名セリフ#150
「人を殺すのは楽でいい。
人を助けるのは、苦手だ。」
―――ケンジ
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第6巻より)
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ある戦士のぼやき。
今回でこの名セリフコーナーも150回目です。
早いようで遅い、この更新頻度。
(週に4回だからねぇw)
スピードアップする気もござーせんが。
150回突破記念は、実はまだ未定。
何にするかな。
来週のお楽しみ。
2009年09月
名セリフ#149
「世界中の女には、幸せになる権利がある。」
―――マーヤ
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第5巻より)
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男には?
男には!?
…オカマには?
名セリフ#148
「あなたのガウンですって?
この家にあなたの物が一つでもあると思って?」
―――ソフィアの母
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第5巻より)
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妻が、娘に会いに来た別居中の夫に放った強烈な一言。
ちなみにこの時、ガウンを着ていたのは、妻の愛人という…。
この家庭めちゃくちゃ。
名セリフ#147
「いいだろう。俺を憎め。それがお前の力になる。」
―――カーン大佐
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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憎しみを生き抜く力に、
優しさは一時の慰めに。
ちなみに、大佐はケンジの兄を殺した側。
ケンジを一流の戦士に育てあげた。
ただし、大佐にとってケンジは「息子の代わり」。
ケンジにとって大佐は「兄さんの代わり」。
お互いに「相手が死ねば、新しい代わりを見つける」だけの存在。
結局、物語の最後まで彼らのゆがんだ師弟関係は続きます。
名セリフ#146
「法治国家、自由経済、イデオロギー、自然科学、電子ネット…。
人間の作り出すシステムは結局すべて『全知全能』を目指して、そしていつも失敗するの。
だから私はベソをかきながら帰ってくる子の頭を撫でてあげるのが役目よ。」
―――ソフィア
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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こういう風に考えるといろんなことを許せるかもしれない。
資本主義も代議制も教育も交通網も。
この世に「絶対」なんて絶対に無いのに、みんな完璧を目指さなければならない。
多分「我々はどこから来たのか、どこへ行くのか」という命題が解けない限り、人間が作り出すものはすべて不完全なシステムなんだろう。
名セリフ#145
ヘレナ「人殺しを楽しんでるサディストだぜ。あの日本人は。」
エリヤ「ケンジがどんな人間かは問題じゃない。
僕がどんな人間かが大事なんだ。」
ヘレナ「お坊っちゃん的発想だな。」
―――エリヤ
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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ケンジを助けに行こうとするエリヤをヘレナが止めた時の会話。
「どういう人か」は関係ない、
「どういう自分か」が大事だね。
カムイ外伝
監督・脚本:崔洋一、脚本:宮藤官九郎、音楽:岩代太郎、主題歌:倖田來未出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、佐藤浩市、小林薫
これだけの才能が集まっていながら、なぜか空振りに終わってしまった霞切り・・・。
世間の皆様はどう感じたか分かりませんが、私の個人の感想を言わせてもらえばツマラナイ映画でした。残念ながら。
結局、TAJOMARUに間に合わなくなってしまって(アホw)上映時間が少し遅れて始まる「カムイ外伝」のチケットを購入。15時ころで列は無かったですが、実際に開場されると両隣「人」前方「子供」という混み具合。
「公開されて間もないからな~」と思っていたら、下の方から制服姿の女子高生が二人、階段を上がってきた。
「レディースデイだったか~!」それもコミの混み具合。
人を信じずに生き抜いてきた抜け忍カムイが、人とのふれあいの中で人を信じる心を取り戻していきますが、やはり抜け忍であることが仇となって、すべてを失ってしまうという哀しいお話。簡単に言うと。
大好きな姫のために頑張る武将の話とかよりも全然面白そうなんですよ。
基本、「恋愛が中心に世界が回ってる」作品は嫌いなので、カムイ外伝のような「愛情」を描きつつも甘ったれたもんじゃない、というスタンスは好感が持てます。
「カムイ外伝」の本伝「カムイ伝」が始まったのが1964年。40年以上前ですよ。
それから、お休みの期間も含めて何十年にも渡って描かれてきた作品です。
当然、多くの人が目にし、手に取り、ある者はそれにインスパイアされて漫画家になり・・・。
「カムイ外伝」の影響を受けた作家たちが、そういう路線の作品を作り、それに感動した若者たちがまたそういう路線の作品を作る。
そうやって、何度もリヴァイバルされてきた「そういう路線」の現代の作品を私は手にとって読みます。
だから、いまさら何十年も前の漫画を映画化されても、たいして驚きもしないのです。
こちらは、当時SFとして描かれたこともあり、現代に置き換えてもまったく新しい目で見ることができました。
監督の演出・脚色によるものなのかどうかは、「MW」も「カムイ外伝」も原作を読んでないので分かりませんが。
こちらもやはりSF。SFはそれなりに売れるということでしょうか?
時代劇は結局は斬り合い、侍や忍びという戦闘職が物語を終結させる、というパターンから抜け出せないですし。
何年か前に「shinobi」(オダギリジョーと仲間由紀恵の主演)というやはりマンガを原作にした忍者映画がありましたが、どんなに奇抜な衣装やメイク、斬新な殺陣やCGを駆使しても、過去の日本人(日本文化)が持っていた「土臭さ」は絶対に消せないのです。「時代劇」である時点で。
そういう「土臭さ」こそ邦画の醍醐味だ、と言われればそれまでですけど、若者はもっと「スタイリッシュな時代劇」を見たいと思っていると思います。
それとも「恋愛を中心に世界が回る」映画なのだろうか?
あ~気になる。
「TAJOMARU」も芥川(だっけ?)の原作の「映画化」ですよね。
オリジナルの企画を持ってくる映画人は日本にはいないのか?
何十年前の作品を今更作ってどうする気だ!と叫ばずにはいられない欲求不満な私。
「マンガや小説が映画化される時に、まるで映画がエンターテイメントの最高峰みたく言われるけれど、それが気に食わない」みたいなことを。
結局、「映画化」で作った映画なんて、本来の製作者(つまりは原作者です)が何年もかけてコツコツ作ってきた作品を、TV局から金もらって100人スタッフ雇って半年で作った2時間程のダイジェスト版に過ぎないんだよね。
原作読んでる時には誰も「映画化されたらなぁ」なんて思ってないのに、「待望の映画化」とか言って、みんなの知ってる作品や知ってる作家の名前を持ち出すんだ。
だからみんな観る。逆に言えばそれ以外の映画は売れない。
話が大きくずれてる気もしないではないですが。
あからさまなワイヤーアクション、崖を上るマツケンのCG、手裏剣飛んでくるとすぐスローモーション。
でも、生身の殺陣は文句無し。NHKの土曜時代劇がお遊戯に見えます。
ただし、アクションシーンが多すぎる。戦ってばっかり。
鹿、サメ、海、いろんなものがCGで表現されておった。
是非は問わないが、CGだと気づくレベルだった。
必殺技(分身)の絵は面白かった。あそこはスバラシイ。
物語に関わってくることはくるが、残忍な殿様の性格の描写までは必要ではなかった。
原作を脚色することをよしとしなかったのだろうか?
でも、観てる側は「このバカ殿も殺せ」と思った。しかし、映画はそれをしなかった。
非常に不快である。
カムイはまたすべてを失ったのに、それどころかカムイのあずかり知らぬところで暴君が好き放題やっているのである。
映画が終わった後も。非常にもどかしい。
彼は両腕切り落とされるけど、他にもけっこうグロいシーンが沢山あった。
前の席が親子連れだったんだけど、小学生に見せる映画ではないな、この作品。
ストーリーも勧善懲悪ではないし。
世の中クソだと教えたいなら見せてもいいかw
「カムイ外伝」>「shinobi」
「カムイ外伝」<「MW」
「カムイ外伝」<「南極料理人」
「カムイ外伝」>「宇宙へ。」
「カムイ外伝」=「ラストブラッド」
「カムイ外伝」<「あずみ」
最後はハッピーエンドがいいな。やっぱり。そう思います。
とにかく、もう人の作品でお金稼いじゃダメです。
名セリフ#144
ケンジ「兄さん。どっかに楽園ってないかな?」
リュウイチ「住所があればな。」
―――ケンジ
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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電話があれば聞くのにな。
名セリフ#143
「『殺さず、犯さず、貧しき者から奪わず』。
それが我々(アルチザン)のモットーだよ。」
―――リュウイチ・アサイ
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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リーダーがそう言ったこの日、皮肉にも彼らは殺され奪われる事になる。
名セリフ#142
「ガキの頃、俺に『キムチ野郎』とか言って石を投げてきた奴らは、皆俺と同じくらい貧乏なガキだったよ。
金持ちのガキはただ笑って見てただけだった。」
―――崔
(漫画「EDEN It's an Endless World!」第4巻より)
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ん~。
…格差社会?
- J・J・エイブラムス
- MCU
- M・ナイト・シャマラン
- Project-Itoh
- PSYCHO-PASS
- ULTRAMAN
- WakeUpGirls!
- るろうに剣心
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- アンソニー・ホプキンス
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