東京エスムジカのミニアルバム。
インディーズから7曲を収録して発表されたもの。
平たく言うなら「エスノポップ」な一枚。

まず、ジャケットが良い。
だんだん美人に見えてくる。


『月凪』というタイトルだが、初期の代表曲『月凪』は入っていない……。
再販された「primitive盤」の方には収録されてるみたいだけどね。


#1『紺碧の空を後にして』のイントロから歌い出し(Aメロ)でかなり気分が上がる。エスニックな掛け声(?)と激しいパーカッションが競奏する中で、何よりもボーカル2人の声の伸びと軽快なピアノの音色が心地よい。

面白いのは、#3『陽炎』や#5『雨音がサヨナラのメロディを』などではっきり分かるが、打ち込みのビートを多用していること。ベースラインも電子音だったり。
メンバーの構成上何も不思議はないが(女性ヴォーカル2人、サウンドプロデュース1人)、エスニックとポップスの融合にテクノが関わって来ているのは、いかにも21世紀のアーティストらしい。


最初期の一枚なので「荒削り」って言われるみたいだけど、荒削りだからこその力強さを僕は感じる。全曲に。

#4『綺羅』や#7『ポレポレ』のような、ポップス的な歌も良い。「あ、女の子だったんだよな」と思い出してみたり(笑)
しかしけして、ポップス>エスニックとなっていない所に惚れた。


★★★★☆

月凪 ~the world of eth-musica~
東京エスムジカ
Bug Corp.,2004,Japan