わんさかわんさかでお馴染みの破天荒アニマルWebアニメ「うぇいくあっぷがーるZOO!」
本家「Wake Up, Girls!」のスピンオフアニメとして、2014年10月から2015年2月まで全10話が配信された。
最近ではWUGさんの冠番組「わぐばん!」(2015年夏放送)のいちコーナー(本編ともいう)として全話再放送され、視聴者の心をざわざわさせた。
なんかもの凄く今頃の感想になってしまった感があるが、書かないままだとライオンのマユしぃに喰われてしまいそうなので(それはそれで嬉しいが)ここにまとめておこうと思う。(たぶんまとまらない)
Wake Up, Girls!の七人にはそれぞれイメージアニマルというものがある。
ライオン、トラ、シロクマ、サメ、ワシ、ワニ、オオカミ。
共通するのは、どれも肉食で、獰猛なイメージがあるということだろう。(続劇でカルロスが「わぁおっ、猛獣ばっかりぃ↑!?」とか言ってたね♪)
実際、劇中でイメージアニマルの着ぐるみを着たり(リアルでもかぶり物したことあったな…)するのだが、それをもっと進めて、ミニアニマルのキャラクターを作り出したのが、この「うぇいくあっぷがーるZOO!」である。
2.5頭身くらいのカワイイ猛獣の女の子たちが、毎回ハチャメチャやるというギャグアニメで、潰れかけの動物園を立て直すという建前は最後には誰も憶えていない、そんな感じのゆる〜いアニメ。
様々なエピソードがあったが、すごくこう…なんつーか、とても分かりやすく素直で真っ直ぐな作品だった。3分くらいのショートアニメなのであんまり難しい展開はそもそもできない。
アニメ本編見てなくても、わぐずーメンバーはかわいいと思うし、本編見れば彼女らのやりとりが本編のパロディであることに気づくはず。
ご当地アニメを強く打ち出した本編に反して聖地を破壊したりとやりたい放題で、思わず吹いてしまう回も多々あった。
毎回最後にはキッズ向けソングみたいな主題歌「ワグ・ズーズー」をみんなで歌って…というのがお決まりなのだが、そのエンディングも回によって色んな仕掛けが施してあり、低予算を逆手に取った自虐ネタなど、とにかく自由な作風が面白かった。
全10話と言わず、20話30話と続けていってほしい作品でもある。今度は続劇のパロディができるわけだし!
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