感想
やはり小泉に引っ叩かれる所から始まりましたか……。
今回はインターハイ後半、ペコとアクマの因縁の対決、そしてドラゴンVSチャイナの2連戦でしたね。
ずっとペコを妬ましく思っていたアクマ。
いつか見返してやろうと努力を続け、あらゆる手段を使ってペコを沈めます。
ついにペコを見返すことに成功したアクマが放った言葉、それが「絶対に負けない唯一の方法は闘わない事だ」
これ、原作だと「闘わない事だ」ではなく、「勝つことだ」なんですよね。
原作者の松本大洋と湯浅監督が話し合って変更したようですが、非常に分かりやすくなったんじゃないかと。
原作だと「負けない唯一の方法は勝つこと」という、ただの冗談なんですよね。
これだと、ただアクマがペコを嘲笑っただけにすぎない。
でも、「闘わない事だ」とペコの卓球引退を勧奨することで、その後のペコの行動ともつながってくるわけですよね。
そしてさらには、「もう闘うな」とペコを突き放した本人が、再びペコにラケットを握らせようとする展開が待っているわけですよね。(第6話あたりで)
他にもちょこちょこアニメオリジナルの要素を入れてきますが、これら改変が最終的にもの凄くカタルシスを生むことになるんじゃないかとワクワクしてます。
見所はなんといっても風間VS孔文革ですか。
これはもうアニメーションの力をフルに発揮した非常に興味深い映像でした。
なんか、見ていて何かに似てると思ったら、アニメ「日本昔ばなし」ですよこれ!
風間に対する恐怖のイメージが、日本昔ばなしの恐い話の時のタッチを彷彿とさせるんですよ(笑)
もうなんか凄すぎて笑ってしまいましたけど。
ただこれ、龍(風間)が飛行機(孔文革)の前に立ちふさがってるように見えますけど、龍と飛行機の影を見てみるとなんと喰われそう!
勢いだけのシーンではなく、ちゃんと裏の意味も込められているんですね。
試合後のコーチの言葉も良かったですね。
この物語ってけっこう愛弟子を想う大人たちの優しさが描かれてるんでそのへんも見所です。
あとアニメオリジナルのキャラクターも登場!
おにゃのこ!おにゃのこです!
まあ海王学園の理事長もオリキャラですけどね……。
ドラゴンに従姉……。どんな役割を演じるのかこの人は……。
もしかして、篭ったトイレで風間が見た花がこの人を表しているとか?
まさか、ドラゴンにロマンス……???
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