査官(ジャッキー・チェン)とカーター刑事(クリス・タッカー)。事件を解く鍵がフランスにあることを突き止めた2人は、パリへ飛ぶが……。



【感想】
(2011年11月20日、地上波にて鑑賞)

ジャッキー・チェンクリス・タッカーのコンビが無茶する映画第3弾。
1作目は見ましたが、2作目、3作目は見てなかったですね。

1作目ではたしか、香港領事の娘スーヤンが誘拐されるんですが、今回、そのスーヤンがおっきくなっててビビりました!
まぁ、よく調べたら1作目とは役者が代わってるんですけどね(笑)当時の子役がそのままやってるもんだと、つい早合点してしまいましたが……。
役者代えるんだったら、もっとセクシーな人でもよかったのにね♪(ォィ)


物語は、いつもどおりの「ポリティカル"おバカ"アクション」。
クールで融通の利かないリー捜査官と、四六時中喋ってるカーター刑事が、中国マフィアの秘密を暴くため、パリで騒ぎまくります。

カーターのトークがとにかくすごい。人種ネタ使いすぎ(笑)
「白人はああだ」「フランス人はこうだ」「中国人はああで」「日本人はこうだ」まぁ、おっしゃるとおりですが、なかなかに辛辣な物言いでこっちが心配になりました(;・∀・)
しかし顔面白いよな……(・∀・)ニヤニヤ

一方、リーの方はいつもよりちょっとシリアスな展開?
かつて孤児院で少年時代を共に過ごした男・ケンジが敵として立ちはだかります。
ケンジを演じた真田広之……。カッコイくていいんですが、この映画の登場人物としては、少し真面目すぎたかな……。
っていうか、そもそも、ジャッキーと真田広之が幼馴染みには見えん!(;´∀`)

その他、工藤夕貴がバリバリの悪役で出てたり(しかも中国人の役?)、全編通してセクシーショットを忘れないでいてくれたり、なかなか楽しい映画です♪


ふと気になったんですが、「ラッシュアワー」シリーズは「落下」がテーマなんでしょうか?
本作はやたらと落ちるシーンが多かったように感じました。

しかも、布が毎回絡んでくるような……。
僕の脳内でのタイトルは「布と落ちる3」ってことになってます。

タキシード


「タキシード」(2002年、アメリカ)

原題:The Tuxedo  監督:ケヴィン・ドノヴァン  脚本:マイケル・J・ウィルソン、他  製作:アダム・シュローダー、他  製作総指揮:ウォルター・F・パークス、他  出演者:ジャッキー・チェン、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ジェイソン・アイザックス  音楽:ジョン・デブニー、クリストフ・ベック  編集:クレイグ・ピー・ヘリング  製作会社:ヴァンガード・フィルムズ  配給:ドリームワークス、ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ  上映時間:99分

【あらすじ】
運転の腕前を買われて大富豪デヴリンのお抱え運転手にスカウトされた元タクシー運転手のジミー・トン(ジェッキー・チェン)は、ある日、デヴリンから絶対に触るなと言い渡されていた秘密のタキシードを着てしまう。実はそのタキシードは最新科学の粋を結集したスーパー・タキシードであり、デヴリンはその特殊能力を使ってスパイ活動をしていたのだった!ジミーは、負傷したデヴリンになりすまし、新人諜報員デル(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)とともに危険な任務に挑むが……。



【感想】
(2011年11月20日、TV録画にて鑑賞)

ジャッキー・チェンの○○作目の映画。(知らん!w)
無難な作りのアクション・コメディです。


珍しく、ジャッキーが強くない。(……という設定で始まります)
ジェイソン・アイザックス演じる謎の大富豪が隠し持つ、秘密のタキシードを着たことから超人的能力を発揮するジャッキー。
実は、そのタキシードはジェームズ・ボンドもまっつぁおな最新スパイ・アイテムで、それ一着であらゆる特殊能力が再現できるという優れものなんですね。

大怪我を負った大富豪(の皮を被った伝説のスパイ)デヴリンの代わりに、セクシーな新人スパイ・デルと危険な任務に挑むのですが、初めてデヴリンと組むデルはジャッキーをデヴリンと勘違いしちゃいます。
かくして、ド素人スパイ2人は危険なミッションに挑むのでした(笑)


まあ、とにかく無難な作品ですかね。
ジャッキーのいつもの人柄に、いつものアクション、セクシーなパートナー、勘違いから生まれる笑いに、分かりやすい悪役……。
ただ、セリフが全然入ってこなくて、ストーリーはよく分かっていません(;´∀`)


物語の肝となるスパイ・タキシードは、壁を登ったり踊り狂ったりいろんな能力を発揮しますが、やはり最大の見せ場はアクション。
にも関わらず、いざ戦闘が始まると特殊能力であるはずのアクションが、普通に見えてしまうのがもったいないです……。
ストーリー上は、「平凡な男(ジャッキー)がスーパー・タキシードを着て闘う」展開なのに、実際の映像は「ジャッキーが普通のタキシードを着て闘ってる」ようにしか見えません。

で、見る人の多くが考えるかもしれないけど、「ジャッキーにスーパー・タキシードはいらなくね?」(笑)
それは、瞬間移動を体得したサイヤ人にどこでもドアを使わせるようなものです。ヘリコプターにタケコプターを付けるようなものです。
現実になんでもできるジャッキーに、なんでもできるスーツを着せたところで、あまり驚きはないわけです……。

"着ると超人的アクションを可能にするタキシード"を発想した人は「しめた!」と思ったんでしょうが、「じゃあ、アクションできる俳優をキャスティングして……」って安直な流れが間違いだったんでしょうね、たぶん。
ひみつ道具であるタキシードを着るのは、のび太でなければならなかった。アクション映画に縁のない俳優ほど、この映画にマッチしたのではないかと、勝手に思います。


でも別に、あまり文句を書き並べるほど、つまらなくもない作品。
100作もあるジャッキー映画の中ではつまらない方だと思いますが、ポイントは押さえているので、本当に無難に見れる映画です。
むしろ、ラブ・ヒューイットがセクシーだから男子ウケはいいかも(*´∀`*)♪
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