2012年03月
「ウインドトーカーズ」(2002年、アメリカ)
原題:Windtalkers 監督:ジョン・ウー 脚本:ジョン・ライス、ジョー・バッター 製作:テレンス・チャン、他 製作総指揮:C・O・エリクソン 出演者:ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、クリスチャン・スレーター 音楽:ジェームズ・ホーナー 撮影:ジェフリー・キンボール 編集:スティーブン・ケンパー 配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、20世紀フォックス 上映時間:134分
【あらすじ】
1943年、ガダルカナルでの日本軍の猛攻の中を唯一生き残ったエンダース伍長(ニコラス・ケイジ)は、部下を失ったことへの責任に苦悩しながら帰還する。傷も癒え、ようやく復隊が認められたエンダースは偵察部隊に配属され、ナバホ族の暗号通信兵ヤージ(アダム・ビーチ)を護衛する任務に就く。しかし、上官から言い渡されたのは、ナバホ語の暗号の秘密を死守するためなら通信兵の命も厭わないという非情な命令だった……。
【感想】
(2011年12月17日、TV録画にて鑑賞)
日本軍が強かったり、弱かったり……。
所属する隊が全滅する中、一人生還し、平衡感覚に障害を残しながらも死んでいった戦友たちのため、不死鳥の如く甦る熱い軍人を演じます。
監督は「レッドクリフ」のジョン・ウー監督。個人的にあまり好きじゃないと思ってましたが、今回は特に気になる点もありませんでした。戦争映画って自然と熱血!になるので、うまくハマったのかも。監督お約束の白鳩は、出たような、出なかったような……(記憶が;)
ジョン・ウーとニコラス・ケイジの組み合わせは、「フェイス/オフ」もそうでしたね。
エンダースとバディを組むことになった通信兵ヤージに、最近は「カウボーイ&エイリアン」にも出てたアダム・ビーチ。当時アメリカ軍に実際に徴兵されていたナバホ族の“コードトーカー”の青年を演じます。
コードトーカーとは、無線の盗聴を防ぐためにナバホの言葉で無線をやり取りする通信兵のことです。
しかし、ヤージがもし敵に捕まれば、ナバホ語の暗号が解読されてしまいます。
「そうなる前に、必要なら通信兵を殺せ」という極秘命令をエンダースは受けていて、ヤージはそのことを知りません……。うーん、ドラマですね~♪
物語には、エンダース&ヤージと同じ役割の別のペア、オックスとホワイトホースも登場します。
オックス(クリスチャン・スレーター)もやはりエンダースと同じ極秘命令を受けていて、オックス&ホワイトホース・ペアの命運がエンダース&ヤージの運命に深く関わってきます。
ネタバレになってしまいますが、オックスが命令を実行してしまったことで、エンダースとヤージの運命に別の可能性が開けたという見方もできると思います。
どちらのペアも、徐々に信頼で結ばれていくので、そういう交流のシーンはなかなか良かったです♪
戦闘シーンもけっこうカッコイイんですが、一つだけ文句を付けるなら……。
ガラガラガラ……。「戦車だー!」「えぇいっ!」(手榴弾ポーイ♪)ドカ、ドカーン!!
日本軍の戦車が出てきて2秒で大破したのが同じ日本人として(?)なんとも情けない。
しかも爆発する戦車がまるでダンボールのように吹き飛んだ……(笑)
僕は思わず吹いてしまいましたが、ニコラス・ケイジは大真面目でした。
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THE BOAT THAT ROCKED Movie Soundtrack
V.A.
Mercury Records, 2009
Disc-1
1. Stay With Me Baby / Duffy
2. All Day And All Of The Night / The Kinks
3. Elenore / The Turtles
4. Judy In Disguise (With Glasses) / John Fred & His Playboy 0band
5. Dancing In The Street / Martha Reeves & The Vandellas
6. Wouldn't It Be Nice / The Beach Boys
7. Ooo Baby Baby / Smokey Robinson & The Miracles
8. This Guy's In Love With You / Herb Alpert & The Tijuana Brass
9. Crimson And Clover / Tommy James And The Shondells
10. Hi Ho Silver Lining / Jeff Beck
11. I Can See For Miles / The Who
12. With A Girl Like You / The Troggs
13. The Letter / The Box Tops
14. I'm Alive / The Hollies
15. Yesterday Man / Chris Andrews
16. I've Been A Bad Bad Boy / Paul Jones
17. Silence Is Golden / The Tremeloes
18. The End Of The World / Skeeter Davis
Disc-2
1. Friday On My Mind / Easybeats
2. My Generation / The Who
3. I Feel Free / Cream
4. The Wind Cries Mary / Jimi Hendrix Experience
5. A Whiter Shade Of Pale / Procol Harum
6. These Arms Of Mine / Otis Redding
7. Cleo's Mood / Jr. Walker & The All Stars
8. The Happening / The Supremes
9. She'd Rather Be With Me / The Turtles
10. 98.6 / The Bystanders
11. Sunny Afternoon / The Kinks
12. Father And Son / Cat Stevens
13. Nights In White Satin / The Moody Blues
14. You Don't Have To Say You Love Me / Dusty Springfield
15. Stay With Me (Baby) / Lorraine Ellison
16. Hang On Sloopy / The Mccoys
17. This Old Heart Of Mine / The Isley Brothers
18. Let's Dance / David Bowie
映画「パイレーツ・ロック」のサウンドトラック。
どこにも「パイレーツ~」と表記が無いのは、輸入盤を買ったからです。(原題“The Boat That Rocked”)
映画の内容は、1960年代のイギリスで規制されていたロックンロールを船上から放送し続けたという、実在の海賊ラジオ局を舞台にしたコメディ。
当然、劇中には数々の名曲が登場し、物語を盛り上げました。
「これはサントラ“買い”だな」と映画観ながら思った記憶があります♪
なので、このサントラ「映画音楽」というよりは「60年代洋楽ベスト・ヒット」的な位置付けです、僕的には。
収録曲数36曲で2枚組。輸入盤だったので2000円そこらで購入。
これが、もし「洋楽ベスト・ヒットシリーズ60年代」だったら、たぶん3000円は下らない(笑)
さて、内容の方ですが、80年代生まれの僕が無理して解説せずともいいでしょう♪
(つーか、まったく分かりません!w)
とりあえず、いろんなシーンに合いそうな雰囲気です。
ドライブとかちょっとしたパーティとか、お昼の校内放送とか。
ロックンロールですが、バラードも多いし、品格すら感じるので、好き嫌いなく受け入れられそう。
映画を観た身としては、やはりThe Kinksの「All Day And All Of The Night」(テーマ曲みたいな扱い)や、The Turtlesの「Elenore」(エレノアを寝とられたDJの悲しみの表情が蘇る)、Cat Stevensの「Father And Son」(良い曲流れてるのになんか笑える)あたりが強く印象に残ってます。
逆に、映画で聴いた記憶は無いけれど、どこか聴いたことある曲もちらほら。
例えば、David Bowieの「Let's Dance」とかは誰でも聴いたことある一曲だと思います。
TVCMとかで使われたものもけっこうあるのかもしれませんね。
60年代の音楽をこれから聴いていきたいと考えてる人や、とりあえず生活にBGMが欲しいという人にもオススメの一枚……いや2枚組です♪
(ちなみにDisc-1の#1のみ、現代人によるカヴァーです)
さて、「B」で始まるアルバム紹介はこれで一段落して、来週からは「C」で始まるアルバムに移ります。
最近、音楽ブログみたくなってきてる……。
「電人ファウスト」第2巻
作者:上山徹郎
初版:1995年
小学館 てんとう虫コミックス
【あらすじ】
<エンジェル>の差し向けた刺客を退けた人型ロボット<ファウスト>。倒れた留詩葉(るしは)の静養のため訪れた寺で、ファウストはある女性と出会う。しかし、そこへ新たな刺客ロボット<ビクスン>が襲いかかる。そして、長い眠りから目覚めた留詩葉の決意とは……。
【感想】
コロコロコミックで一時期連載されていた、ハードボイルド・ロボットアクション漫画「電人ファウスト」の第2巻にして最終巻。(早ッ!?)
残念ながら大人の事情というやつで、わずか8ヶ月で打ち切りとなってしまったんですね……。
読者層と作品が噛み合わなかったらしいです。(まぁ、そりゃそうだ^^;)
ストーリーは、ついにファウストの過去が明かされる!?的な感じで、でも明言は避けてる感じ(笑)
ファウストは偶然立ち寄った寺で、墓参りに来た女性と出会います。
その女性はある事故で最愛の夫を亡くしており、ファウストに夫<三郎>の姿を重ねます……。
ファウストはファウストで、「俺はもう、きみを守れない……」などと意味深発言(笑)
伏線として、1巻で登場した刺客ロボット<ブリッツ>が、「自分の頭には人間の脳が入っている」みたいな発言をしているので、ほぼ間違いなくファウストの頭には事故死した三郎の脳が使われている、ってことになりますが、それをコロコロ読者がどう理解し、どう受け止めるか考えると、人気が出なかったのも妙に納得です……。
結局、エンジェルの所へ乗り込んでパパを助けよう!……と留詩葉が決意した所で連載終了。
ラストシーンは、パパの別荘を目指し出発する留詩葉と三郎……じゃなかったファウストの姿で終わります。
残念無念、これからじゃ~ん……!(>m<;)って所で終わってしまいました。
ま、もともと展開早いし、刺客ロボット<使徒>も9体すべて登場してたので、もし続いていたとしても全3巻がいい所かな^^;
でも、結末知りたかったですね……。
てゆーか、是非とも実写映画化してほしい!
ハードボイルドな雰囲気はそのまま、大人が楽しめるSFアクションとして……!
作者:上山徹郎
初版:1995年
小学館 てんとう虫コミックス
【あらすじ】
<エンジェル>の差し向けた刺客を退けた人型ロボット<ファウスト>。倒れた留詩葉(るしは)の静養のため訪れた寺で、ファウストはある女性と出会う。しかし、そこへ新たな刺客ロボット<ビクスン>が襲いかかる。そして、長い眠りから目覚めた留詩葉の決意とは……。
【感想】
コロコロコミックで一時期連載されていた、ハードボイルド・ロボットアクション漫画「電人ファウスト」の第2巻にして最終巻。(早ッ!?)
残念ながら大人の事情というやつで、わずか8ヶ月で打ち切りとなってしまったんですね……。
読者層と作品が噛み合わなかったらしいです。(まぁ、そりゃそうだ^^;)
ストーリーは、ついにファウストの過去が明かされる!?的な感じで、でも明言は避けてる感じ(笑)
ファウストは偶然立ち寄った寺で、墓参りに来た女性と出会います。
その女性はある事故で最愛の夫を亡くしており、ファウストに夫<三郎>の姿を重ねます……。
ファウストはファウストで、「俺はもう、きみを守れない……」などと意味深発言(笑)
伏線として、1巻で登場した刺客ロボット<ブリッツ>が、「自分の頭には人間の脳が入っている」みたいな発言をしているので、ほぼ間違いなくファウストの頭には事故死した三郎の脳が使われている、ってことになりますが、それをコロコロ読者がどう理解し、どう受け止めるか考えると、人気が出なかったのも妙に納得です……。
結局、エンジェルの所へ乗り込んでパパを助けよう!……と留詩葉が決意した所で連載終了。
ラストシーンは、パパの別荘を目指し出発する留詩葉と三郎……じゃなかったファウストの姿で終わります。
残念無念、これからじゃ~ん……!(>m<;)って所で終わってしまいました。
ま、もともと展開早いし、刺客ロボット<使徒>も9体すべて登場してたので、もし続いていたとしても全3巻がいい所かな^^;
でも、結末知りたかったですね……。
てゆーか、是非とも実写映画化してほしい!
ハードボイルドな雰囲気はそのまま、大人が楽しめるSFアクションとして……!
Be Here Now
oasis
Creation Records, 1997, UK曲目
1. D'You Know What I Mean?2. My Big Mouth
3. Magic Pie
4. Stand By Me
5. I Hope, I Think, I Know
6. The Girl In The Dirty Shirt
7. Fade In-Out
8. Don't Go Away
9. Be Here Now
10. All Around The World
11. It's Gettin' Better (Man!!)
12. All Around The World (Reprise)
感想
オアシスの3rdアルバム「ビィ・ヒア・ナウ」。賛否両論……なアルバムみたいです。
当時、大いに注目を集めて発売されたようですが、ファンの期待に応える内容ではなかったみたい……です。
レビューを読んでみたら、「重い」「長い」「ウルサい」ってことらしい……。
ただ、今になって聴くと、別に失敗作でもないような気がします。
てゆーか、#2「My Big Mouth」は問答無用でカッコイイし、タイトルもいかにもオアシスって感じだし♪
これ聴くために再生してると言っても過言じゃないです。
でも、やっぱり音がかなりウルサいですね(笑)他のアルバムと比べるとやはり違います。
ギターの音もそうですが、重ねすぎっていうのもあるかと思います。ギターの爆音の後ろで、これまたギターソロとか鳴ってたりしますからね(笑)聴きとれねっつの♪
音が多過ぎるうえに、整理できてない感じがあります。(聴き込む楽しみはありますが)
加えて楽曲の尺も全体的に長め。12曲で70分あります。
で、ウルサいので長時間聴くのはしんどい、ということになっちゃうんですね……。
ただ、不思議と嫌いじゃないんです、このアルバム。
バンド野郎たちの初期衝動をそのまま形にしたような音楽。
各パートがみんな「おれが、おれが!」言ってるようなウルサいアレンジ。
エネルギーがいろんな所から溢れ出してる一枚です♪
過大評価かもしれませんが^^;
Beat Space Nine
m-flo
rhythm zone, 2005, Japan曲目
1. BEAT2. Taste Your Stuff / loves BENNIE K
3. Loop In My Heart / loves EMYLI & YOSHIKA
4. SO EXCLUSIVE / loves Sowelu
5. I'M DA 1 / loves WHEE SUNG
6. ONE DAY / loves 加藤ミリヤ
7. A.D.D.P. / loves MONDAY満ちる
8. tO yOUR bEAT / loves YOSHIKA
9. SPACE
10. DOPEMAN? / loves EMYLI&Diggy-MO'
11. COZMO-NAUGHTY / loves Kahimi Karie
12. The Other Side of Love / loves EMYLI
13. Float'n Flow / loves Rie fu
14. HEY! / loves Akiko Wada
15. let go / loves YOSHIKA
16. TRIPOD BABY / loves LISA
17. NINE
感想
m-floの4thアルバム。さまざまなアーティストをヴォーカルに迎えて作られた一枚です。
参加アーティストは、BENNIE Kから和田アキ子まで多彩。
僕はm-floを詳しく知らないし、フィーチャーされたヴォーカルたちもあまり知りませんが、なんとなく、上手く“m-flo色”に染められたなぁ、という感じがしますね♪
この○○って歌手、こんなアゲアゲな娘でしたっけ?みたいな(笑)
全体的にストレートな歌詞にパーリィナイトな感じで、VERBALのラップに否応なくテンションを上げられます。
逆に言えば、ヴォーカルが誰でもあまり大きな違いは無い……、とも言えちゃいますね……。
まぁ、さすがに和田アキ子とかMONDAY満ちる、カヒミ・カリィとかは、ご本人の特徴を捉えたコラボレートなトラックになってますが……。
例えば、カヒミがヴォーカルをとった#11は、VERBALのラップも囁いていて、「お前もウィスパーかよ」とツッコミを入れられます♪
でも、若い子の曲は歌い回しが似てしまって、あまり個性が活きてないんですよね。
m-floから見て、先輩アーティストには楽曲を捧げ、後輩アーティストはヴォーカルとして招いた感じ……、でしょうかね?
まぁ、よく分からないので、テキトーに言ってますm(_ _)m
ゲット スマート
(2008年/アメリカ)
【監督】
ピーター・シーガル
【キャスト】
スティーヴ・カレル
アン・ハサウェイ
ドウェイン・ジョンソン
アラン・アーキン
【あらすじ】
米国極秘スパイ機関"コントロール"で働く分析官・スマート(スティーヴ・カレル)は、分析官という地味な内勤の仕事ではなく、花形であるエージェントとして活躍することを夢見ていた。そんなある日、犯罪組織によってエージェント全員の個人情報が奪われ、エージェントたちが危険にさらされてしまう。内勤だったために「顔が知られていない」スマートは急遽"エージェント86"に抜擢され、全身整形を受けたばかりで同じく顔が知られていない"エージェント99"(アン・ハサウェイ)と組んで、国際犯罪組織"カオス"を追うが……。
【感想】
(2011年12月11日、地上波にて鑑賞)
日本でもTVドラマが放送されたスパイ・コメディ「それ行けスマート」を原作とするスパイアクション・コメディ。
Yuckeは原作ドラマは未見です。てゆーか、60年代のドラマで50年近く経ってるから見てるわけがないですね。
主演は、スティーブ・カレル。澄ました顔でおかしな行動をとる主人公・スマートを演じます。
なんとなく、上品なおバカキャラというイメージ♪
笑いのタイプとしては「ジョニー・イングリッシュ」に近いかな?あちらはもう少し下品かな。
ヒロインの"エージェント99"には、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。
ぇぇ、そうですよ、この人目当てで見ましたとも!
変装しての潜入パートがお色気全開で良かったです♪(*´∀`*)ポワワ
その他、「ハムナプトラ」のスコーピオン・キングことドウェイン・ジョンソン、「HEROES」で一躍有名になったマシ・オカとかも出ています。
あ!あと、ビル・マーレイがちょこっとだけ出てます!木の役でした!……って学芸会か!
ストーリーはあまり説明いらないと思います。
(ぃゃ、けっして書くのが面倒くさいわけではなく^^;)
それよりも、この映画の見所は、なんと「アクション」!(笑)
コメディなのに、アクションがけっこう本気なんですよ。
いや、笑えるんですが本気なんです。なんつったらいいんだろ……?
「コメディ<アクション」な感じ?(´ε`;)ウーン…
コメディ映画ならば、「笑えるアクション」を用意するのが普通だと思うんですが、この映画では「まずアクションありき」で、そこに笑いを盛り込む、みたいな印象があります。
ぶっちゃけ、終盤のアクションは笑いを差し引いても楽しめてしまうのではないかと……。
実際、どういう方針で作ったのか知りませんが、そのへんの違いがアクションシーンの質の違いとなって、他のスパイ・コメディと一線を画しているのだと思います。(←言い過ぎ!)
ただし、アクションに期待して見ると、やっぱりそこはコメディですので、「くだらねー」ってなりますけどね(笑)
くだらない映画を気楽に見ようと思ったら、意外にハラハラドキドキしてしまった……。
そういう映画でしょうか。
「エスター」(2009年、アメリカ)
原題:Orphan 監督:ジャウム・コレット=セラ 脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン 製作:ジョエル・シルバー、他 製作総指揮:スティーヴ・リチャーズ、他 出演:ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン、CCH・パウンダー 音楽:ジョン・オットマン 編集:ティム・アルヴァーソン 製作会社:ダーク・キャッスル・エンターテインメント、アッピアン・ウェイ・プロダクションズ 配給:ワーナー・ブラザース 上映時間:123分
【あらすじ】
かつて3人目の子供を流産したケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫との関係も限界に来ていた。ケイトらはその苦しみを癒すため、孤児院から9歳の少女・エスター(イザベル・ファーマン)を養子として引き取る。不思議な雰囲気を持ってはいるが年齢の割にしっかり者のエスターは、すぐに手話を覚えて難聴を患う妹のマックスとも仲良くなる。だが、その日から一家の周りで奇妙な出来事が起こり始め……。
【感想】
(2012年12月11日、DVDにて鑑賞)
ホラー映画をわざわざ借りてきて見るなんて、僕にしては超珍しい出来事。
あるブロガーさんの記事を読んで、「意外な結末」にとても興味を持ったんですね。
レンタル店に行った時に(半年に1度行くかどうかですが)、その不気味なジャケットが目に入って、脳裏にあったというのも、「よし、見てみるか」という気になった理由かも。
妙に陰影が強調された無表情な少女のアップに、シンプルなタイトル「エスター」。
そして、「この娘、どこかが変だ」とのコピー。
「いや、言われなくても変だから、顔、怖いから。で、多分、内容も分かるから。『オーメン』みたいな感じでしょ?」(←Yuckeの見る前の勝手な予想)
ぃゃぃゃ、それが大きな間違いだったんですよ……。
主演は、「ミッション:8ミニッツ」のヴェラ・ファーミガ。流産の経験から一時期アルコール中毒に陥ったこともある、心に大きな傷を負った女性ケイトを演じています。
主演ということで、ある意味ホラー映画では一番酷い目に遭う役?エスターが来てから、徐々に情緒不安定になっていきます。
その夫・ジョン役に、「フライト・プラン」のピーター・サースガード。けっこう呑気な男で、妻の訴えに真剣に取り合おうとしません。妻はノイローゼだと思ってしまいます。
さらに、夫妻には実の子供が2人。エスターと同じくらい年の男の子ダニエルと、難聴で手話を使って話す幼い妹マックスです。この2人ももれなくエスターに酷い目に合わされます。
その一家に養子として迎えられたのが、9歳の少女エスター。
イザベル・ファーマンという新人子役が、謎めいた雰囲気の女の子を演じています。
DVDジャケットの顔とはまた全然違う、むしろ笑顔は可愛らしい……。
「いや、でも、豹変すんだろ?後半は悪魔の形相なんだろ?実はモンスターなんだろ?」(←Yuckeの安直な発想)
ぅ~む、果たして真相は……。
もう一人、けっこう重要な脇役シスター・アビゲイルを演じたCCH・パウンダーのことを、「アバター」ファンならば避けては通れない。
あの「アバター」でナヴィ族の巫女・モアトを演じた女優さんです。モアトはネイティリのママです。怪しい呪文を唱え、ジェイクの魂をアバターへ導いた人です。
そうか、素顔はこういう顔だったんですね。青かったので全然気づきませんでした(笑)
さて、物語の内容ですが……、今回はどんでん返しが何よりもインパクト強い映画ですので、詳しい解説はしないほうがいいでしょうね。(いや、けっして内容忘れたわけでなく^^;)
僕みたいにオカルト・ホラーだと誤解して見ると、「どんでん返し」を一番楽しめるかもしれません。
……ぁあ、もう、何を書いてもネタバレになりそおだっ!
ビビリのYuckeでも見れました(むしろ爽快感すらありました)ので、「ホラー映画はパス……」という人にもオススメできるかもしれない一本です。
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Bicycles & Tricycles
The Orb
V2 Records, 2003, UK
1. From A Distance
2. The Land Of Green Ginger (Remix)
3. Hell's Kitchen
4. Gee Strings
5. Prime Evil
6. Orb Is
7. Now Here (Bonus Track For Japan Only)
8. Abstractions (Submarium Mix)
9. L.U.C.A
10. Kompania
11. Tower Twenty Three
12. Dilmun
英国エレクトロ界の重鎮、アレックス・パターソンによるユニット、ジ・オーブの7thアルバム「バイシクル&トライサイクル」です。
上の曲目は日本盤のもの。
輸入盤は、曲目・曲順・ミックスなどがけっこう違ってるみたいです。
全体的にアンビエント・テクノって感じでしょうか。
ダブ、ファンク、ブレイクビーツなど、さまざまな要素を取り入れたリズミカルな曲、跳ねるような楽曲が多いですが、その合間に挟まれるアンビエントが深く、エモーショナルで、一枚で二度おいしいアルバムです。
一番インパクトあるのは、なんといっても#1「From A Distance」。
再生していきなりニワトリの朝鳴きですからね!
これは必聴です♪
ただし、このトラックは全体の洗練された雰囲気から見ると、かなり浮いてます。
やたら元気です。テンション高すぎます。
(なんだか「でたらめベース」って歌ってるように聴こえるしw)
でも、だからこそ1曲目以外に置き場所がなかったのかも^^;
それはさておき、この曲のミュージック・クリップには、「ドラえもん」がフィーチャーされてます。
日本人が見たら思わず「う~ふ~ふ~♪」と大山のぶ代さんばりに笑ってしまうかもしれない映像です。
これも必見です♪
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