パンチライン
第1話「パンツパニック」
【監督】
上村泰
【キャスト】
井上麻里奈
雨宮天
釘宮理恵
寿美菜子
戸松遥
吉田有里
感想
今期はこのアニメについて感想書いていきたいと思います。今までアニメレビューしてきた中では一番過激な内容になりそうなのでご容赦ください(笑)
冬アニメの「冴えヒロ」もノイタミナらしからぬ内容だったけど、春が来てさらに輪をかけた作品が…(笑)
ノイタミナ的にはこれでいいのか?(面白いけど)
監督は上村泰。未見ですが「ダンタリアンの書架」に続いて2作目の監督作品。
制作はMAPPAで、ノイタミナアニメ「残響のテロル」で作画クオリティの高さを見たので期待できそう。
そして音楽はなんと小室哲哉。
かなりクールな劇伴だったけどよりにもよってこんなおバカなアニメじゃなくても…(笑)
主題歌は中川翔子とでんぱ組.incのコラボユニットが担当。
原作はゲーム制作・音楽事業などのMAGES.とフジテレビとなっており、もともとはゲームの企画だったものを先にアニメ展開することになったらしい。
それで、主人公が「ゲームみたいだ」と言っているようにまるでRPGみたいな展開になっている。
事態を打開するレアアイテムを手に入れるためには、霊体レベルを上げて実体化能力を鍛えなければならない。
実際のゲームはアドベンチャー系になるのかな?
キャラクターの名前も漫画チックで…、
正義のヒーロー「ストレンジジュース」に変身するヒロイン・成木野みかたん(なるぎの みかたん)は音読みで「正義の味方」。
引きこもりゲーマー腐女子・曳尾谷愛(ひきおたに いと)は「ヒキオタニート」(引きこもり・オタク・ニート三拍子そろった人のことらしい)。
天才発明家としてストレンジジュースをサポートする台初明香(だいはつ めいか)は「大発明家」とその役割を表し、ギャル系インチキ霊媒師・秩父ラブラ(ちちぶ らぶら)は「乳ぶらぶら」ということで巨乳担当らしい。
主人公・伊里達遊太(いりだつ ゆうた)はしばらく分からなかったが、名前と苗字をひっくり返すと「ゆうた・いりだつ」となり、第1話で幽体離脱してしまう彼の運命を表わしている。
あと、幽霊猫のチラ之助がマスコット的存在になるのかな。同じ幽体として遊太にアドバイスする。当然アニメなので喋る。語尾に「ら」が付くら~。
第1話は主人公に起こった大事件と彼が引き起こす災厄を描いて、同時にヒロインたちの登場も済ませる構成になってた。
第1話からヒロイン全員のパンツを披露するというタイトルに恥じない内容。
女子のパンツを見てしまうと鼻血を吹き出し、それが人類滅亡のトリガーとなってしまう主人公・遊太。
あるバスジャック事件をきっかけにその力を解放してしまった遊太は、何者かに身体を乗っ取られ幽体となってしまう。
しかし、チラ之助は言う、幽体には物理法則が適用されないので時間を遡ることもできるら~、と。
遊太は過去へと戻り、自分の身体を取り戻すために聖典「ナンダーラガンダーラ」を手に入れようとするが、それには前述のゲーム的な手順を踏んでいかなければならないようだ。
そして、その過程で出くわす幸運なシチュエーション。
ラッキースケベ体質の遊太は何度も女子たちのパンチラ(あるいはパンモロ)と遭遇し、その度に滅亡する世界を何度も過去に戻ってやり直すことになる。
遊太は最高にハッピーでピースフルな未来を掴むことができるのか…。
まあ、エッチでおバカなアニメだけど気になる伏線がけっこう散りばめられていたので今後の展開が気になる。
まず、バスジャック事件を起こした謎のテロ組織「Q-may会」。
これも言葉遊びで多分「救命会」、つまり人類を救おうとしているのか…。ネット上の考察にそんなことが書いてあった。
明らかに重要人物っぽい白髪の美少年(青年?)は、遊太と川に落ちる際に何かを呟いている。
そして川に落ちて沈みゆく遊太を救い上げた2人の子供たちは…。
時間跳躍がありうる世界観なので、髪の毛の色からみかたんと遊太と思うのだが、服装はまるで研究施設の実験体のような…。(←アニメの見過ぎ)
時間をゲームオーバーから何度もやり直せる能力と、物理法則を無視できる幽体設定。
これらの要素が今後このアニメをただのパンチラアニメではない傑作にしてくれそうな気がする。
もちろんただのパンチラアニメで終わったとしても、みかたんがカワイイので全然OKなのだが(笑)
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