感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2013年05月

【鑑賞予定】オブリビオン

今気になっている映画はこちら。

オブリビオン

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2013年5月31日公開予定



トム・クルーズ主演によるSF大作。
エイリアンの襲撃で破壊され放棄された地球を監視していた男が、謎の人物との遭遇を機に地球の運命を左右する事態に巻き込まれていく物語。
監督は「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンスキー。
トム・クルーズのほか、名優モーガン・フリーマンや「007 慰めの報酬」のボンドガールを務めたオルガ・キュリレンコなど豪華キャストが揃います。


この手のジャンルの映画は特報見た時点で鑑賞することがほぼ決定するゆけちです(笑)
当然、この作品も観に行かない理由が見当たらず、予告編の「おーぶりーびお~んぬっ」って聞いただけでもううずうずしてしまうわけで……。

トム・クルーズがSF作品に登場するのは2005年の「宇宙戦争」リメイク版以来ですね。その前は2002年に「マイノリティ・レポート」で主演してますが、なんとなくSF映画の主演は久しぶりな気がします。
今回の「オブリビオン」がトムにとって3つ目のSF主演作になるんでしょうか?これって多いのか少ないのかよく分かりませんが(笑)


すでに公開されているアメリカでは評価は分かれているみたいです。
まあ、あらすじを読んでも、そんな感じかなあ……とは思いますが。

エイリアンの攻撃で荒廃した地球、地球を監視していた主人公が出会った謎の女性と、地球で生き延びていた謎の人々……。
哲学的なところまでは求めてないですが、何かしら現代社会を皮肉ったり、訴えかけるものがあったりするといいんですけどね。(なさそうだなあ……w)

ただ、映像には期待してますね。
コシンスキー監督の過去作「トロン:レガシー」も、ストーリーは平凡だったけど映像はかっこよかったですからね。
オルガ・キュリレンコも嫌いじゃないので美しい映像が観れると思ってます。

公開まで約2週間、映画館で鑑賞するのは来月アタマになりそうです。

【アニメ】宇宙戦艦ヤマト2199 第7話

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宇宙戦艦ヤマト2199
第7話「太陽圏に別れを告げて」

感想

前回、地球への遊星爆弾攻撃の拠点となっていたガミラスの冥王星基地を破壊し、後顧の憂いを断ったヤマト。
いよいよ太陽系の外へと飛び出す前に、戦士たちに束の間の休息が訪れます。

今回は、ヤマトクルーたちの休息……って感じの回でしたね。
太陽圏と外宇宙の境界線<ヘリオポーズ>を越える前に、乗員たちに地球の家族との最後の交信が許され、赤道祭というパーティーも催されます。
こういう戦闘のない気楽な回も良いですね。
サービスカットも多めだったし……///

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ヤマト艦内の恋模様もはっきりしてきました。
情報長・新見薫に近づく保安部の男…伊東。(グレーの制服は保安部だったのね)
そして機関士の薮も新見さんに気がある様子。
でも、伊東の方は誰に対してもセクハラしてそうだな……(~_~;)

そして新見さん本人は真田さんのことを慕っているし……。

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古代と森雪もいきなり相思相愛とはならず、山本玲が意外に目立ってますね。
ぶっちゃけ、ここ数話の山本さんの活躍っぷりは森さんを凌ぐ勢い。どちらがヒロインか分からないですね。
少なくとも森雪に次ぐ準ヒロインとなっていくのでしょう、玲さんは。

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で、やめときゃいいのに南部(笑)
その人はヒロインだから、絶対に失恋しかありえませんよ砲雷長……。
「心に決めた人がいるんです!」って言った時、誰のことだか本気で分からなかったです。まさか森雪じゃないだろう、森雪だけはないだろう、と思ったんですが、そのまさかの森雪だったという……(・_・;

地上での勤務の時から一緒だったみたいだからなあ……。
後から出会った古代に獲られるのかあ……。余計に辛いなあ……。
製作サイドは南部をいじめたいのか、もしかして?


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 百合亜は艦内ラジオを流し始めました。
これ、なかなか良い判断だと思います。
みんなの憧れの森雪になるのは諦めて、みんなのアイドル岬百合亜になろうということだよねっ。
つまり、雪さんとは違う土俵で勝負しようということで(違う?)
歩くとき過剰に揺れるツインテールとか、アイドルの資質は充分持ってると思います(笑)


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 こうして見ると、恋愛関係が順調に育っていきそうなのは、僧侶とメイド……もとい、航空隊長・加藤と衛生士の真琴だけですね。
この二人は回を追うごとにバカップルになっていきそうで怖い。
もうすでに二人とも天然入ってるし……。

しかし、ナースは意外に酒癖悪かったな……。
真琴が一番表情豊かな女性キャラかもしんない。


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 女性陣もたくさん描かれ満足ですが、今回一番可愛かったのは、沖田艦長で間違いない!
赤道祭が行われる中、艦内を所在なげにうろつく沖田艦長……。
いったい何を探しているのか……?

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 なんと、沖田艦長が探していたのは徳川機関長……の所有する銘酒だった!(笑)
せっかくの赤道祭、ワシも美味い酒が呑みたいなあ、そういえば徳川くんが秘蔵の名酒を持っていたなあ、徳川くんどこかなあ、ここにもいないなあ、おーい徳川くーん……(艦長の心の中?)

かっ、かわいいッ……///

そんなかわいい沖田艦長ですが、機関長と酒を酌み交わしながら語る言葉はやはり渋くかっこいいのでした。
いやあ、沖田艦長意外にかわいいっすね(笑)


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 雪がこの一年間の記憶しかないという事実も明らかに。
イスカンダルからの最初の使者ユリーシャとの関係が気になるところですが、まあ、この謎は当分引っ張るだろうなあ。引っ張らないと玲にヒロインの座を獲られるからなあ……。


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 最後は地球に別れを告げて終わり。
……と思いきや、新見さんが通信室で謎の密談。
会話の内容に不審な点はみられないけど、わざわざこういう演出をするからには何かの意図があるんでしょうね。



【今週の山本さん】

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これは完全に不意打ち……///

【映画】エンジェル ウォーズ

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エンジェル ウォーズ (2011年、アメリカ)

感想 (2013年4月15日、DVDにて鑑賞)

「300」のザック・スナイダー監督によるアクション・ファンタジー・エンタメムービー。
エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジェイミー・チャン、5人の若手女優(?)たちが活躍するアクション映画です。

ただ、物語のトーンは暗め。というか、鬱。
監督は「マシンガンを持った不思議の国のアリス」をイメージして作ったそうですが、個人的には「マシンガンを持った精神疾患のアリス」だと思いました。
ゲームのような世界観と、クールな音楽と、抑圧される少女たちの自由への渇望に満ちた作品。
個人的には楽しく見れました。


物語は主人公ベイビードールが母親を亡くす所から始まります。
冷酷な継父は妻の遺した遺産が血の繋がらない娘2人に渡ると知って激怒。ベイビードールと妹へ虐待を企てます。
それに抵抗したベイビードールは銃を持ち出し発砲。
母と妹を失い心に大きなキズを負った彼女は、継父によって精神病院へと送られてしまいます。

ここまでが冒頭5分ほどの出来事。
セリフは一切無く、音楽と映像のみで盛り上げます。

さて、精神病棟へとやってきたベイビードール。
しかし、気づくとそこは同じ年頃の少女たちが大勢いる売春宿に変わっていました。
病棟の責任者は売春宿の支配人へと変わり、自分を連れてきた継父は孤児を売春宿に売り渡す悪徳神父に変わります。
ベイビードールは数日後にやってくるという<大富豪>の魔手から逃れるため、他の女の子、スイートピー、ロケット、ブロンディ、アンバーを誘い、売春宿から脱走するための5つの条件を集めるのですが……。

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この物語が面白いのは、ベイビードールが売春宿のシーンからさらに妄想の世界へと入り込んでいくこと。
彼女が勇気を出して人前で淫らな踊りをする時、彼女の心の中には空想の世界が広がり、そこで5人の少女たちはゾンビ兵やドラゴンといった空想の産物との戦争を繰り広げている……。
ある時は巨大なサムライとの戦い、別の時はロボットたちとのバトル……。

この空想のバトルシーンがエキサイティングで、ヘビーなBGMと相まって最高にかっこいいわけですが、これを「ゲーム的=幼稚」と捉えてしまうとまったく楽しめないでしょうね。
そんなわけで世間の評判はあまり高くない映画のようです。


でも個人的にはなかなか面白いと思えた作品です。
まず最初に思ったのは、「監督の頭の中おもしろいなー」ってこと。
精神を病んだ女の子が、妄想の世界の中でさらに妄想の世界を創りだしてしまうんですよね。
(ある意味、夢の中で夢を見る「インセプション」と似ているかも)

普通は妄想の世界っていうのは一層しか描写されないですよね。
でもこの映画では二重の妄想世界が出てくるので、逆に現実が何なのか分からなくなるくらい良い意味で混乱させられます。
奇想天外なバトルシーンは明らかに夢だけど、その夢を見ている売春宿が現実なのか、それとも冒頭で少しだけ描かれたシーンの方が現実なのか、最初の鑑賞ではちょっと分からない……というか両方に可能性を残したまま見てましたね。

そして最後まで見ると、ロボトミー手術という描写で妄想のすべてが現実に関係していたことが分かるわけですね。
精神病院で出来た仲間、自分に性的な執着を見せる管理人、数日後にやってくる手術から逃れるための行動。
手術の瞬間、それまでの思い出=妄想がフラッシュバックした……その走馬灯がこの映画の大部分というわけです。

さらにベイビードールが冒頭で妹を失っているということが、最後に自分が犠牲になることである人物を救うことと関係してくるようですね。
うーん、何も考えてないようでちゃんと考えられてますねー(笑)

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そんなわけで、最後まで見るとやっぱり病的な作品と言えるでしょう。
ただ、その鬱々とした感じも全然嫌いじゃないんですよね。その鬱憤を晴らすかのような派手なバトルもあるわけですし。
思春期の少女の内面に切り込んだ心理ものという見方もできますしね。

ある意味では、自意識過剰な感じがあの「トワイライト」と似てるような気がしました(笑)
これは大人が見るよりもベイビードールと同世代の女の子に見てほしい一本でした。

で、本作のために書き下ろされたりアレンジされたりした楽曲も本当にかっこ良かったです。サントラ見つけたら買ってしまうなー。
本国アメリカでは散々な評価だったみたいですが、日本ではけっこう受け入れられる人もいるようで、今後カルト的な人気が出るかもしれない作品かもかも……?
何にせよ、波長の合う人には合う、合わない人には合わない映画でしょうね。




「図書館戦争」有川浩ベストセラーの実写映画化。このピュアさに悶え死ぬ!

図書館戦争
(2013年/日本)

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【フィギュア】新世紀エヴァンゲリオン 第3新東京市警24時! 惣流・アスカ・ラングレー

新世紀エヴァンゲリオン エクストラフィギュア
第3新東京市警24時!(全2種)
惣流・アスカ・ラングレー

原作:新世紀エヴァンゲリオン
2007年 SEGA



二つ目のフィギュア記事は昨日紹介した綾波フィギュアと対になる一品。
「新世紀エヴァンゲリオン」のもう一人のヒロイン、惣流・アスカ・ラングレーの警官コスです。


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これも昨日紹介したのと同じくクレーンゲームの景品で、同じ日に同じ場所で獲ってます。
たしか両方500円ずつ投入してゲットした憶えがありますね。
ゲーセン自体さびれており、筐体の中に箱入りフィギュアが二つだけ置かれていたので、在庫処分的に放出していたのかも?クレーンゲームとか全然上手くないのでラッキーでした。


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綾波は一日警察署長というタスキでしたが、勇ましいポーズを決めたアスカの役職は「一日機動隊長」。
こんな攻撃的な子を機動隊にしたら検挙率跳ね上がるんじゃないですかね……?




横から。
スカートの左側にだけスリットが入っています。
タイトスカートでは動きづらいのでアスカ本人が切ったんじゃないかと勝手に想像(もとい妄想)していますが。
アスカらしい演出ですよね。




後ろから。
髪の毛がけっこうなボリューム感。
あと右手に持ってる使途不明の棒は身長ほども長さがあり、これもアスカらしいです。




腰に当てた手もアスカらしい。
(さっきから、ゆけちはアスカのなんなのさ?って感じですね、すいません)




後ろの道路標識は綾波のそれとは違って、第3新東京市が実際にあったらこういう標識もありそうですよね。
ここから先はジオフロントだから関係者以外立ち入り禁止……みたいな(笑)
ちなみに車のシルエットの片方は絶対ミサトさんの愛車だと思う今日この頃……。
まあ、こう思うようになったのも昨年初めてエヴァ作品を見てからなんですけどね(笑)





これにて本当にエヴァ関連記事は一段落です。
もちろん新劇場版最終章は観に行って記事に書くと思いますし、漫画の方もチェック中ですが、しばらくはエヴァについて書くこともないでしょう。
最後のフィギュア記事2連発はゆけちから読者さまへのサービスサービスぅ~ということで!
(あーもう完全にエヴァおたく……)




【フィギュア】新世紀エヴァンゲリオン 第3新東京市警24時! 綾波レイ

こんばんは、ゆけちです。
映画レビューとか相変わらず滞ってるわけですが、今回は激しく脱線します。
当ブログ初の試み、所有するフィギュアの紹介をやってみちゃったりなんかしちゃったりして!



記念すべき第一号は、これだっ。

新世紀エヴァンゲリオン エクストラフィギュア
第3新東京市警24時!(全2種)
綾波レイ

原作:新世紀エヴァンゲリオン
2007年 SEGA



 というわけで、エヴァ記事は新劇場版で終わりではなかった……!
ツイッターの方ではエヴァ関連記事がまだ続くことを匂わせていたけど、そんなこと誰も気づくまい!(笑)


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クレーンゲームのプライズ・フィギュアです。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロイン・綾波レイに警官の格好をさせた一品。
アニメの舞台である第3新東京市の一日警察署長になったという設定のようです。




うーん、なんて言ったらいいか……。
一日警察署長なんて爽やかなタスキをかけてるくせに、ポーズが官能的。
無意味に拘束されてますしね……///


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後ろから。
つーか、拘束する側の警官が拘束されちゃってるとか……。
もしかして、原作でゲンドウの駒として生きる綾波レイを表現してる……のか?




真横から。
体型がアニメよりも大人びている気がします。身長も高い感じ。
14歳の少女という感じはしないですね。




服のシワとかいいですよね。

あと、まったく意味の分からない道路標識とか……。
ファンにとってはニクい演出だけど意図が分からないですね(笑)





ちなみに、このプライズを獲ったのは数年前に地元のさびれたゲーセンででした。
割と簡単に獲れちゃった憶えがありますね。
それ以来実家の自室に飾っていましたが、今回ブログで紹介するにあたり久々に絵筆で埃をはらいました。
昨年見たエヴァ序が初めて見たエヴァ作品なんですけど、実はそれ以前からフィギュアは持っていた……という衝撃の真実をここに記しておきます(笑)

【アニメ】宇宙戦艦ヤマト2199 第6話

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宇宙戦艦ヤマト2199
第6話「冥王の落日」

感想

ヤマト2199第6話の感想です。
今回も前回に引き続きアツいバトルが。
デスラー総統の初登場、冥王星では潜水モードで反撃の機を窺うヤマト、敵拠点を見つけ出した古代と玲。

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初めてガミラスの本拠地「ガミラス帝星」が登場し、ガミラスの最高権力者・デスラー総統が出てきましたね。
なんと、デスラー総統の初登場シーンは入浴シーンでした。
さすが総統ともなるとリラックス度が全然違う(笑)

二等市民の前線司令官シュルツからの勝利報告にも「ふ~ん、で?」みたいな感じの余裕っぷり。
今後、ヤマトの進撃によって徐々にデスラー総統の顔も青ざめていくのかな……。
っていうか、もうすでに青かった!(ドーン!)

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で、シュルツ司令、せっかく直属の上司を差し置いて総統に直に報告したのに、ヤマト浮上してくるというね。
「もう報告してしまったのだぞ」とか「報告が早くなっただけだ」とか言うシュルツ司令憎めない(笑)

まあ、結局はヤマトに手痛い反撃を受けて前線基地を放棄することになったシュルツ……。
肌の色の違いで差別されている上に、今回の失敗でさらに立場を悪くするんだろうなあ……。
シュルツ司令は苦労人とみた(笑)

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バトル自体は、ヤマトもガミラスもお互いに相手のことを何も知らない状態で、相手の手の内が読めないという緊張感がありましたね。
結果的には、捨て身の行動で反射衛星砲の能力を分析できたヤマト側が、ヤマトの装甲と反攻を甘く見ていたガミラス側に勝ったわけですが……。

今回、シュルツ司令負けてしまったけど、敗戦から学ぶこともあるはずだし、ヤマトと戦った経験をアドバンテージにして頑張ってほしいものです。
(って、なんでシュルツ目線……w)

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今回気になったんですけど、ヤマトの艦内って重力どうなってるんでしょう?
普通に廊下を歩いてるし、食事も普通に皿に盛ってますよね。
(あ、これは気にしちゃいけない部分?)
まあ重力発生装置みたいなのがあるなら、それはそれでいいんですけどね。

いや、どうしても描写に矛盾が生じることに今回気づいてしまって……。
ヤマト、海の中でひっくり返ってましたよね。
あの時、艦橋どうなってるんすか?(笑)
ヤマトがひっくり返ったら艦橋もひっくり返らないとおかしいっすよね。

それともあのブリッジはヤマトの底に付いてる第三艦橋なる場所だったんですかね?
第三艦橋は上下逆に作られてるんですかね?ひっくり返った時のために。
沈んだ後でみんなで移動したんすかね?
で、また浮上した時はいつもの艦橋に移動するんすかね?

仮に、ヤマト艦内に重力発生装置があるとして、それならば転覆した状態でもヤマトの艦底に向かって重力がはたらき、艦橋の要員も普通に仕事できる……というなら分かる。
でも、そうなると沖田艦長が覗き込んだ潜望鏡はあの向きだと海中に出るんじゃね?(笑)
転覆した状態で上空を潜望鏡で見てたはずなので、潜望鏡は艦底から出ないとおかしいですよね。

いや、あのペリスコープがものすごい回数反射を繰り返して艦底から伸びるのかもしれないけど、その設定はちょっと無理があるし……。
なんか勢いで誤魔化してるけど、前回レビューで書いた反射衛星砲の非効率的な運用法と同じく、今回も多いに気になる部分でした。
(科学考証は気にしちゃいけないんでしたよね……)

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まあ、それ抜きにしても玲の鼻歌混じりの偵察は違和感あるし、沖田艦長はガミラスのことを「悪魔め」と言うけれど、ヤマトの攻撃の方が容赦無くてどっちが悪魔だか分からんかったです(笑)
まあ、勢いで……。

というか、逃げるシュルツ艦と追うヤマト、ヤマト足留めのために犠牲になるヤレトラー艦の描写って、第1話冒頭の冥王星会戦での逃げる沖田艦と追うガミラス艦隊、旗艦を逃がすために犠牲になったゆきかぜの関係をそっくり逆にしたような感じで、一瞬の場面でしたがちょっと良いシーンでしたね。
ガミラスを「悪魔」と罵る沖田が、一度戦闘が始まるとガミラスとやることはさほど変わらないということで、戦争というものがどちらにとっても哀しいものであるということですよね……。

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沖田艦長は、無尽蔵な破壊力を持つ波動砲に「悪魔性」を見たのかもしれないけど、沖田艦長自身の中にも、復讐という名の悪魔性はあるわけで。
今後、沖田艦長が己の業の深さに気づき葛藤するようなことになれば、個人的には「21世紀版宇宙戦艦ヤマト」としては成功だと思うんですが……。

あー、でも沖田艦長だから、そんな悩みはとっくに克服してるのかなー。

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佐渡先生が一升瓶持ってないと誰だか分からない件w
ちょwイケメンwww

【アニメ】宇宙戦艦ヤマト2199 第5話

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宇宙戦艦ヤマト2199
第5話「死角なき罠」

感想

一週間遅れてしまいましたがヤマト2199第5話の感想を。
今回は、意見具申と反射衛星砲とヤマト轟沈。
いやあ、アツかった。特にシュルツ司令。

前回、土星の衛星エンケラドゥスで資源調達と「ゆきかぜ」の最期を確認したヤマト。
今回は冥王星宙域まで歩を進め、冥王星上のガミラス軍拠点を攻撃することに。

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そこで砲雷長の南部くんから意見具申。
「波動砲一発撃てば、損害なしで勝てるじゃないか!」と。
結局、冥王星自体を吹き飛ばしかねない波動砲を使うわけにはいかないということで却下され、南部が空気読めないヤツみたくなってしまいましたが、あれはきっと地球人類が本当にギリギリの所まで追い詰められていることの裏返しなんでしょうね……。

そしてガミラスへの恨みも根底にあるのかも。
肉親をガミラス軍に殺されている古代とかなら、憎しみから過激な発想も納得できるんですけど、南部についてはそういう肉親殺されたとかの描写なかったですからね。そもそもこの出番が初めてだったんじゃないか南部くん。

でも、ヤマトクルーのおそらくほとんどがガミラスへの憎しみを抱いているはずで、砲雷長の行き過ぎた意見はそうしたクルーたちの気持ちを代弁している……。
そう考えると、南部くんただの嫌味なヤツじゃないなあって思いました。

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岬百合亜は主計科じゃなくて船務科だったんですね。
でもなんで主計科と船務科が同じ色の制服なんだろ?
で、なんで森雪だけ黄色?長だから?船務長だから?

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あと、職場放棄・無断発進・無許可発砲の功績が認められ、主計から航空隊へ引き抜かれた山本玲のサクセスストーリーがすごい(笑)
そして、得意気に名前の読みを教える山本……。
そうか、「玲」は「あきら」と読むのか……。それはためになる……。
そしてさりげなくその漢字の意味を見せ、「私は玉のように美しい女」ということをアピールしてるんですね、わかります(笑)

航空隊の男どもにとっては名前なんてどうでもよく、女の子ってだけで狂喜乱舞。こいつら楽しいな。
女子が来た部署はいいよ。問題は玲という美人を失い、あまり目立ちそうもない主計科だよ(笑)

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今回の一番の目玉はやはり「反射衛星砲」?
いや、これなんなんですか、すげえかっこいいんですけど!
でもなんか無意味に精密だよね!(笑)

反射衛星砲は冥王星地上から発射されたレーザービームを、軌道上に無数にあるリフレクターで反射させ任意の場所に正確に狙撃する、ガミラス軍の兵器。
複数のリフレクターを経由させればまさに「死角なき罠」というわけで……。

でも、これもともとは小惑星を地球に落とすために使ってたんですよね?
ここにものすごい効率の悪さを感じます(笑)
例えるなら、反射衛星砲はビリヤードのようなもので、最初に打った玉を複数の他の玉や壁に当てて望みの方向へ導いてるわけで、そうやって最後に当たった玉が地球への攻撃となる遊星爆弾になるわけで……。
でも、この作戦がビリヤードと大きく違う所は、最後に当たった遊星爆弾がビリヤード台なんて比較にならないくらい遠くにある地球にめがけて落ちていくということ。
距離が長くなればなるほど、わずかな狂いが大きな誤差を生むし、地球だって動いてるし、地球にたどり着くまでに他の惑星の重力干渉を受けるかもしれないし……。

いや、「反射衛星砲で地球に遊星爆弾を落とすのはムリだ」とは言いません。
ガミラスの科学力ならきっとできるんでしょう。
ただ、天文学的な計算をしてまで、玉突きの要領で遊星爆弾を作る必要性は無いですよね……。
高性能なアンドロイドや戦艦があるのだから、小惑星を回収して、それを直接射出した方がはるかに簡単だと思うんですよ。

いや、悪いのはシュルツ司令です。
彼が「反射衛星砲はこんなことにも使えるのだ」みたいなこと言うからいけないのです(笑)
最初から「防御用として設置してた」でいいじゃないですか。めちゃくちゃ強いしかっこいいんですから。
なんで「本来は遊星爆弾製造機」ってことにしちゃったんだ……orz
(あ、遊星爆弾はどこから来るの?という疑問に答えるためか……)
(それにしても、もっとスマートな方法はなかったんかい……)


まあとにかく、今回のシュルツ司令は輝いてた!
見えない敵からの攻撃に一方的にやられるヤマト!
冥王星に不時着したヤマトにトドメの一撃で、なんとヤマト轟沈!?
た、タイタニック……(゚o゚;;

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ヤマト沈んで次回につづく!



【今週の船務長】

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|ω・)ジ-ッ

【TVSP】世にも奇妙な物語 '13 春の特別編

世にも奇妙な物語 '13 春の特別編

【キャスト】
佐々木希
丸山隆平
小栗旬
檀れい
徳井義実
タモリ (ストーリーテラー)

感想

ドラマ見ない僕でも、なぜかこれだけは見てしまう「世にも奇妙な物語」(笑)
みなさん見ました?我が家は家族全員で見ました(笑)

いやあ、いつもマンネリ気味なので今回は見るのやめようかなとも思ったんですが、実際面白いエピソードが3つもあったので見て正解でした。
ひとつずつ書いていきたいと思います。


呪web

「あなたの代わりに呪います」という怪しいサイト「呪web」を見つけたOLが、日頃の鬱憤を晴らすために試しに上司を呪ってみたら、本当に上司に不幸が訪れてしまうというホラーっぽいお話。
主演は佐々木希、主人公の同僚役で佐津川愛美。


「世にも~」ではよくあるパターンの物語でしたね。最初はちょっとだけのつもりがドツボにハマって抜け出せなくなるホラー。
そこに文明の利器インターネットを絡ませて、得体の知れない感じを醸し出しています。

ネットとか携帯とか、みんながうまく使いこなせていないものだから、そこに何か得体の知れない怖さを感じさせようというテーマなんでしょうね。
実は今回の話は過去の「秋の特別編2012」でも「心霊アプリ」という似たような話がありまして……。(秋の特別編の記事も書いてますので読んでみてください。よく似た話です)
もっと言えば、映画「着信アリ」あたりからこういうテーマは続いてるんですよね。便利な最新家電が実は霊界と繋がってるというね(笑)
つまり「(使い方が)分からない」=「怖い」=「怪談」ということですよね。
これはひとつのジャンルと言っていいかもしれません。

佐々木希の演技に何も期待はしてなかったけど、けっこうホラーに合う顔だなあと思いました。


石油が出た

石油の産出量が激減し大不況に陥ってしまった日本を舞台に、ある日突然、尿が石油になってしまった青年を描くコメディタッチな物語。
政府の秘密組織に追われた青年はある寒村にたどり着き、その村を石油の力で潤していくが……。
主演は関ジャニ∞の丸山隆平。ヒロインに有村架純。村長役で渡辺哲。


今回面白かったエピソードの最初のひとつ。
おしっこが石油になった青年。日常的に停電を繰り返すほど石油不足な日本で超高騰している石油を出す青年。
いやあ、バカバカしくて面白かったです。


村の娘役ですごいめんこい子が出てたんですけど、デビュー3年目の有村架純ちゃんというそうです。
ヤバいですね。こんな可愛い子にシビンを差し出されたら、ヤバいですね!(笑)

あと渡辺哲が村長を演じてたんだけど、最初は良い人なんだけどだんだん石油で私腹を肥やすようになり豹変していく様子が、まるで園子温監督の映画を見ているようでした(笑)
なんてピッタリな配役なんだと……。(でんでんでもよかったぞ!)


AIRドクター

旅客機の中で急患を適切に診断した若い医者が、実は医師国家試験に落ちて死に場所を求めるただの若者だったら……というコメディ。
そして彼に協力する麻酔医や看護師も成り行きでそう名乗ってしまっただけの素人で、周りの乗客も偽者だらけだった……!
主演、エアドクター・小栗旬。その脇を、エアナース・原幹恵、エア麻酔医・相島一之、エア客室乗務員・平岩紙、エア機長・矢柴俊博などが固める。


これが今回一番面白かったですね。
「石油が出た」が面白いと思った直後にそれを越える面白さでした。
エア・ギターにエア・バンド。エアエア言ってる現代社会を皮肉った作品であり、はずみでついた小さな嘘や、周囲の勝手な誤解によって物語が進んでいくという、人間描写も面白い内容でした。

各登場人物によって「実は私は◯◯ではない」と繰り返されるモノローグがツボ。
だんだん次は誰がそのセリフを言うのかそればかりが気になってましたね。
最終的には温湿度計までもが「実は私は時計ではない」と言い出すし!(笑)
これ小栗旬のボケに対しての時計(いや温湿度計)の気持ちが語られるんですが、やってくれますよね(笑)

しばらく我が家では「実は私は◯◯ではない」がブームになりそうです。


不死身の夫

夫のすべてが嫌になった妻が、ある夜夫を撲殺する。しかし、アリバイ工作から帰った妻が見たのは、平然とした顔でピンピンしている夫だった。妻は別の方法で夫を殺すがその度に夫は何食わぬ顔で蘇り……。
主演は檀れい。ちょっと気持ち悪い夫の役には尾美としのり。


これはホラーコメディと言ってもいいのかな。
てか、コメディが好きなんですね、僕は(笑)

檀れいが夫を殺しまくる!撲殺で、絞殺で、刺殺で。
でも、放置していた死体はなくなるし、埋めた死体は掘り起こされるし。
そして夫は何も知らずに平然と帰ってくる。

結局は、夫のことをよく知っている妻が芝居を打つことで物語は終わったけど、なかなかにエキセントリックなお話でしたね。
何度も夫を殺した妻の罪はどうなるの?っていう倫理的・刑法的な疑問にはまったく答えてないですが(笑)

欲を言えば、撲殺・絞殺・刺殺の他に、毒殺とか交通事故に見せかけたりとか、いろいろ他にも殺し方を見せてほしかったですね。
喪服の檀れいさんよかった……///



階段の花子さん

夏休み中の校舎で日直の仕事をしていた男性教師と、そこへ「忘れ物をした」と言ってやってきた教育実習生の女。
二人は校内を見回りながら、この学校に伝わる「階段の花子さん」の話をするが……。
主演はチュートリアルの徳井義実。教育実習生の役で大政絢。


3つコメディ続いた後にまたホラーに戻る、というね……。
まあ、登場人物が二人しかいない中でどう展開するのか気になって見てたけど、終わってみるとまあ当然そうなるよな……という内容ですね。
結局、名探偵花子さんが悪い先生の罪を暴いて罰を与えたというお話。

大政絢がどんどん不気味になっていって怖かったです。







総じて面白かった印象の「'13 春の特別編」。
特に「AIRドクター」は、個人的に今まで見た中でもかなり上位に食い込むエピソードだと思います。
あと、やっぱりこういうのは、家族そろってあーだこーだ言いながら見ると楽しさ倍増ですね。

次は夏の「ホントにあった怖い話」かしら?
いや、でもさすがにホン怖は卒業しようかな……。

「ターミネーター4」未来戦争編、開幕?

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ターミネーター4
(2009年/アメリカ)

【監督】
マックG
【キャスト】
クリスチャン・ベール
サム・ワーシントン
アントン・イェルチン
ムーン・ブラッドグッド
ブライス・ダラス・ハワード
ヘレナ・ボナム=カーター
ジェーン・アレクサンダー

*感想(2013年3月25日、TV録画にて鑑賞)

<ターミネーター>シリーズの4作目。
厳密には「ターミネーター3」と「4」の間に「サラ・コナー・クロニクルズ」なるTVドラマも制作されていますが、映画の続編とはちょっと違う内容らしいですね。海外ドラマというもの自体になかなか手が出なくて……。
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