25686035.jpg


68f6a9ec.jpg

Eye to the Telescope
KT Tunstall

Virgin/Relentless, 2006, UK

曲目

1. Other Side Of The World
2. Another Place To Fall
3. Under The Weather
4. Black Horse and the Cherry Tree
5. Miniature Disasters
6. Silent Sea
7. Universe&U
8. False Alarm
9. Suddenly I See
10. Stoppin’ The Love
11. Heal Over
12. Through The Dark
13. Boo Hoo (acoustic extravaganza version) - Japan only bonus track
[CD-EXTRA]Suddenly I See (video)

感想

スコットランド出身のシンガーソングライター、KTタンストールの2004年の1stアルバム「アイ・トゥ・ザ・テレスコープ」です。
遅咲きのフォークシンガーって感じですかね。

ギター抱えて歌うんですが、ループべダルを使用して基本一人で演奏するという独自のスタイルを持ってます。下積みの長さゆえのアイディアかも。
ループべダルというのは、予め録音した演奏を延々と繰り返す機能を持つ機材のこと。
彼女の場合、タンバリンやギターのクラッキングなどでリズムをとり、それに乗せてギターを弾くという使い方です。
それによって、普通の弾き語りよりもリズミカルになるんでしょうね。

ただし、流石にアルバムではバックバンド使ってます…。


注目曲はやはり#4「Black Horse and the Cherry Tree」と#9「Suddenly I See」ですね。
#4は2007年のグラミー賞にノミネートされた、ギターのカッティングや乾いたビートが軽快なフォークロック。
#9は映画「プラダを着た悪魔」の主題歌に使用されました。#4と同じく軽快な曲ですが、アルバムで一番キャッチーな曲ですね。

全体的には、ギターやキーボードの包容力のある音と乾いた穏やかなビートの上にKTたんの懐かしめの歌声が乗っかってる感じ。
リバイバルな感じもするアルバムです。





さて、けっこう長い間、Eから始まるアルバムを紹介してきましたが、今回で一応終わりです。
次回からはいよいよFに突入!(笑)
(…ですが、気になるアルバムとかはイニシャルに関係なく紹介していこうと思います)