【ジャンル】
ホラー
【出演】
山下智久 (石田)
剛力彩芽 (愛梨)
岡田将生 (利也)
蓮佛美沙子 (真美)
スギちゃん
香里奈 (聡美)
高橋光臣 (悠司)
稲垣吾郎
あらすじ
投稿者から寄せられた恐怖体験談を、稲垣吾郎とほん怖クラブのメンバーが紹介するTVスペシャル。
赤い爪
会社の人間関係に疲れ転職した若者・石田。山間にある会社に勤め始めたある日、山中の道を帰宅する途中で、石田は何かに誘われるかのように行き止まりの道へと車のハンドルを切ってしまう。我を忘れて走り続けて、危うく崖から転落しそうになった石田。その体験を上司に話そうとすると、上司からは「その話は誰にも話すな」と止められてしまう。どうやら、この会社の人間で同じ体験をした者が何人もおり、その話を聞いた者は不幸になるのだという。その日から、石田の周囲で奇怪な出来事が起こるようになり……。
黒い病室
新人看護師として元気に働く愛梨。しかしある時、愛梨は病院内の奇妙な出来事に気付く。308号室に入院した患者たちは一様に病室の天井の一点を見つめ、そしてしばらくすると死んでしまうのだ。ある日、308号室に入ってきた少年・亮も、死んでいった患者たちと同じように天井を見上げる。不穏な空気を感じた愛梨は、亮の病室を移すよう婦長に頼み込むが……。
右肩の女
就職活動に苦戦する大学生の利也には、もう一つの悩みがあった。それは二歳年下の恋人、真美のこと。利也は真美と別れようと考えていたが、そのことを打ち明けるタイミングを逃し続けていた。ある日、真美に「右肩に女の霊が憑いてる」と言われた利也は、不思議な出来事に巻き込まれるようになる。それは次第にエスカレートし……。
真夜中の列車
終電に乗り遅れた男のもとにやってきた列車。男は、終電が遅れたのだろうと思い乗り込んだが、男の他には乗客は誰もいなかった。不審に思った男が列車を降りようとした瞬間、列車は動き出してしまう……。
或る夏の出来事
聡美には仲の良い悠司という幼なじみがいたが、悠司はある夜、交通事故で帰らぬ人となってしまう。悠司と互いに愛し合っていることを知りながら、自分の気持ちに素直になれなかった聡美は、いつしか「悠司を殺したのは自分だ」と考えるようになっていた。ある夜、聡美のもとに悠司の霊が現れる。翌朝、弟・康太の部屋が何者かに荒らされているのを見て、悠司が自分を恨んでいると聡美は考えるが……。
感想 (2012年8月19日、TV録画にて鑑賞)
イワコデジマ、イワコデジマ!(これ、ひっくり返すと「マジで怖い」)
夏恒例の「ほん怖」です。「はい!ゴローさん!」でおなじみですね?
こどもが見てびっくりするレベルの恐怖ドラマなんですが、僕にはちょうどイイくらいだぜ!(笑)
わざわざ録画して見ました……。
「豪華キャスト!」とのことだったけど、なるほど確かに旬なキャストでしたね。
剛力彩芽ちゃんに岡田将生にスギちゃんに、意外なところではNHK朝ドラ「梅ちゃん先生」の高橋光臣とか……。
ただ、スギちゃんの着ていた衣装がいつもと同じで、どうみてもスギちゃん本人を演じてるとしか思えず……。さりげに「ワイルドだぜ^^;」とか呟いてるし……。
その辺が微妙というか、説明が欲しかった。(←真面目;)
体験談を投稿した匿名希望さんも「いや、おれ普通にスーツ着てたし!」とかツッコミ入れたに違いない(笑)
まあ、5分程度のショートストーリーだったし、そんなに気にするほどのあれでもないんですが、どちらかというと怖いよりもツッコミどころが酷くて笑えました。
そもそも最終電車の怖い話自体がお約束だしな……。だからこそ、スギちゃんでいろいろ遊んだのか!?
一番怖かったのは「黒い病室」。
剛力彩芽ちゃんと子役中心に話が進むので、そんなに怖くないだろうとタカをくくっていたのですが、ラストの映像がベタベタだけど衝撃でした。思わず声を上げました(笑)
で、ほん怖クラブのメンバーたちも相当怖かったようで、その後映ったスタジオでは泣いてる子役さんもチラホラ。
そんな中泣きながらお仕事こなしてた石井萌々果ちゃんが今回のSPで一番の収穫だったかも(笑)
すっげえイイ表情してましたね~♪(←不謹慎;)
あとは、「右肩の女」という話も恐怖映像とは別の意味で怖い話でした。
人の想いの力が生み出す不思議な存在の話。嘘から出た誠でもありますね。
まあでも、ああいう災難に遭うのは「イケメンに限る」なんで、僕はまったく心配する必要なし♪
いや、少しは心配したい。誰か心配のタネを作ってくれ……orz
香里奈が演じた「或る夏の出来事」は、怖いというより、ちょっとイイ話でしたね~。
まあ、これもスギちゃんの最終電車の話と同じで、お約束の「感動の心霊体験」というやつ。
でも、感動かどうかは見る人の精神状態によって大きく変わるみたいで……。
ネタバレしてしまうと、死んだ幼なじみの霊が弟の部屋を荒らしにくるが、実はそれは弟に起こる事故を防ごうとしてやっているんですね。
ただ、僕の心は荒んでいますから、途中まで「幼なじみを轢き殺したのが弟なんじゃね?」って2時間サスペンスでも見るかのように無責任な推理をしていました……。
そんな残酷な結末を想像できてしまうなんて、自分の心の闇を垣間見た気分です。
皆さんも自分の心の中に巣食う闇には気をつけましょう……。
本当に怖いのは生きてる人間の心ですから(ΦωΦ)フフフ…
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