やじきた道中 てれすこ(2007年、日本)

【監督】
平山秀幸
【出演】
中村勘三郎
柄本明
小泉今日子
ラサール石井
笑福亭松之助
淡路恵子
間寛平
松重豊
山本浩司
吉川晃司
鈴木蘭々
星野亜希
藤山直美
國村隼
笹野高史

感想 (2015年1月3日、TV録画にて鑑賞)

時は泰平。江戸で飴細工を作って売っている弥次さんは、懇意にしている花魁・お喜乃から足抜けを手伝ってほしいと頼まれてしまう。
国許に病気の父を残しているというお喜乃のために、二人で江戸を出ることに。
ちょうどそこへ、役者をクビになった喜多さんが現れ、弥次喜多は久しぶりの再会を果たした。

無事に江戸を脱出した3人だったが、金を騙し取られたり、化け狸に遭遇したりと、道中は珍事件の連続。
やがて箱根に着くと、お喜乃は弥次さんにある秘密を告白する。



中村勘三郎と柄本明が弥次さん喜多さんに扮し、ヒロインお喜乃を小泉今日子が演じたコメディ時代劇。
「てれすこ」というのは劇中に出てくる怪魚(?)のこと。

まあ、良くてNHKの木曜時代劇といった感じで、もしかするとNHKの方が面白いかもしれません(笑)
いちおうコメディの体裁をとっているので、笑えないわけではないんだけど、映画としてはあまり面白くなかったですね。

もとより弥次喜多の珍道中を描いたハチャメチャな話なんですが、わざわざこれを映画でやる?って感じです。
落語のネタが全編に散りばめられているそうですが、本当に散らばっていてまとまりもないですし。

一番言いたいのは「てれすこ」が弥次喜多にほぼ関係ない所で登場していることですね。
終盤になってようやくてれすこ料理を食べる機会があっただけで…。
結局てれすことはなんだったのか…(笑)

他の邦画コメディ作品の例に漏れず、後半は人情物語になってますしね…。
弥次さんにあんな過去とか覚悟とか決意とか要るんですかね?
しかもこれ、けっこう現代劇でも難しいテーマに挑むんですよ(笑)

個人的にはもっと間抜けな話でもよかったんですけどね。
弥次喜多にはもっともっと「バカ」であってほしかったです。