ベタベタなのに涙が出る。
FIFA公認のサクセスストーリー。
LAでアマチュアサッカーをしていた不法移民の若者・サンティアゴは、
その才能を、たまたま英国から渡米していた元スカウトマンに見出される。
父親の反対もあったが、サンティアゴは夢を叶えるために渡英する。
見る前から結末が分かってるし、挫折→立ち直り、失敗→もう一度チャンス、という展開も見飽きてくる。
恋人の存在もベタだし、なにより監督やさしすぎるだろ。
ピッチの上でもツッコミどころあるけれど、でも、そんなのどうだっていいやっていう、なにこの充足感?
「父さんがあの試合を見ていてくれたんだ!」
「今日だって天国から見てくれていたさ!」
ドキューーーん!(←心を打たれた音)
じんわ~~~ん……。(←涙が出てくる音)
正直、見る前はそんなに期待してなかったんだけど、最後の最後で彼の言葉が僕の心にGOALした!
意外にも、家族愛に関わるセリフで!
こんなことやられてしまうと、2作目、3作目に期待してしまうなあ……。
音楽もいちいちカッコイイし……。
一言:ベタなのに、いやベタだからこそ、涙が出る。
★★★☆☆
GOAL!
監督:ダニー・キャノン
出演:クノ・ベッカー、スティーヴン・ディレイン、アンナ・フリエル
配給:東芝エンタテインメント
2005年、アメリカ/イギリス
2010年6月27日、自宅にて鑑賞。
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