アース(2007年、ドイツ/イギリス)

【監督】
アラステア・フォザーギル
マーク・リンフィールド
【声の出演】
パトリック・スチュワート(英語版ナレーション)
渡辺謙(日本語版ナレーション)

感想(2015年1月24日、TV録画にて鑑賞)

およそ50億年前、巨大な隕石が地球に衝突し、その衝撃により地軸が23.5度も傾いてしまう。
この傾斜は四季の移ろいや多様な地形を地球にもたらし、その後の生命の誕生と進化に重大な役割を果たすこととなった。

北極を基点に地球縦断の壮大な旅に出た撮影隊は、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの親子に導かれ、さまざまな命の営みに出会う。



BBCのネイチャー・ドキュメンタリー「アース」です。
地球上の様々な生き物を通して、生命豊かな星・地球を描いた作品。

5年の歳月を費やして撮影された自然の姿は、やはり期待通りのものでした。
個人的には、湿原を移動するトナカイの群れが画面いっぱいにひしめいてるのが壮観で、「ロード・オブ・ザ・リング」の戦争シーンを思い出しました(笑)

ただ、後半から眠くなってきてしまって、終盤はウトウトしてましたね。
見ていたというよりも聞いていた状態(笑)
渡辺謙のナレーションのせいでしょうか?

海洋ドキュメンタリーの「オーシャンズ」も見たことあるんですが、あちらは後半から妙に説教臭くなってきてダメでした。
この「アース」は説教臭さはないんですが、その分起伏もなく、最初から最後まで同じテンポなのが、眠くなった原因かもしれません。

まあ、悪くないドキュメンタリー映画だと思います。