2015-08-03-23-58-26

アイアン・ジャイアント
(1999年/アメリカ)
【監督】
ブラッド・バード
【キャスト】
イーライ・マリエンタール
ヴィン・ディーゼル
ジェニファー・アニストン
ハリー・コニック・Jr.
クリストファー・マクドナルド

*感想

ブラッド・バード監督の初監督作品となるアニメーション映画。

1957年。メイン州の小さな町に住む9歳の少年ホーガースは宇宙人の存在を信じていた。
ある時、街で聞いた金属で覆われた大男の噂を信じたホーガースは夜中にこっそり家を抜け出す。
彼は夜の森で金属を食べる巨大な謎のロボット、アイアン・ジャイアントと出会う。



本国公開はあの「シックス・センス」と同時で、こちらの興収は奮わなかったらしいんだけど、ツイッターで人気を知り見てみた。
とても良い映画でした。泣き笑いしました。
ディズニーでもピクサーでもない、隠れた名作アニメと言っても過言じゃないと思う。

1999年製作のアニメーションなのに、ジャイアントをCGで描いているのが特徴。
CGといってもレトロなタッチで、手描き部分と違和感なく溶け合っている。
でもCGなので、素早い動きもかっこよく物語の展開に上手く作用していると思う。

物語は予想通りのハートフルな展開。
しかし、そこから終盤にかけての盛り上がりが、ミリタリー的・ヒーロー的な意味でめちゃくちゃかっこよくて笑い泣いてしまった。
戦車なんて序の口で、戦闘機・戦艦、果ては原潜なんてものまで出てくる。これで燃えない男子はいないぞ…。

そして劇場アニメという特性を最大限に活かした例のシーン…。(ヒックとドラゴンもSTAND BY ME ドラえもんもそこが素晴らしかった例のシーンです)
興奮したホーガースがジャイアントに言う。「手を伸ばすんだ!○○○○○○みたいに!」

このシークエンスがもう本当になんだか分からないけど笑い泣けてきて…。
めちゃくちゃワクワクする演出なのに実は戦闘中という相反する要素。
このシーンには本当に震えた。

暴走モードとかも容赦なくて、ハートフルな外見とのギャップがこの作品の面白さなのかもしれない。
ジャケットイラストに良い意味で騙される作品。

実は9月末頃にアメリカでは未公開シーンを加えたシグネチャーエディションが公開されたそうだ。
そのエディションの日本でのリリースはまだ未定のようだが、出ればもう一度見たいと思う。