感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2011年10月

【漫画】シュトヘル 第5集



「シュトヘル 第5集」
作者:伊藤悠
小学館 BIG COMICS SPECIAL



この漫画だけは、本屋で(つまり定価で)買うと決めてます。
(他の漫画はぶっちゃけBOOK-OFFでいいかな^^;)
伊藤悠にはがむばってほしいので。


相変わらず名セリフというか、こっ恥ずかしいセリフのオンパレードです。
掲載誌についてはよく知らないけど、こんなに乙女チック?な内容でいいんでしょうか(笑)

ヴェロニカ(レズっ気あり)がシュトヘル(見た目女)にときめいちゃったのが、笑えました。因縁の出会いのはずなのに^^;
ヴェロさまは完璧に百合ですね。

一方、イバハさん(ややチャラい)が健気にシュトヘル(中身は男)を追っかける姿も、シュトヘルの魂が男子高校生スドーだということを考えるとBLの臭いがプンプンしてます(笑)

つーか、主人公の体は女で魂は男だから、誰と仲良くしてもそうなのか……。


物語は進み、金国への潜入に成功。
その前に一悶着あるんですが、それを乗り越え半年経ったユルールの成長っぷりが良い!
見た目的にもぷっくら海老坊主ではなくなりました。

あと、新キャラの金国の辺境将軍もなんかいい!
名将として、ハラバルあたりと一悶着あるのかな。
というか、ゆくゆくはユルールが指揮を執って西夏解放の狼煙を上げるというのもあったら面白そうですが、たぶん史実と違う展開はないでしょうね。



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【映画】Xファイル 真実を求めて


Xファイル 真実を求めて
(2008年/アメリカ)

【監督】
クリス・カーター
【キャスト】
デイヴィッド・ドゥカヴニー
ジリアン・アンダーソン
アマンダ・ピート
ビリー・コノリー

*あらすじ
 
FBIの女性エージェントが不可解な失踪を遂げ、モルダー(デイヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)が捜査協力を要請される。サイキックな透視能力で手がかりを探り当てる神父ジョー(ビリー・コノリー)が事件解明の鍵を握っていることを知った彼らは、対立しながらもおぞましい事件の核心に迫る。

*感想(2011年9月10日、TV録画にて鑑賞)

♪ヒュ~ウ~ウ~ヒュ~ウゥ~ウ~~~~♪
(文字だとまったく表現できないですが、「Xファイル」の有名なテーマのつもりですw)


深夜放映でやってたんですが、思ってたものとまったく違っていました。
子供の頃によくわからないまま見たイメージとはかけ離れていて……。
「Xファイル」と聞くと、「SFだ!超常現象だ!グレイだ!」とつい興奮してしまうんですが、今回の内容はサイコサスペンスって感じでした。UFOのUの字も出て来ません(笑)

唯一のSF要素が、FBIの捜査に協力している霊視能力者ジョー神父。
神父であると同時に性犯罪者でもあるジョー神父が、被害者の遺体を探り当てたりするんですが、それは本当に"神の声"なのか、それとも神父も事件に一枚かんでいるのか、そのへんを悩みながら物語は進んでいきます。
むしろ、事件よりも神父が問題なんですよね、この映画。

おもに悩む役がスカリー。FBIを辞め医者になっていましたが、モルダーに会いに行ったことをきっかけにドツボにハマって行きます。
そして、神父の超能力を信じ抜く役がモルダー。山奥で隠遁生活を送りながらUFOにさらわれた妹のことが忘れられずにいました。神父の能力に疑問を持ったFBIから協力要請を受けます。

オカルト信者なモルダーと懐疑的なスカリーの対立という構図はTVシリーズそのまんまです。
しかし、どっちも老けた……。


全体的に暗く陰鬱な雰囲気です。
まあ、暗くてもいいから、スケールは大きくして欲しかったですねえ。


ちなみに、邦題に付いてるダサい副題は一般公募で決まったらしいです。
「真実を求めて」って、何にでも使えるじゃないか……!

 
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【映画】TAXI NY

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「TAXI NY」(2004年、アメリカ/フランス)

原題:Taxi  監督:ティム・ストーリー  脚本:トーマス・レノン、他  原案・製作:リュック・ベッソン  制作総指揮:アイラ・シューマン、他  出演:クイーン・ラティファ、ジミー・ファロン、ジゼル・ブンチェン  音楽:クリストフ・ベック  撮影:ヴァンス・バーバリー  編集:スチュアート・レヴィ  配給:20世紀フォックス  上映時間:97分

【あらすじ】
ニューヨークでメッセンジャーとして働くベル(クイーン・ラティファ)は、念願かなってタクシードライバーに転職。自慢の改造車で意気揚々と繰り出すが、そこへ犯人追跡のために刑事ウォッシュバーン(ジミー・ファロン)が乗り込んでくる。車の運転はおろか、何をやらせても失敗ばかりするダメ刑事とともに、ベルは銀行強盗団を追うが……。



【感想】
(2011年9月4日、地上波にて鑑賞)

リュック・ベッソンの大人気シリーズ「TAXi」のアメリカ版リメイク。
Yuckeは実は本家「TAXi」シリーズはひとつも見たことなかったり……(;´∀`)
この「TAXI NY」は何度か見た覚えあるのにね……。


まあ、とても面白い映画です。
ハイスピードなカーアクションギャグ満載。
悪役の美女強盗団がセクシーで( ´∀`)bグッ!
お巡りさんに職質受けるシーンとか特に( ´∀`)bグッ!


ちなみにオリジナルとほとんど同じ人物設定みたいですが、主人公のタクシー運転手の性別が男から女へ、銀行強盗団の性別も男から女へ変更されてます。
このことが、余計に映画を面白くしてるんじゃないかと思いました。

クイーン・ラティファ(本業はラッパー)、恰幅の良い格好で、迫力あるキャラクターですが、その彼女が扮する女性ドライバーが追いかけるのが、ジゼル・ブンチェン(本業はモデル)演じるヴァネッサ率いる美女強盗団。
ポチャ女VSモデル軍団……この対比が面白いんですよねー♪
単純に「悪人を捕まえる」ということ以上の執念というか……、いわば「どっちがイイ女か対決」なんですよ、コレ(笑)少なくとも、主人公の心の中では……。
リメイクでの女同士の熱いバトル。オリジナルの男同士のバトルとは違った面白味があるはず♪
……とか言ってますが、Yuckeはオリジナルはひとつも見てn(ry……


そして、もう一人の主人公のダメ刑事も、凄腕タクシードライバーと見事に対極にある人物。
車の運転がヘタクソなだけじゃなく、あまりにヘタなので免許証取り上げられるという「え?」な人物。酷すぎて笑えないくらい酷い(笑)
ジミー・ファロンの( ゚д゚)ポカーン顔が面白いですね。


主人公と対極の美女強盗団、主人公と対極の運転音痴デカ。
事件の幕引きとダメ刑事の頑張りには爽快感すら覚えました。
楽しく見れる映画です♪




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【音楽】Actions / My Awesome Compilation


Actions
My Awesome Compilation

Sorepoint,2005,UK

曲目

1. You Need Discipline
2. Put Up A Fight
3. Gave You Everything
4. Set To Go
5. What You Do
6. Actions
7. Longshot
8. Sirens
9. As Always
10. Asking For Trouble
11. Awake
12. Butterflies(Acoustic)[Bonus Track]
13. Wish You Well(Acoustic)[Bonus Track]

感想

Mind set to go.
You can do anything.

UKエモ・ロックの4人組My Awesome Compilation(マイ・オーサム・コンピレーション)のデビュー・アルバム「Actions(アクションズ)」。

4人のうち2人が兄弟で、弟がメインボーカルで兄がギター兼シャウト担当だった気がします。(間違ってたらゴメナサーイ)
とにかく、弟の歌にお兄ちゃんがハモらせてきて、勢いある曲に2人のアンサンブルがカッコイイ。

HMVでCD買った時に特典として付いてきた「Playlists」というサンプルCD(内容の充実っぷりはコンピ)に#2「Put Up A Fight」が収録されていて、それがめちゃくちゃエモい曲だったのでアルバムを購入した次第。
#2が飛び抜けて良い曲なため、アルバム全体通しての感想は今一つだけど、ロック好きにはオススメできそうです。

【映画】デモリションマン


デモリションマン
(1993年/アメリカ)
【監督】
マルコ・ブランビラ
【キャスト】
シルヴェスター・スタローン
ウェズリー・スナイプス
サンドラ・ブロック

【あらすじ】
1996年、極悪非道の犯罪者サイモン・フェニックス(ウェズリー・スナイプス)を追いつめた刑事ジョン・スパルタン(シルヴェスター・スタローン)。だがフェニックスの罠にはまり人質は全員死亡、その責任を負わされたスパルタンは、捉えたフェニックス共々冷凍刑務所に送られた。そして2032年、安穏と平和に守られた新世界サン・アンジェルスに、脱獄したフェニックスが出現。牙を抜かれて久しい現警察機構には成すすべもなく、彼らは最後の望み"デモリションマン"(=壊し屋)の異名を持つスパルタンの氷解を決定する。



【感想】
(2011年9月4日、TV録画にて鑑賞)

深夜放送でやってたので、どんな話だろと思いながら視聴。
なんと、シルヴェスター・スタローン主演の近未来SFアクションでした。


物語は、96年のロサンゼルスから始まります。
極悪非道の犯罪者フェニックスを追い詰めた刑事スパルタンでしたが、人質を救うことはできず、強引な捜査方法を罪に問われてしまいます。

重罪と認められたスパルタンは、"冷凍刑務所"なるところへ収監されます。
冷凍刑務所とは、重犯罪者を凍りづけにして、何十年も保管しておく場所。服役中は、氷漬けのまま社会復帰のために人格改善プログラムで洗脳されるようです。
そして釈放の際には解凍され、歳は変わらず性格は善人に変わってるというすごい刑務所。

この映画が93年発表。3年後にはそんなSF刑務所ができてるという思い切った設定ですね(笑)
つーか、そもそもなんで重犯罪者に冷凍睡眠なんて高額な措置をするんだろ?
寝てる間に罪を贖って、性格まで治って即社会復帰なんて、至れり尽くせり……?


ともかく、スパルタンが寝てる間に世界は大きく変わり、2032年、世の中から犯罪は無くなり、コンピューターによって管理された無菌社会が到来してました。
そんな時、冷凍されていたはずの極悪人フェニックスが脱獄。
犯罪らしい犯罪が起こらない世界では、警察もなんの役にも立たず、筋金入りの悪人の登場にオロオロする警官たちが見物です(笑)

そんな中、唯一捜査を嬉々としてやっている女性警官ハックスリーを、サンドラ・ブロックが演じます。
彼女は、フェニックス逮捕の実績のあるスパルタンを解凍して捜査に協力させることを提案し、未来のシステム化された暮らしにまったく適応できないスパルタンとコンビを組みます。

そして、中盤以降は一見ユートピアに見えた未来像に裏の顔(=ディストピア)があることがわかって、なかなか先の読めない展開になってきます。


しかし、結局のところ、スタローンが演じているのって限りなく現代人そのもので、やっていることも、車ごとどっかに突っ込むとか、配管からガスがプシューッってなってるところで肉弾戦を繰り広げたりとか、いつもとあまり変わらないような気がしますね……。ライトセイバー振り回すわけでもないし(笑)
「SFアクション・ヒーロー!」というよりも「アクション・ヒーローがSFに入り込んじゃった!」的な感じで、腕っぷしは立つが、未来生活の習慣に全然慣れてない様子が印象的でした。


未来的なアイテム・描写がたくさん出てきますが、声で部屋の照明を点けるとか、2010年代ではそんなに驚かないシーンもありました……。
あと、トイレでの貝殻の用途がまったく分からん(笑)
グロテスクな描写もあるので、鑑賞注意です。

BALLAD 名もなき恋のうた


「BALLAD 名もなき恋のうた」(2009年、日本)

監督・脚本:山崎貴  出演者:草彅剛、新垣結衣、夏川結衣、筒井道隆、武井証、大沢たかお  音楽:佐藤直紀  主題歌:alan「BALLAD~名もなき恋のうた~」  企画:ROBOT  VFX:白組  撮影:柴崎幸三  編集:宮島竜治  配給:東宝  上映時間:132分

【あらすじ】
 時は1574年の戦国時代、春日という小国で"鬼の井尻"と恐れられ無敵を誇る侍・井尻又兵衛(草剛)は、春日の国の姫君・廉姫(新垣結衣)を命懸けで守り続けていた。ある日の戦中、無敵の又兵衛に一瞬のスキが生まれてしまい、足軽の鉄砲が又兵衛に狙いを定めたその瞬間、未来から来た川上真一(武井証)という少年が突然現われる。



【感想】
(2011年8月28日、地上波にて鑑賞)

山崎貴監督では「リターナー」(2002年)が僕は好きです。一度しか見たことないけど。
なぜ、好きなのかを考えてみると、単純に当時の僕の世代に向けて作られた作品だったから……、そんな気がします。
ダーティーな主人公、未来から来た少女、裏の世界に生きる樹木希林。(←ココ重要!)
山崎貴作品の中でも良い意味で黒い印象の作品です。

しかし、その後の作品「ALWAYS 三丁目の夕日」から客層のターゲットが広がり出し、本作「BALLAD~」では子供も見れるように流血の描写が無いし、去年の年末公開された「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ではSF巨編での女性層を意識したキャスティング、12月公開予定の最新作「friends もののけ島のナキ」は完全にファミリー向け……と、なんか期待しつつも僕向きの作品を撮ってくれない監督なんですよね(笑)

得意のVFXでキラキラした未来像とか描いて欲しいんだけど、CGの可能性を試しているのかなんなのか、昭和の風景とか、もののけ島とか、そんなんばっかりなのが残念です。(「friends~」の後にはまた昭和の風景が控えてるみたい……orz)


で、今作「BALLAD~」は戦国の風景をVFXで再現してます。
合戦を中心とした時代劇が撮りたかったようです。
(お金をかけても作れないものこそCGで再現して欲しいですが……)

前述のとおり、「子供から大人まで」をターゲットにした作品なので、そこを含めて(ある意味あきらめてw)見ると意外と見れる作品でした。
草くんやガッキーの演技も、多分、子供向けにかなりわかりやすく演じているんじゃないかと♪
しかし草くんは武士が似合う(笑)

合戦シーンも中盤の攻城戦がけっこう激しく展開されていましたね。終盤の野戦・一騎討ちよりも見所だと思います。
逆にあれだけやって子供も見れるように編集する方が大変かもしれません。

あと、個人的には父親役の筒井道隆が、ちょっと頼りない現代パパを巧く演じていたと思います。
これはなにか終盤に見せ場あるな、と期待しつつのあの展開は一応満足です。
夏川結衣のママ役は安定感ありすぎです♪


まあ、子供向けとしては悪くないよな~なんて思いながらエンディングへ。
想い人の帰還に居ても立ってもいられない姫君は砦を飛び出し、出迎えようと駆け出す。
けっこう長い坂道をトタタタッと下ってくるガッキーに(*´∀`*)ポワワとなるのも束の間、不吉な銃声が響いて幸せムードは吹き飛びました……(TдT)
なんでハッピーエンドで終わらせないのよ?そこにどんでん返しはいらないでしょうよ?

結局、序盤で真一が変えてしまった運命が、時空を越えて元の鞘に収まろうとした結果みたいですが、そんなの大人の(監督の)理屈じゃんッ( `д´) ケッ!

しかもすごい残念なのが……、そのシーン、普通に見てると敵国の敗残兵が潜んでいて狙い撃ちしたみたいに見えちゃうんですよね……。
そうじゃないんですけどね、たぶん。
序盤で当たらなかった弾が時空を越えて「当たるべきだった所」へやってきたんですよね、たぶん。
だからめちゃくちゃ不思議な最期だけど、これも監督のこだわりなんですよね、たぶん。

でも、それがまったく意味伝わってないのが哀しい……。

まつたけごはんのような○○○


「ポテトチップス まつたけごはん風味」を発見・購入。

メーカーはヤマヨシ。
同じポテチの「わさビーフ」の会社ですね。


問題の味ですが……。

まつたけって食べたことないので、香りとか味とか、似てるとか言えないのが悲しいです(笑)
ポテチなので、おいしいことはおいしいですが……。


ってか、今見たら原材料に「椎茸エキスパウダー」って書いてあるんですけど!!
じゃあ「しいたけごはん風味」じゃん!!ガ-(゜Д゜;)-ン!

【音楽】A / 電気グルーヴ



電気グルーヴの代名詞と言えるヒット曲「Shangri-La」収録のアルバム「A(エース)」。
石野卓球、ピエール瀧の他に砂原良徳が参加していた頃のアルバムです。

久しぶりに聴いたらなんかかっこいい(笑)
砂原良徳が作曲した#5とか、物凄いです。(←瀧の歌詞もそんなに酷くないw)

#1も実はかっこいいんだけど、歌詞が「ジャンパーがかっこいい」ということしか歌ってなくて、ギリギリのところでキマらないのはやはり電気だからかなぁ……。
「バカやってるけどカッコイイ」と思うか、「カッコイイけどバカバカしい」と思うかによって、評価が分かれるアーティストです。
前者の意見を持つファンにとっては、最高傑作の一枚です♪


ちなみに、#9「Shangri-La」って、シルヴェッティの「Spring Rain」という曲をサンプリングしてるんですが、シルヴェッティを聴いてみたら原曲まんまって感じです。
むしろ「Spring Rain」に歌詞付けたようなもんですね。



A
DENKI GROOVE
Ki/oon Records,1997,Japan

1. かっこいいジャンパー/Wicked Jumper
2. VOLCANIC DRUMBEATS
3. ポケット カウボーイ/Pocket Cowboy
4. ユーのネヴァー/Never
5. パラシュート/Parachute
6. ガリガリ君/Garigari Kun
7. 猫夏/Caty Summer
8. あすなろサンシャイン/Asunaro Sunshine
9. Shangri-La
10. SMOKY BUBBLES
11. ループ ゾンビ/Loop Zombies

【映画】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004年、アメリカ)

原題:Harry Potter And The Prisoner Of Azkaban  監督:アルフォンソ・キュアロン  脚本:スティーヴ・クローヴス  原作:J・K・ローリング  製作:デヴィッド・ハイマン、他  製作総指揮:マイケル・バーナサン、他  出演者:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、デヴィッド・シューリス  音楽:ジョン・ウィリアムズ、撮影:マイケル・セレシン  編集:スティーヴン・ワイズバーグ  製作会社:ヘイデイ・フィルムズ、1492ピクチャーズ  配給:ワーナー・ブラザーズ映画  上映時間:142分  前作:ハリー・ポッターと秘密の部屋  次作:ハリー・ポッターと炎のゴブレット

【あらすじ】
魔法学校の3年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、アズカバン刑務所を脱獄した凶悪犯シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が自分の命を狙っていることを知る。さらにホグワーツへ向かう列車の中で吸魂鬼“ディメンター”に襲われる。ハリーは、すんでのところを救ってくれたホグワーツの新任教授リーマス・ルーピン(デヴィッド・シューリス)に、吸魂鬼に対抗するための「守護霊の呪文」を教わるが……。



【感想】
(2011年8月28日、TV録画にて鑑賞)

久しぶりの「ハリポタばらばらレビュー」シリーズ♪(←今考えた風w)
別に、作品の順番が分からないからバラバラに見ているわけではないです(笑)


ハリポタ第3作目。前2作の監督クリス・コロンバスが降板し、今作はメキシコ人監督アルフォンソ・キュアロンがメガホンを取っています。
実はもう一人、前2作と違う人物が携わっているのですが……、今までまったく知りませんでした。
前2作でダンブルドア校長を演じたリチャード・ハリスが急死したことにより、今作からダンブルドアをマイケル・ガンボンが演じているんですね。校長先生の役者が代わってるんですよ……!

いや~、恥ずかしながら全然気づきませんでした。「~賢者の石」も見たはずなのにね~(笑)
これってハリポタファンには周知の事実なんでしょうか?知らないのは、僕のようにTV放映で見ている人だけ?(いや、TV放映で見ていても普通の人は気づく?w)
試しに、R・ハリス版ダンブルドアとM・ガンボン版を並べてみると……。

「ワシがダンブルドア校長じゃ」
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「いや、ワシがダンブルドアじゃ」

(;゚Д゚)!?やっぱり代わってるよ~!(そりゃそうだ)


さて、今作は急に対象年齢が上がった気のする内容。
タイム・パラドックスも描かれているので、僕的には面白いんですが、ちょっとややこしいです。
一度ラストまでいった話をクライマックス前まで戻して別の結末を見せるという、マルチエンディングのような映画。自然と尺も長くなります(笑)
ハリポタのような大作じゃないと、なかなかこんな大胆なことはできないでしょう。

しかし、時間を戻して自分を助けるというのは、真面目に考えようとすると頭こんがらがりますね。
時間を巻き戻したというよりは、過去に自分を送り込んだということでしょうか?

なんにせよ、ハーマイオニーは複数の科目を受講するために日常的に逆転時計を使って、消費した時間をもう一度やり直していたわけで、普通の人よりも長い一日を送っていたんですね。
だから、作品が進むたびにどんどん大人びていくんですよ、彼女は。(←ちがう;)




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【映画】なくもんか

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「なくもんか」(2009年、日本)

監督:水田伸生  脚本:宮藤官九郎  製作:奥田誠治  製作総指揮:飯沼伸之、清水啓太郎  出演者:阿部サダヲ、竹内結子、瑛太  音楽:岩代太郎  主題歌:いきものがかり「なくもんか」  編集:平澤政吾  配給:東宝  上映時間:134分

【あらすじ】
無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。



【感想】
(2011年8月27日、TV録画にて鑑賞)

「なくもんか」なのに泣きすぎだろ……。
多分、こんなツッコミもクドカン&阿部サダは折り込み済みなんだろうけど……。
泣きすぎだろ……。


普段、というか今まで見てきた阿部サダヲと比べると、今回の演技は割と押さえている感じで、それが逆にいい感じ。
無愛想で全然笑わない弟役の瑛太との対比で、弟を気遣う良い兄のイメージも増幅された感じです。

というか、この“山ちゃん”、いろんな人に気を使いまくってます。
幼少期から居候として過ごしてきた彼の「人様の家では絶対に泣かない」という自分に課したルールや、いつも――時に無理してまで――ニコニコしている姿が哀しい笑いを生み出す作品です。

笑っていても眼の奥では笑っていない……、町内の世話を一生懸命していても、心の底では周囲に対して線を引いてしまっている。
そんな複雑な人を、コミカルに演じています。


そんな山ちゃんの理解者的な存在になっていくのが、竹内結子演じる徹子。
ある日突然、子連れで帰ってきて、山ちゃんの嫁になります。

この人の演技もコミカルで良かったですが、もう少しはっちゃけても良かったかな?
どうしても「女優・竹内結子」なんですよ。もちろんそれは竹内さんの良さなんですが、相手役が阿部サダでなくても、この演技は見れたのでは?と思いました。
ハムカツに例えれば、阿部サダがハムで、竹内さんがハムを包む衣なわけで、その衣がまだまだ美しすぎました。もっとギトギトして下さい!
2人のハーモニーが名物ハムカツには必要不可欠なんじゃないかと感じました。

じゃあ、秘伝のソースは誰なんだ……!?(゚A゚;)


あと、オチもちょっと弱い感じがします……。
僕はTV枠で見たわけですが、本当は2時間超の大作みたいです。
でも、それを考えるとますますオチが弱い感じが(ry

こういう作品はサクっと見れるくらいの尺でいいと思います。
ほら、ハムカツもサクサクしてたほうがいいですよね♪(オチがついたw)




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