センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島
(2012年、アメリカ)

【監督】
ブラッド・ペイトン
【出演】
ドウェイン・ジョンソン
マイケル・ケイン
ジョシュ・ハッチャーソン
ヴァネッサ・ハジェンズ
ルイス・ガスマン
クリスティン・デイヴィス

感想(2015年2月7日、TV録画にて鑑賞)

地底での大冒険から4年。17歳になったショーンは、母親と母親の再婚相手ハンクと共に暮らしていた。
そんなある日、ショーンの祖父で冒険家のアレクサンダーから無線で謎の暗号が届く。
それは、ジュール・ヴェルヌが描いた「神秘の島」を見つけたという驚愕の内容だった。

ショーンはすぐに神秘の島へと行こうとするが、義理の父親のハンクも冒険に同行することに。
二人はガイドのガバチョが操縦するヘリコプターで、ガバチョの娘カイラニと共に島へと出発するが、嵐に遭い謎の島へと墜落してしまう。
そこは小さなゾウや巨大なトカゲが棲息する、神秘の島だった。



前作「センター・オブ・ジ・アース」はけっこう好きで、この続編も気になっていたんですが結局劇場では観れず……。
一度金曜ロードショーで放送される予定だったんですけど、昨年9月の御嶽山噴火の影響で放送中止となったんですよね。
結局、先日再び金ローで放送されたのでようやく見れました。
まあ、レンタルすればいつでも見れたんですけどね。

で、やっぱり期待通りの内容で……といっても、特に深いテーマとかがあるわけじゃなく、「内容」はむしろ薄い部類の映画だと思います。
この手の映画の魅力はやはりアドベンチャーに尽きるんですよね。
そういう意味でとても満足ですよ私は。

細かい所を言うと、神秘の島に着いて早々に観光スポットを全部巡ってしまって、後は急いで帰るだけ……という展開なのがちょっと寂しかったですが、前作も脱出がメインになってましたしね……。
とにかくこのアドベンチャー感がいいんですよ!
鳥と鳥が激突してカラフルな羽根が飛び散るシーンは劇場で観なかったことを後悔させる絵でした。

配役も、逞しい保護者役のドウェイン・ジョンソンが毎度安定のドウェイン・ジョンソンでしたし、前作から成長したジョシュ・ハッチャーソンも良かったですね。
前作のブレンダン・フレイザーは出てませんが、それが不自然じゃないくらいに複雑な家庭環境でしたね。
そういやショーンの実父は1作目で死んでたんだよな……とか思い出しながら鑑賞。

ゆくゆくはジョシュ・ハッチャーソンが父親役などでジュール・ヴェルヌの物語を紡ぐ日も来るのかもしれません。
そう考えるとけっこう夢のあるシリーズだと思うんですよね。