感想
アニメオリジナルの要素がいちいち良いですね。
ユースオリンピックで優勝したという風間の後ろ姿めちゃくちゃかっこいいですし、孔文革が郷里からの小包の中に母親の白髪を見つけるとかもうすごいですねこの描写。
原作漫画よりも丁寧に風間や孔文革を描いていますよね。
細かい所では、ペコが彼女作って遊びに行った海であの江上がバイトしてたりとか(笑)
あと、ユリエがCM出演する卓球用品メーカーのポセイドン。海の王様ポセイドンということでつまりは「海王」。
海王の理事長が以前風間に「勝ってうちの製品の良さを示してもらわねばならん」みたいなことを言っていたのは、海王理事長とポセイドン社長がイコールだからでしょうね。
海王学園、海王卓球部、ポセイドン……この辺り、家族経営みたいな感じになってるのでしょう。
物語のメインはアクマのスマイルへの挑戦と敗北そして転落……。
それを見ていたペコも卓球から足を洗うことを決意する、という回でした。
アクマの後ろ姿も新選組になったりして、その後のシーンの小泉老人との会話を暗示しています。
こういう細かい所でアニメオリジナルの要素を入れてくるので、ただの「原作に忠実なアニメ」になっておらず、本当に見ていてドキドキワクワクしますね。
見所は、なんといってもキレたアクマと冷徹なスマイルのやりとり。
「俺は努力してきたよ!……なのにっ!」と焦りを露わにするアクマにスマイルが放った言葉。
「それはアクマに卓球の才能が無いからだよ」
めちゃくちゃひでえけどかっちブーだなスマイル……。
孔文革に勝ちを譲ったスマイルが、何故アクマを再起不能にするような言葉を放ったのか。
スマイルの甘さがこの時点で払拭されているようにも思えますが、むしろ旧友であるアクマだからこそハッキリと引導を渡してやったのかもしれませんね。
何にせよ、己を見失ったアクマは傷害事件を引き起こし卓球部を退部処分。
そしてペコは、自分に努力で打ち勝ったアクマが、スマイルには才能で敗れるのを見て、卓球から足を洗うことを決意。
愛用のラケットを川へ捨てます。
このシーンがまたアニオリでして、原作だと焼却炉で燃やす展開。
しかし、アニメのカットでは、水面に映る月(=スマイル)の隣でペコのラケットが沈んでいくものになっており、これも暗示的ですよね。
それから、風間と真田の会話シーンでも、「その憐憫が海王卓球部の名門復活にどう役立つのか……」と語る風間の後ろに卓球選手の銅像が加えられたりと、風間の立場をよく表していますよね。
深読みして見ると本当にいろいろ考えられているアニメだと思いますね。
- カテゴリ カテゴリ:
- 2014年度アニメ



































