名セリフ#010
「こうした映像はしょせん賞味期限10分の感傷的な関心しか生みませんよ。
結局は自分たちの『豊かな消費生活』の方が重要ですから。」
―――張(チャン)大使
(漫画「EDEN」第9巻より。)
________________
ちょっとややこしい言葉なので、語らせてください。
~背景~(※漫画の内容について書いています。)
中国政府から弾圧を受けていたウイグル族の一団が、彼らの土地に政府が建設した油田施設を占拠した。
当初、政府は秘密裏に事件を解決しようと試みたが、武装グループと手を組んだ主人公たちによって全世界へ向けてその情報が流される。
ムスリム武装グループによるテロ行為という報道がメディアを駆け巡ったが、同時にウイグル自治区における差別や暴力の現状も世界に知らされることになる。
このセリフは中国政府の張氏が、ウイグル人のデモ隊に軍が発砲している映像がTVで流されているのを見て、連邦政府の要人に対して言った言葉。
ややこしいでしょ。
しかも漫画の話でフィクションだからね。
2003年7月初版発行の漫画です。
そして5年経った2008年の夏、北京オリンピックの聖火リレー期間中にウイグル族の現実の現状が日本のメディアで連日取り上げられた。
そのときになって、ようやく私も漫画の内容が現実を下敷きにしていることに気付く。
「賞味期限10分の感傷的な関心」・・・。
似たような言葉に「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」という言葉があったと思う。いや、ある。
つまり、TVでどんなにセンセーショナルな話題を取り上げても、どんなに感動的な逸話を放送しても、それは視聴者に消費されるだけされて、視聴者は容易にそのことを忘れてしまう。
ウイグルとダライ・ラマを最後にTVで見たのはいつですか?
ツバルという国の今現在の状況はどうなっているんですか?
最近はシロクマばかり同情されてますが、温暖化で困るのはそこだけですか?
自分で興味を持って調べれば調べられる。
行動を起こそうと思えばいつだって起こせる。
でも、大多数の人間はそれまでの「豊かな消費生活」の方が大事なんだ。
それまでの基本のやり方を崩されることを嫌うんだ。
TVの力は偉大だとか、ニュースはさも常識的なことをいつも言うけれど、結局は視聴者の消費意欲を掻き立てたいスポンサーによって成り立っているし、国営放送だってひとつの問題が完全に解決するまで取り扱ったりしない。
ニュースは見たほうがいい。でも、ニュース見てるから大丈夫とか、ニュースでやってたから間違いないとか思っちゃいけない。
疑わなくちゃいけない。この情報が真実かどうかではなく、自分にどんな影響を及ぼすか。
シロクマやペンギンの感動物語やカンボジアなどの貧しい国の窮状を訴えるような番組を、TV局はよく作って特番で流す。
でも、そんなのは本当に「賞味期限10分の薄っぺらな感情」しか生みださないと思うんだ。
そんな番組を見るくらいならTVのコンセントを引っこ抜いたほうがどれだけいいかと思う。
結局、みんな自分があまり犠牲にならないで地球が平和になることを待ってるだけだ。
エコバッグを使うだけで温暖化が止まればいいなと、心の奥で思っているんだ。
ゴミ袋の値段が高くならなければ、ゴミの量は減りはしないんだ。
みんな最後は自分のことだもの。それが人間だもの。
この漫画の張大使はこのときだけ出てきた端役だ。
でもムカつくけどもっともなことを言いやがった。
正直、ちょっと悔しいし、この漫画の作者はすごいと思う。
なんかかなり熱くダラダラネチネチ書いてしまった・・・。
話逸れまくってるし・・・。
でも、あえてこのまま載せます。
ここまで読んだ方、お疲れさまorz
2009年01月
名セリフ#009
「そんな願いは聞けんな。フィリオ…君自身もまだ夢の途中なんだから。」
「夢の途中にいるのは人類も同じだ。そのために我々は新たな戦いを乗り越えねばならない。
我々も急ごう。未来を担う者達のために…。」
―――ジョナサン・カザハラ
(PS2「スーパーロボット大戦OG」より。)
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自分にもしものことがあったらその時は…、と言う若き技術者に対し、ジョナサン・カザハラ博士の貫禄の名セリフ。
でも普段はテキトーな男。そのギャップが…いい?
※ちなみにロボット開発の博士。
名セリフ#008
「あぁ~っ、恋してえ~!」
―――小栗旬
(TVドキュメント「情熱大陸」より。)
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小栗君は何を言ってもカッケェらしいw
「あぁ~っ、チューしてえ~!」でもカッコイイ?
……。
…カッケェかも。
カッケェな、ウンw
名セリフ#007
「ありゃ、今日は知ってる人によく会うねぇ。あっち松田さん、こっち松本さん、あなた松浦さん、みんな『松』だ。」
―――店に来たじんつぁん
(2009年1月28日の実話。)
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離れて聞いててちょっとウケましたw
けしてネタに困ったワケでなく…。
名セリフ#006
「我ら天に誓う、我ら生まれた日は違えども、死すときは同じ日同じ時を願わん!」
―――劉備玄徳と義兄弟
(カードゲーム「三国志大戦3」より。)
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劉備のカード裏に書かれたセリフです。
~桃園の誓い~
黄巾賊退治を志す青年劉備は、関羽、張飛と出会う。
意気投合した3人は桃園で杯を交わし、義兄弟の契りを結んだ。
これが三国志の英雄・劉備の出発点である。
意気投合して義兄弟…すごい決断力というかなんというか。
結局3人は死ぬ時も場所もバラバラだったそうな。
名セリフ#005
「拳一つで戦えるとは言わん。
だが、拳一つを甘く見るなよ!」
―――カイ・キタムラ
(PS2「スーパーロボット大戦OG」より。)
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カイ少佐カッケェー。
愛機で白兵戦をしかけるときのセリフです。
より正確に表記するなら、「だが、」は、「だぁがっ!」ですw
~今週の名言~
「あえて言わせてもらおう。
・・・覚えておくがいい!!」
byミスター・ブシドー
もう爆笑。
昭和のアニメですか!?
ガンダムの歴代ライバルたちも言ったことないだろ。
「覚えておくがいい」って・・・w
ただし、笑ってるけれども、実際、ブシドーの戦闘中の言動や執拗にガンダムをつけまわす様子を見ていると、「こいつ精神病んでんじゃないか??」と思ったりする。
実はイノベイターによってマインドコントロールされていて、奇妙な仮面はそのためのデバイスだったりして・・・。
イノベイター以外でライセンス持ってるのがブシドーだけだということも、リボンズが関わってくるとスッキリ解決するよね。
それともうひとつ、ブシドーは刹那のライバルとしてはもはや役不足じゃないだろうか?
騎士道を気取っていたヤツが戦闘狂に変わり果てていく、ってのは面白い要素だと思うんだけど、ガンダムシリーズ恒例の「仮面のライバル」を引き継ぐには、「戦闘狂」ではちょっと・・・。
シャアとか「W」のゼクスとか理知的なキャラと比べると、ファーストシーズンの登場時はなかなかいい線いってたけど、その後、爆笑名言を量産し、セカンドシーズンではコスチュームでさえ巷の話題をかっさらい、そして最近じゃもうとり憑かれたように主人公のケツを追っかけまわす・・・。
世界を見つめ続け、自らも変革しようと考え始めた刹那はすごい速さで精神的に成長しているのに。
どうも、愚羅覇夢には「世界」とか「仲間」とか「正義」とかが欠けてしまってる気がする。
刹那もなんだかウザそうにしてたしねw
つまり、Bパートの「刹那vsブシドー」はちょっと引いたんですが、Aパートの「スミルノフ&ハーキュリー」はかな~り久しぶりに燃えました。
世界、社会、政治、経済、宗教、などのことが今マイブームなので。
内容の濃い(そして顔の濃い)Aパートでした。
ハーキュリーの意図は「6万人の市民にアロウズと政府の非道さを見せ付ける」というところにあったんですね。
そして解放した市民たちが語り部になることで、政府やアロウズを民主的に正し、自分はそのための捨て石になろうと・・・。
納得です。やはりガンダムにはこういう筋のとおったオジンがいなければ・・・。
ちなみにオートマトンですが、セカンドシリーズ語る上でかなり重要なメカになってますね。
ハロ以上に重要なメカです。ハッキリ言って。
沙慈が刹那と再開したときや、カタロンの拠点が壊滅したとき、そして今回の軌道エレベーター占拠事件のとき。
毎週出てきて撃墜されるジンクス3より、はるかに物語に食い込んできます。
ある意味「支配する側」と「される側」を明確に分ける一つの象徴でもある、と思う。
んで、そのオートマトンによって、犯行グループも人質も関係なく殺されてしまうんですが、似たような展開はほかの漫画でもありました。「EDEN」第13巻あたりです。(知ってる方、友だちになりましょうw)
ハーキュリーにとっては、それさえも連邦の不正を暴くための尊い犠牲なんですが、そこはさすがの連邦政府。
逆にクーデター派が不利になるように映像を改ざんして公表します。
でも、6万人の人質の目はごまかせないわけで、その市民たちが生還すれば、連邦の情報操作は暴かれる。
逆に考えれば、連邦政府は生還者を出すつもりは最初からない!?
というわけで、次回、メメントモリ2号機によって軌道E倒壊です!!(予想です・・・)
今回、なにげにこの2個目のメメントモリが1番驚いたかもしれない。
やりますね、製作サイド。
A-Laws Reports
アンドレイ少尉は過去に大切な人(きっと母)を失っているようです。
セルゲイやハーキュリーのせいだと言っていましたが、作戦上仕方ないことだったか、誤解か、そのどちらかでしょう。
本編の中で少尉は再び父と出会うのでしょう。
どういう立場になるかは分かりませんが・・・。
まあ、なんにせよ。
「過去に大切な人を失っている」設定は、もううんざりだァァァァァッ!!!!
本編の中で失えェェェェェーーーーーッ!!!!
しからばァ!!!!
名セリフ#004
「俺ほど宇宙(おまえ)を愛している者はいないというのに・・・ずいぶんな仕打ちじゃないか・・・。だが、そう簡単にフられはせんぞ・・・。これで俺もおまえの一部に・・・。」
―――ハリー・ローランド 最期の言葉
(漫画「プラネテス」第1巻より。)
名セリフ#003
「―――宇宙船があればどこへだって行ける。本当の、本当の自由だ。
でもスッゲー頑張んないと宇宙船なんか手に入らない。
マジにならないとダメなんだ。
だからオレはそれ以外のことはいっさいしないと決めた。
それ以外のことを考えるのもやめようと思った。
でも、でも愛し合うことだけがどうしてもやめられない。」
「愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ。」
―――星野八郎太 2080年
(漫画「プラネテス」第4巻より。)
名台詞#002
「神が愛だと言うのなら、我々は神になるべきだ。
さもなくば、我々人間はこれから先も永久に真の愛を知らないままだ。」
―――ウェルナー・ロックスミス
(漫画「プラネテス」第4巻より。)
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