感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2011年12月

2011年にお気に入りを果たした映画13

Yuckeですー♪

2009年頃から、Yahoo!映画の「みたログ」機能を利用しています。
特定の映画を「みたい」「みた」「お気に入り」として登録するんですね。
見た回数や製作年度順での並び替えや、ジャンルでの絞り込みなど、なかなか便利です。
Yahoo!ブログで映画レビュー中心に書いてる人はだいたい使っていると思いますが。

この3年間に見た映画(TV放映、DVDレンタル含む)をひたすら登録していたら、作品数が330件を超えました。
その中でも「これは好きだ!」と思える「お気に入り作品」が34件あります。
(10作に1作の割合でお気に入りに出会えてます)

今回は、その中から今年2011年にお気に入り登録をした作品を13作品紹介したいと思います。

当然、TV放映も混ざります(というかTV中心です)ので、古い作品もあります。
「2011年公開のお気に入り映画」ではなく、あくまでも「Yuckeが2011年に初めて見た、あるいは改めて見て気に入った映画」です。
普通の映画ファンならば前者の方をランキング形式などで発表するんでしょうけど、このブログは後者のコンセプトで今年の映画生活を締めくくりたいと思いました。
Yuckeが、2011年、どんな映画に感動したのかが、ひと目で分かると思います。

長くなりましたが、それではいよいよ……。



2011年にお気に入りを果たした映画サーティーン!


「アイランド」
「マチェーテ」
「ハンコック」
「ダイ・ハード4.0」
「キック・アス」
「トータル・リコール」
「イーグル・アイ」
「アイ,ロボット」
「猿の惑星:創世記」
「ミッション:8ミニッツ」
「ザ・マジックアワー」
「ゴールデンスランバー」
「リアル・スティール」


笑っちゃうほどカタカナのタイトルが多い(;´∀`)
まぁそれはいいとして……。ほとんどアクション色の強い映画ばかり。
こんな趣味だったっけ?自分(笑)

それぞれの詳しいレビューはタイトルのリンクをクリックすれば見ていただけますが、簡単に「ナゼ、お気に入りなのか?」を書いていきます。(まだレビュー書いてないのもあります……;)




マイケル・ベイ監督作品の中では珍しく倫理観にメスを入れた作品。
近未来、臓器提供のために生まれたクローンを主人公に、決死の逃避行を描きます。
しかし、ベイ作品らしく、難しさは全然ない!(笑)カッコイイ車、ド派手なアクション、そして美女(スカヨハ)!
ざっくり描いたハッピーエンドも含めて、勢いと爽快感のあるSF娯楽作です♪



ウソ予告編を元に作られたB級ハードコア・アクション(R-18指定)。
主人公マチェーテを演じたダニー・トレホのインパクトがものすごいですが、悪役の一角を担ったロバート・デ・ニーロの終盤での立ち回りが痛快!
ちなみに、前述の「アイランド」の録画を見た同じ日に「マチェーテ」を劇場で観てました。午前中の興奮を吹き飛ばすB級パワーがすごい。


好きなのは前半だけ。後半はあまりいらないような気も(;´∀`)でも、前半があまりにも良いのでお気に入りです。
呑んだくれのスーパーヒーローにウィル・スミス。みんなから嫌われ迷惑がられている問題児が、徐々に理想のヒーロー像に近づいていく(前半の)物語は面白い。ピーター・バーグ監督、ъ(゚Д゚)グッジョブ!!(前半は!w)



アクション映画の代名詞的シリーズの12年ぶりの最新作。
完全に禿げ上がったブルース・ウィリスの頭が妙にカッコイイ。
ド派手なアクションがシリーズ最大規模。凄すぎて笑えるくらいです♪
戦闘機vs元刑事の闘いの行方は!?(笑)


冴えない学生がダサいスーツに身を包みヒーローになるべく闘う物語。しかし、主役は完全にクロエ・グレース・モレッツ!(笑)残虐少女ヒーロー「ヒット・ガール」に萌エーーッ♪
この作品があったからクロエ・モレッツ中毒になれたし、この作品がなかったらフリーダ・ピント中毒だったかもしれません。(なんのこっちゃw)


フィリップ・K・ディックの短編を見事にアクションSFに昇華。
退屈な日々にウンザリした男が、「記憶を売る」というリコール社から刺激的な記憶を買い求めるが、男の封印されていた記憶が目覚めてしまい……!?
複雑な謎解きも用意されていて、今見ても斬新な作品です。
2012年夏にリメイク版が公開予定!オッパイ3つ女を最新VFXで見れるのだろうか!?(←そこじゃないだろw)



「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフが、その冴えない男のイメージはそのままに、さらに「兄弟愛」や「やるせなさ」を加味した作品。
死んだ兄の遺志を継ぎ一生懸命に困難に立ち向かう姿は、一人っ子サムが主役の「トランスフォーマー」には無い切なさがあります!



アシモフの「われはロボット」のエピソードやロボット三原則を盛り込んだ近未来SFアクション。
原作通りのガチガチな女博士が、髪を振り乱したり、銃を乱射したり、徐々にハリウッド化していくのが妙に面白いです。そして、死んだ老博士の珍回答「それだよ刑事。正しい質問だ」が小気味いい。
3度目の鑑賞で、お気に入りに登録しました。



名作「猿の惑星」を「アバター」のWETAデジタルの最新CGIでリメイク。
圧倒的な映像です。生身の動物を精巧に再現。そして感情までもをCGIで表現。
ストーリーは賛否あると思いますが、その映像は見ておくことをお勧めします。



列車爆破事件の真相解明のために、犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、爆破直前の列車内を追体験していくSFサスペンス。とっても難解なラストでしたが、絶望的な状況に追い込まれた男が最後に何を願ったかを知った時、爽やかな充足感を味わいました。
「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作。「搾取される側のささやかな抵抗・第2部」です♪


ギャングに命を狙われる若者と、撮影と思い込み殺し屋に扮する三流役者の珍騒動。
三谷ワールドは僕に合うんだな、と初めて気が付きました。
2度目の鑑賞でしたが同じ所で馬鹿笑い♪佐藤浩市、バカですね~(´∀`*)ウフフ



僕の地元・仙台を舞台に、陰謀に巻き込まれ濡れ衣を着せられた男の逃走を描きます。
絶対的ピンチの状況で、かつての仲間たちから差し出された救いの手。
それがとても意外で、美しくて、思わず泣きました。



ロボット・ボクシングに挑む親子が、絆を取り戻していく感動SF巨編。
「ロボット」「ボクシング」だけでも面白いのに、そこへ王道の「親子の絆」という完璧な布陣!?
ロボットと親子の闘いに「ヘコタレない奇跡」を見ました!これのレビューは長くなりそう!(笑)



以上の13作品が今年お気に入りを果たした映画です。
他にもお気に入り候補はたくさんありましたが、「ちょっと『お気に入り』とはちがうな~」という理由で登録にならなかった作品もあります。けっこうシビアに選んでるつもりなんですが、見れば分かる通り、SF作品にはすっげー甘いですね(笑)
やっぱり、僕はロボットとかUFOとか宇宙とかが好きなんでしょうね。

SFジャンル以外でも、娯楽作と呼べるような映画は全体的に楽しく見れたと思います。
3.11以降の鬱々とした気分を映画で吹き飛ばそうという気持ちが、心のどこかで働いていたのかもしれません。
2012年も楽しい映画を探しに映画館へ足を運びたいと思っています♪





……というわけで、今年最後のブログ更新でした。(やっぱりここ数日みなさん更新納めしてるので、当ブログもせにゃなるまいw)
映画レビューはまだ10月の分すら残ってますが、来年のペース・アップにご期待ください(笑)
新年のTVは新春シアターなるものが豊富にあって、どれを録画するか迷ってます。あぁ、またレビュー待ち作品が増えるな……^^;

今年一年、当ブログに来ていただき、Yuckeの相手をしてくださった方々、ありがとうございました♪
2012年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように♪






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2011年に見た・観た映画(月別一覧)へのリンク















2011年、映画館での鑑賞内容は以下のとおり

1月マチェーテ
シルビアのいる街で
ソーシャル・ネットワーク
2月ソフィアの夜明け
キック・アス
エクスペリメント
4月180°SOUTH
わたしを離さないで
トゥルー・グリット
6月プリンセス トヨトミ
127時間
ブンミおじさんの森
7月ブラック・スワン
君を想って海をゆく
デンデラ
SUPER8
8月モールス
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
9月メタルヘッド
10月猿の惑星:創世記
エッセンシャル・キリング
ハンナ
カウボーイ&エイリアン
ミッション:8ミニッツ
11月インモータルズ -神々の戦い-
12月タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
リアル・スティール
宇宙人ポール

計28作品。震災を経験したはずなのに、昨年よりもちょっとだけ多く観てる……!

【映画】インシテミル 7日間のデス・ゲーム

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「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(2010年、日本)

監督:中田秀夫  脚本:鈴木智  原作:米澤穂信  製作:ウィリアム・アイアトン、堀義貴、宮崎洋  製作総指揮:小岩井宏悦、奥田誠治、他  出演者:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治、片平なぎさ、北大路欣也  音楽:川井憲次  主題歌:May'n「シンジテミル」  撮影:林淳一郎  編集:高橋信之  製作会社:「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」製作委員会  配給:ワーナー・ブラザース映画  上映時間:107分

【あらすじ】
時給11万2,000円という怪しい求人広告を見て、謎の館「暗鬼館」へと集まった男女10人。仕事内容は24時間監視されながら7日間を過ごすこと。そして、個室にはそれぞれ異なる凶器が置かれ、何も起きずに7日間経過するか、生存者が2名になるまで暗鬼館に残らなければならない。しかし早速2日目に銃殺による死者が出てしまい、彼らは疑心暗鬼に陥っていく。



【感想】
(2011年10月16日、TV録画にて鑑賞)

ホリプロ50周年記念作品ということで、キャストは全員ホリプロ所属で固めたそうです。
インディアン人形の声をあてたバナナマンの日村に至るまでみんなホリプロという徹底ぶり。
日村さんが人形やるなら、人形の顔、日村さんっぽくしてほしかったな(-.-;)


高額な時給につられて集まった男女10人が、暗鬼館という謎の館で7日間を過ごすのですが、殺人が起こりデス・ゲーム(!)が始まってしまう、という物語。
たぶん主演は藤原竜也。いつもどおりの安定した演技です。
いやぁしかし、楽して金稼ごうとして危険な場所に連れてかれる展開が「カイジ」と被る(笑)
ヒロインに綾瀬はるか。
北大路欣也や片平なぎさといったベテランが脇を固めます。

個人的に意外な演技で面白かったのは、石原さとみ武田真治ですかね。
ネイルガン持って追っかけてくる石原さとみが恐いけどカッコよくて(笑)
必死過ぎてコケたりしてましたが、でもまぁよかった。

あと、一番痺れる演技だったのが、ガードロボット。って役者じゃないし!(一人ボケツッコミ)
あんなSFな物が出てくるとは思ってなかったのでちょっと興奮しました♪
移動中の揺れがすごい安物っぽかったですが、まあ良し!

あとは……、
欣也さんがムクッと起きてビクッとなった。


暗鬼館のルールや事件についてはちょっとめんどいので書くのは省きますが(!)、少なくとも最初の事件の真相についてはけっこう意外で面白かったですかね。
最初の段階で見てる側は「○○にやられたんじゃない?」って気付くと思うんだけど、その原因が不注意や偶然じゃなかったというのが意外でした。

そしてそれによって加速していく疑心暗鬼。

ただ、全部終わってみると「なにやってんだろ……」みたいな脱力感しか残らないのが残念でしかたないですが。綾瀬も無言で見つめ返すだけって……。アンタ……、そりゃないわ(;´д`)トホホ…
そもそも暗鬼館の存在理由からして、「それはない!」だし。
それに、あれだけの金が動く事業でわざわざコンビニに張り込むか?(笑)
いろいろ腑に落ちない点もありましたね~。


最後に藤原君があっさり1億円を投げるんですが、そういうことだから、2度も「カイジ」で命かけるハメになるんだと思います。
お金は大事に。命も大事に。






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【音楽】APPLESEED Original Soundtrack



APPLESEED ORIGINAL SOUNDTRACK
V.A.
Sony Music Records, 2004, Japan

Disc 1 - Original Soundtrack
1. Dive For You / Boom Boom Satellites
2. Burns Attack / Paul Oakenfold
3. Good Luck / Basement Jaxx (feat. Lisa Kekaula)
4. One Man Army / T.Raumschmiere
5. Bump Over Hill / Boom Boom Satellites
6. coro / 坂本龍一
7. White Car / Atom

8. Hand To Phone (Appleseed Version) / Carl Craig vs Adult
9. The Dragonfly Who Thought He Was a Mockingbird / Akufen
10. Anthem / Boom Boom Satellites
11. Under Dog / Boom Boom Satellites

Disc 2 - Original Score / 高橋哲也
1. APPLESEED
2. Exposed / 中野雅之&高橋哲也
3. 悪夢
4. 再会
5. 起動
6. Utopia
7. Betrayal
8. Mother
9. Cross Fire
10. 帰還
11. Password
12. New Age



映画「アップルシード」の2枚組サウンドトラックです。
僕は「アップルシード」自体はいまだに見てませんが、ブンブンサテライツの未発表曲が入ってたり、ベースメント・ジャックスや坂本龍一など参加アーティストがすごいということで買ったCDです。
Yuckeはたま~にこういう買い方します。映画見てないのにサントラ買ったり、ゲーム買ってないのに攻略本買ったり(笑)絶対買いだ!と思えないとさすがに買わないですが。


1枚目は、各国のエレクトロニカの雄が結集したオムニバス・アルバム。

聴き所は、やはりブンブンサテライツの「Dive For You」。疾走感あるロック・ナンバーです。
ポール・オークンフォールドの「Burns Attack」は、コテコテしたハウスですがカッコイイ♪

一番のお気に入りはAtom
の「White Car」。
アーバンな雰囲気のクールなエレクトロニカです。


2枚目は本編で使用された、高橋哲也によるスコアです。
映画サントラというよりも、ゲームやアニメのサントラって感じです。
分かりやすくていいのでは。
美しい曲がけっこう多くて、作品世界にあってるかは分かりませんが。


もう何年も聴き込んでいるので、いいかげんに映画も見てみようと思います^^;

最高のハッピークリスマス!【テーマ投稿】

最高のハッピークリスマス!」
(「最高」は取り消し……w)


昨日、ブログでちょっと毒を吐いた後(笑)、友達と遊びに出かけてきました。

まずは昼過ぎにsc_utuと待ち合わせして、映画を観に行きました。
駅前まではバスで行ったんだけど、土曜の昼過ぎなのに満員状態でした。
やはりクリスマスの力って侮れない(笑)

sc_utuと観た映画は「リアル・スティール」でした。
これはもう最高でした!やっぱり泣きました!!
今年NO.1の映画に挙げる人も大勢いると思います。


映画館を出て、少しブラブラして、風来坊を待つために移動。
アーケードの入り口で待っていると、雪がチラチラと降ってきて……。
Yuckeが一番恐れていた(?)ホワイト・クリスマスになってしまいました。

キラキラした目で夜空を見上げてるカップルもいましたよ、やはり……。
あのカップルにとっては最高のイブとなったのでしょうか?
その恋が雪のようにあっという間に溶けてなくならないことを祈ります(ΦωΦ)フフフ…(毒舌!^^;)

ちなみに、2~3分すると風が強くなり、雪がアーケードの中に吹きこむようになりました。
やっぱり、そんなにいいもんじゃないぞ。ホワイトなんちゃらす。


風来坊が到着したので、いろは横丁に連れてってもらいました。
狭い居酒屋でささやかな同級会をしましたよ。
風来坊が何を食べても「美味い!美味い!」と言っていたのが印象深い。

その後、風邪気味のsc_utuとお別れして、風来坊とカラオケへ。
風来坊とカラオケ行くといつもそうですが、ちょっとカオスな状況になりました(笑)


カラオケ終わって2人でバス停へ行ったんですが(風来坊とYuckeは実家が町内)、最終バスはとっくの昔に出た後でした……。
そこで風来坊が衝撃の一言。

「あ、平日と間違えてた!!」

そりゃないわ(;´д`)トホホ…
風来坊の言葉を信じてしまって自分で確認しなかったYuckeも悪いんですが、そんな初歩的ミスかよ……(笑)
結局、仙山線とタクシーで仲良く帰りましたけど。
それでもまだ12時回ってなかったんで、早く集まればけっこう遊べるんですね。



風来坊がこんなものを持ってきてくれました。



以前、ブログ上のやり取りで「貸してくれ」と言っていたKARAのCDを持ってきてくれたのですが、
DVD含めて6枚って、ありがたいやら、大変やら。
たぶん年末年始はKARA一色だな、オレ(笑)

このブログでもレビューをぼちぼち書いていくかもしれません。
超ご期待!!






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ハッピークリスマスだったかどうかは
もはやどうでもよいのです。

ちょっとかなしいクリスマス【テーマ投稿】


「ちょっとかなしいクリスマス」

なぜか、クリスマス・イブというのは、恋人と過ごすのが一番幸せな過ごし方だと広く認知されてるんだけど、別に「恋人と過ごせないクリスマスはつまらない」わけじゃない。
そもそも、恋人と過ごせるなら365日いつでも一番幸せじゃないですか?
クリスマスじゃなきゃいけない理由ってあります?
何も、師走の激いそがしい時期に予定合わせて、寒風の中待ち合わせして、「ホワイト・クリスマスになるかな~?」って雪が降るのを期待することもないんじゃないかと、恋人いない僕は思うんですが。なにか?(笑)

↑こういうこと書いてしまう自分の心の弱さがちょっとかなしい……。



まあ、今日は午後から友達のsc_utuと映画観に行ってきます。
男同士です。悲しくなんかないぞ~っ!

その後、風来坊と合流して飲みに行きます。
男三人です。悲しくなんかないぞ~っ!



結局、僕も師走の激いそがしい時期に、寒風の中待ち合わせするわけですね。
しかも、男を待つ……。
か、悲しくなんか、悲しくなんか……(´Д⊂グスン






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順位が下がるとちょっとかなしい(笑)

【映画】マスク2

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「マスク2」(2005年、アメリカ)

原題:Son of the Mask  監督:ローレンス・グーターマン  脚本:ランス・カゼイ  製作:エリカ・ハギンズ、他  製作総指揮:ケント・オルターマン、他  出演者:ジェイミー・ケネディ、アラン・カミング、トレイラー・ハワード、ボブ・ホスキンス  音楽:ランディ・エデルマン  編集:マルコム・キャンベル  配給:ニュー・ライン・シネマ、ギャガ・ヒューマックス  上映時間:96分

【あらすじ】
アニメ作家志望のティム(ジェイミー・ケネディ)はある日、愛犬の拾ってきた緑の仮面を着けハイテンションな緑の怪人マスク・ティムに変身する。会社の仮装パーティを大いに盛り上げたあと、マスクを着けたまま妻と情熱的な一夜を交わし、10ヶ月後に男の子を誕生させる。しかし、赤ん坊は緑のマスクの能力を持って生まれ、それを知ったマスクの本来の持ち主“ロキ”(アラン・カミング)から狙われることに……。



【感想】
(2011年10月15日、TV録画にて鑑賞)

CGの使い方を間違った作品……。


ジム・キャリーとキャメロン・ディアスが共演し、高い人気を誇る元祖「マスク」(1994年)と比べても、比べなくても、明らかにつまらない続編です。
久しぶりに声を大にして「時間のムダ!」と言える映画に出会えました♪
いや、全然うれしくない(;´∀`)


アニメ制作会社に勤めるティムはいつか自分のアニメを作るのが夢でしたが、なかなかチャンスに恵まれず。ほぼ妻に養われてる感じの、ちょっとダメな男です。
そんな彼がひょんなことから緑の仮面を入手。仮装パーティーでそれを着けると、竜巻と共に緑の怪人“マスク・ティム”に変身!緑の顔に白い歯、フェロモンムンムン振りまき、歌に踊りに冴えたトークでパーティーを大盛況へと導くのでした。

あっという間に家へと帰ったマスク・ティムは、寝ていた妻のベッドへダイブ!(笑)
よくぞ、ちゃんと妻の所へ帰ったな……って、妙に感心。

やがて赤ん坊が生まれますが、なんとその子はマスクの遺伝子を受け継いでおり(だってオタマジャクシが緑だった……)、マスク無しでもスーパーハイテンションなのでした!
しかし、その事に気づいたのは父親のティムだけ。妻が出張の間、ティムは赤ん坊と2人きりになってしまい……。


まぁ、おバカ映画ということは承知してますが、それにしても目の付け所がおバカでしたね。
奇妙奇天烈な赤ん坊と、マスクを被って凶悪な風貌になってしまった愛犬のバトルとか、しょーもなかったです。
やってることは「トムとジェリー」なんですが、トムが下品な顔のCG犬、ジェリーが常に笑顔でひどい事するVFX赤ちゃん。特に赤ちゃんは見ていて、ちょっと不気味。

ギャグとかも、けっこうキツめなものが多いんですが、大人向けのジョークを子供向けに描いているので、ちょっと見ていてイタイというか、ツラい。


それでも、一応最後までなんとか楽しく見れますけどね。
でも、敗れたロキが「友達が欲しかったんだよぉ」って口走った時に、少し喪失感を味わいました♪
いや、全然うれしくない(;´∀`)






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「ハンナ」○○はずしちゃった……。でも音楽はハートを掴んだ。

ハンナ
(2011年/アメリカ)
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【音楽】愛のポルターガイスト / 小島麻由美





愛のポルターガイスト
小島麻由美

Pony Canyon,2003,Japan

曲目

1.ポルターガイスト
2.眩暈
3.赤と青のブルース
4.黒い革のブルース
5.ハードバップ
6.月の光
7.恋はサイケデリック(Album Version)
8.ロックステディ ガール(Album Mix)
9.愛しのキッズ
10.光と影

感想

小島麻由美の5thアルバム「愛のポルターガイスト」。
久しぶりに聴いたらかなりの傑作でした。

「悪女」とも、「“女郎”声」とも言われる小島麻由美。
ジャズ、ビッグバンド、昭和歌謡をふんだんに取り入れ、あどけなさと妖しさが同居する妖艶な声で、時に純情な女心を、時に不純な欲望を赤裸々に歌い上げています。


#1「ポルターガイスト」でのっけから活きの良いドラムビート。そして、早速の妖艶歌唱。
ここから#5まで、ホーンやサックスとコラボしつつ、軽快に一気に駆け抜けます。
前半はデンジャラスでクールで、まったく隙がない感じ。

#6「月の光」でチルアウト?三拍子バラードで純情な乙女心を無防備にさらけ出した後は、初期の愉快な調子が戻ったかのような酔っ払いソング#7「恋はサイケデリック」。
全体的に「夜」っぽい曲が多い本作。後半は色彩豊かに魅せてくれます。
#9「愛しのキッズ」はムード歌謡そのままといった感じだし。

とにかく最後の一曲まで、小島麻由美の声がくるくる変わり続けて、聴く者を虜にする一枚。
実は、このアルバム以降の作品はチェックしてなかったんですが、また集めてみようかな、と久しぶりに聴いて思いました。



赤く焼けた空を見上げ
青く広がる空見上げ
あなたの溜め息あつめて
袋つめて飛ばしてあげる
(「赤と青のブルース」より)

【音楽】ark / L'Arc~en~Ciel



ark
L'Arc~en~Ciel

Ki/oon Records,1999,Japan

曲目

forbidden lover
HEAVEN'S DRIVE
Driver's High
Cradle
DIVE TO BLUE
Larva
Butterfly's Sleep
Perfect Blue
真実と幻想と
What is love
Pieces [ark mix]

感想

1999年7月に襲来したのはアンゴルモアの大王ではなく、ラルク・アン・シエルのアルバム「ray」「ark」2枚同時リリースでした。
ノストラダムスもこれは予言できなかった!

当時高2だったYuckeにはアルバム2枚も買う余裕はなく……。
このアルバム「ark」は大人になってから中古で買いました。衝動買いです。安かったので^^;

てゆーか、当時はヴィジュアル系バンド全般を蔑視してましたからね。
「こんなのロックじゃねえ!」みたいな感じで(笑)
(ちなみに、Yuckeが当時ハマっていたのはロックじゃなくてテクノですw)

ただ、ラルクだけは友達が好きだったこともあり、他のV系バンドとは違うイメージを持ってました。
「ヴィジュアル系」が死語になった今も変わらずカッコイイのはフツーにすごいと思います。


さて、このアルバム「ark」ですが、さすがに古い……です。
ヴォーカルを強調するようにミックスされているのか、イヤホンで聴いてるとhydeの声が耳に痛い。
ギターやベースを楽しむ感じではないですね。

シングル曲が多数入ってますが、どれもヒット曲でよく流れていたせいか、曲自体もちょっと90年代を思い起こさせる感じ。「うわー、なつかしい~」みたいな(笑)
今も新曲を出し続けているから余計に古い曲が古臭く聞こえるのかなぁ。

唯一古臭さを感じないのは「forbidden lover」ですかね。
この曲はちょっと違います。

【映画】エッセンシャル・キリング

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「エッセンシャル・キリング」(2010年、ポーランド/ノルウェー/アイルランド/ハンガリー)

原題:Essential Killing  監督:イエジー・スコリモフスキ  脚本・制作:イエジー・スコリモフスキ、エヴァ・ピャスコフスカ  製作総指揮:ジェレミー・トーマス、他  音楽:パヴェウ・ミキェティン  撮影:アダム・シコラ  編集:レーカ・レムヘニュイ  製作会社:Skopia Film  配給:マーメイドフィルム、紀伊國屋書店  上映時間:83分

【あらすじ】
アフガニスタンの荒野で米兵を殺したアラブ人の男(ヴィンセント・ギャロ)。米軍の捕虜となり、拷問の後、いずこかへ移送されるが、途中の事故により逃亡する。生きてゆくために民間人を殺害し、蟻や樹皮を貪り、ただひたすら厳しい大自然の中、追っ手から逃がれ続ける。満身創痍の男は、やがて森の奥で一軒の家を見つけるが……。



【感想】
(2011年10月10日、フォーラム仙台にて鑑賞)

ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキによる逃亡劇。
主演は俳優の他に、画家・ミュージシャン・映画監督としても知られるヴィンセント・ギャロ。
もうほとんどこの人の一人舞台と言っても過言ではないかも。
83分の間、主役のアラブ男は一言も喋らずに逃げ続けます。

「全編に渡ってセリフが無い」ということに興味を持って観に行ったんですが、さすがに全編セリフ無しなわけはなく、脇役の米兵や民間人はみんな喋りました(笑)「主役の男にはセリフが無い」というだけのことでした。(「ヒィヒィ、ハァハァ、ゼェゼェ」言いますが、それはセリフでは無いということにしといて下さい)
「~だけのこと」と言ってしまいましたが、それでもかなり珍しい試みで、物語のほとんどが男の一人称で語られる(喋らないけどw)ために、83分がすごく長く感じます。


空撮がけっこう何度も使われていて、最初はアフガニスタン(?)の赤茶けた谷、後のほとんどはどこまでも続く雪原と常緑樹の森です。
ちょっと気の遠くなる光景ですが、雪深い森の中を進む白い服に着替えた“逃げる男”を探そうと目をこらして見るので、意外と集中してました。

あと、ヘリのバタバタいう音もけっこう多かった感じですね。
あれ?BGMって流れてたかな?記憶にありません……^^;


途中からどんどん男が情けなく思えてきます。
いつまでたっても目的地に着かないし、そもそも目的地なんて明示されないまま逃げてるし。
途中で障害となりそうな民間人を殺したりしながら、ひたすらアテもなく逃げ続けます。
巻き込まれた人が可哀想だけど、戦地と陸続きならああいうことも有り得そうですね。

でも、いくら栄養補給が必要だからってあの発想は無いわ……。
まさか、通りかかった赤ん坊を抱いた女性を押し倒して母乳を吸うなんて……(恥)
またこれが、むせ返すくらいいっぱい出るし……(笑)
いやぁ、とっても情けないシーンでした。そのくらい生存本能むき出しで逃げてるってことなんだろうけど。

そのくせ、シカはスルーするんだもんね。
何考えてるのかなあ、主人公。イスラムの教えでシカはダメなのかな……。


ようやく森の奥の一軒家にたどり着いた主人公。予告編見るとここでのドラマを期待せずにいられないですけど、主人公と住人の女のやり取りはとってもあっさりな感じです。
まあ、それでも予想通りの展開です。ようやくまともな食事を摂り、応急処置を施してもらい、馬まで手に入れて再出発の“逃げる男”。

しかし、その直後……!
まさか……まさか、アンタぁ!?






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