ターミネーター2
(1991年/アメリカ)
【監督】
ジェームズ・キャメロン
【キャスト】
アーノルド・シュワルツェネッガー
リンダ・ハミルトン
エドワード・ファーロング
ロバート・パトリック
アール・ボーエン
ジョー・モートン
ジャネット・ゴールドスタイン
ザンダー・バークレイ
マイケル・ビーン
*感想(2013年3月23日、TV録画にて鑑賞)
<ターミネーター>シリーズで最高傑作とウワサの「ターミネーター2」(T2)。
これはTVで何度もやっているから子供の頃から親しんできた作品です。
監督は前作に引き続きジェームズ・キャメロン。
84年に公開された前作から7年の月日が経ってるけど、キャメロン監督はすぐに続編を制作して二番煎じになることを嫌って、「少年とターミネーター」という構想を温め続けていたそうですね。
主演はもちろん前作の成功でアクションスターとなっていたアーノルド・シュワルツェネッガーが続投。
リンダ・ハミルトンも再びサラ・コナーに挑みます。
さらに新たな登場人物として、エドワード・ファーロング演じる少年ジョン・コナーが登場します。
この映画がデビュー作となった彼は人気子役としての道を歩み始めますが、今現在は、なにやってるんだろうこの人は……(汗;
ピュアな少年の演技を楽しみたい人は彼の名を検索しない方がいいですね。
さらにさらに、ロバート・パトリックがもう一体のターミネーターとして登場。
「T2」の2とは「ターミネーターが2人」の意味だったんですよ!(嘘)
前作から10年の月日が流れて1994年。かつて未来から来た男が予告した人類滅亡の日は3年後に迫っていました。
カイルとサラの間に生まれた少年ジョン・コナーの命を狙って、未来からターミネーター<T-1000>が送り込まれてきます。
時同じくしてジョンを守るためにT-800が未来から送り込まれてきて、2体のターミネーターが激しくバトル!……な展開になっていきます。
続編にはあまり良い出来のものは無い、というのが世の中の通説ですが、「ターミネーター2」に関しては前作を上回る出来。
B級映画の域を出なかった前作に比べて予算の上でも大幅にパワーアップしており、CGやアニマトロニクスといった当時の最新VFXは2010年代の今でも見劣りしません。
T-1000が撃たれて二つに割れるのが好きだったり……。
さらに、キャメロン監督が温めていた「少年とターミネーター」という構図が、物語を前作の二番煎じではなくしていますよね。
あの残虐な殺戮兵器がプログラムの書き換えによって殺人者から守護者へと変貌し、悪役だったシュワちゃんが180度変わって正義のロボットになってる点でもう既に面白いのに、そこへ子供とロボットのほのぼのするやりとりを持ってくるとかもうね!
ジョンに汚い言葉を教わって褒められてるシュワちゃんとかなんか面白いですよね(笑)
そしてやはりハラハラドキドキの展開が全編に渡って用意されていて大満足です。
特徴的な面をひとつ挙げるなら、ジョンが母親サラをT-800と救出しに行く展開とか……。
サラはターミネーターと審判の日の話をしたために精神病院に隔離されてるんですよね。冒頭から。この展開からしてなんかすごいです。
救出した途端にお母さんは隠し武器庫で戦闘準備始めるし!(笑)
前作のリンダ・ハミルトンとはまったく印象が違いますよ。戦士です。アマゾネス。
これが母親の強さってやつか~母親はみんなこうなのかなって感心したりね(たぶん違う)
こういった設定の違いも新しい雰囲気を演出できてる要因かな、と。
で、最後はこれ、ちょっと泣かせる展開でね……。
親指立てたまま溶鉱炉に沈んでいくのとか良い演出ですよね。
あれのせいでターミネーターは正義の味方みたいにしばらく思ってましたけど、本来は1作目のように悪役だから、なんか……あれ、ここ泣いてもいいのか?ってちょっと思ってしまったけど(笑)
84年に公開された前作から7年の月日が経ってるけど、キャメロン監督はすぐに続編を制作して二番煎じになることを嫌って、「少年とターミネーター」という構想を温め続けていたそうですね。
主演はもちろん前作の成功でアクションスターとなっていたアーノルド・シュワルツェネッガーが続投。
リンダ・ハミルトンも再びサラ・コナーに挑みます。
さらに新たな登場人物として、エドワード・ファーロング演じる少年ジョン・コナーが登場します。
この映画がデビュー作となった彼は人気子役としての道を歩み始めますが、今現在は、なにやってるんだろうこの人は……(汗;
ピュアな少年の演技を楽しみたい人は彼の名を検索しない方がいいですね。
さらにさらに、ロバート・パトリックがもう一体のターミネーターとして登場。
「T2」の2とは「ターミネーターが2人」の意味だったんですよ!(嘘)
前作から10年の月日が流れて1994年。かつて未来から来た男が予告した人類滅亡の日は3年後に迫っていました。
カイルとサラの間に生まれた少年ジョン・コナーの命を狙って、未来からターミネーター<T-1000>が送り込まれてきます。
時同じくしてジョンを守るためにT-800が未来から送り込まれてきて、2体のターミネーターが激しくバトル!……な展開になっていきます。
続編にはあまり良い出来のものは無い、というのが世の中の通説ですが、「ターミネーター2」に関しては前作を上回る出来。
B級映画の域を出なかった前作に比べて予算の上でも大幅にパワーアップしており、CGやアニマトロニクスといった当時の最新VFXは2010年代の今でも見劣りしません。
T-1000が撃たれて二つに割れるのが好きだったり……。
さらに、キャメロン監督が温めていた「少年とターミネーター」という構図が、物語を前作の二番煎じではなくしていますよね。
あの残虐な殺戮兵器がプログラムの書き換えによって殺人者から守護者へと変貌し、悪役だったシュワちゃんが180度変わって正義のロボットになってる点でもう既に面白いのに、そこへ子供とロボットのほのぼのするやりとりを持ってくるとかもうね!
ジョンに汚い言葉を教わって褒められてるシュワちゃんとかなんか面白いですよね(笑)
そしてやはりハラハラドキドキの展開が全編に渡って用意されていて大満足です。
特徴的な面をひとつ挙げるなら、ジョンが母親サラをT-800と救出しに行く展開とか……。
サラはターミネーターと審判の日の話をしたために精神病院に隔離されてるんですよね。冒頭から。この展開からしてなんかすごいです。
救出した途端にお母さんは隠し武器庫で戦闘準備始めるし!(笑)
前作のリンダ・ハミルトンとはまったく印象が違いますよ。戦士です。アマゾネス。
これが母親の強さってやつか~母親はみんなこうなのかなって感心したりね(たぶん違う)
こういった設定の違いも新しい雰囲気を演出できてる要因かな、と。
で、最後はこれ、ちょっと泣かせる展開でね……。
親指立てたまま溶鉱炉に沈んでいくのとか良い演出ですよね。
あれのせいでターミネーターは正義の味方みたいにしばらく思ってましたけど、本来は1作目のように悪役だから、なんか……あれ、ここ泣いてもいいのか?ってちょっと思ってしまったけど(笑)
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