感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2011年01月

胃腸炎かかつた。

Yuckeです。


ようやく記事を書く余裕が出てきました。

というのも、この1週間、Yuckeは感染性胃腸炎なるものにかかっておりました。
連休最後の月曜の深夜から、なにか腹の調子がおかしくなり、火曜の未明にトイレに起きたところ、便所で嘔吐。
そのまま寝付けずに朝を迎え、フラフラと職場に行きましたが体が思うように動かず、抜け出して病院へ。
そこでお医者に、感染性胃腸炎だね♪と2秒で診断されました。

翌日、水曜は仕事を休んで吐き気止めと熱冷ましの薬を飲みながら、おかゆなどを食べ、アパートで安静にしておりました。

木曜、吐き気はだいぶ落ち着いたんですが、なんか腹に溜まってる感じがするまま職場へ。
結局、その溜まってる感は今も続いてるんですが、PCに向かえるほどには楽になってきました。


実家に帰ってきたら母も似たような症状が出ていたとか。
そして母の「連休最後の日に生ガキ食べたのよね……」という言葉で原因が分かりました。

早い話が親子でノロウイルスに感染してたみたいです。

ちなみに父も食べたのですが1個だけだったので大丈夫だったみたいです。
珍しく生ガキが出たので、僕はけっこう食べてしまいました。いつもはカキフライだから……。
生ガキには当分手を出せなくなるなあ(;´∀`)


病院いくまでは、「もしかしたらインフルエンザかもしれない」なんてビビってたんですが、軽めの症状で助かりました。
とはいえ、胃腸炎で体力落ちてるところにインフルエンザに感染するパターンも多いってお医者が言ってたので、まだ注意は必要なんですけどね。
皆さんも気をつけて。

【映画】ゴースト/ニューヨークの幻

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『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年、アメリカ)

原題:Ghost  監督:ジェリー・ザッカー  製作総指揮:スティーヴン=チャールズ・ジャッフェ  製作:リサ・ウィンスタイン  脚本:ブルース・ジョエル・ルービン  出演者:パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ  音楽:モーリス・ジャール  撮影:アダム・グリーンバーグ  編集:ウォルター・マーチ  配給:パラマウント映画  上映時間:128分

【あらすじ】
強盗に襲われ命を落としたサムは、幽霊となって恋人モリーの側に現れるが、彼女にはサムの言葉は聞こえず、触れることもできなかった。やがて自分を殺した強盗が彼女にも迫っている事を知ったサムは、彼の声を聞く事の出来る霊媒師の力を借りて危険を知らせようとするが……。



【感想】
(2010年12月26日、TV録画にて鑑賞)

強盗だけじゃないんです。同僚が失意の恋人に言い寄ってくるんです。
これはゴーストになってしまったサムにとって“横取り”以外なにものでもなく、そのサムの顔に浮かぶ嫉妬の表情が素晴らしかったですね。

全体的にウーピー・ゴールドバーグがいたおかげで、くら~くならずに済んだんじゃないでしょうか?彼女がシスターに小切手を寄付するシーンは思わずニヤリとしてしまいました。ちなみにウーピー主演の『天使にラブソングを…』はこれの2年後の作品。

しかし、終盤のサムが霊媒師の体を借りるシーンはちょっと笑っちゃいました。
だってはたから見たらデミ・ムーアとウーピーが抱き合ってるわけでしょ?
感動的なシーンを茶化してしまって申し訳ないですが、でも一瞬脳裏をかすめたもので、そんな光景が(;´∀`)


20年前の映画ですけど、天国へ行く時や地獄へ堕ちるときの特殊効果は、今見てもけっこう面白かったですね。「電脳コイル」の黒い人影は、この映画がルーツだったりして。(あれは地獄じゃあないか……)
なにより死んだ瞬間、肉体から霊体がぴょーんと飛び出すように離れる、という設定が良かったです。本人(霊体)は衝撃を受けただけのつもりで平然としてるんだけど、振り返るとぐったりしてる自分がいて、その時自分が死んだことに気づく……。うわーおもしれー\(-o-)/
いつか僕もそうなる日が来るのでしょか!?

サスペンスの要素もあるし、地下鉄の幽霊はやっぱり根はいい人だし、恋愛ものにしては満足できた映画ですかねー。
20年の時を経て制作された日韓版はどうなんでしょう?なんだか評価低い……みたいですが(・_・;)

【映画】ディープ・ブルー

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(不謹慎、汗;)



『ディープ・ブルー』(1999年、アメリカ)

原題:Deep Blue Sea  監督:レニー・ハーリン  製作総指揮:ブルース・バーマン、ダンカン・ヘンダーソン  製作:アキヴァ・ゴールズマン、ロバート・コスバーグ、アラン・リッチー  脚本:ダンカン・ケネディ、ウェイン・パワーズ、ドナ・パワーズ  出演者:トーマス・ジェーン、サフロン・バロウズ、サミュエル・L・ジャクソン、LL・クール・J  音楽:トレヴァー・ラビン  撮影:スティーヴン・F・ウィンドン  編集:ダラス・プエット、フランク・J・ユリオステ  製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ  配給:ワーナー・ブラザーズ  上映時間:105分

【あらすじ】
太平洋上に建造された巨大な海洋医学研究施設アクアティカでは、凶暴なサメの脳組織から新薬を製造する研究が進められていた。だが研究を急ぐあまり、責任者であるスーザン博士はDNAを操作、その結果サメは巨大化しただけでなく高度な知能までも手に入れてしまった。やがて、太平洋に猛烈な嵐が来襲、トラブルが重なって施設内に殺戮マシーンと化したサメが侵入してしまう。



【感想】
(2010年12月26日、TV録画にて鑑賞)

サメが襲ってくるパニック映画です。BBC制作の海洋ドキュメンタリーではありません。


主役はトーマス・ジェーン演じる飼育係のカーターです。ただし、彼よりも目立ってしまうのがサフロン・バロウズ演じるスーザン博士。僕は完全に彼女が主人公だと思って見たから、非常にイライラ&ビックリしました。

なんかこの女史がですね~、すっげーKYなんすよ(笑)
とんでもないことをしでかして(あ、あらすじに書いてますが)みんなに白い目で見られてるにも関わらず、固執し続けるんですね。
自分の信念みたいのを持っていて、それは理解できるんだけど、なんか腹が立つ(笑)
そもそも、冒頭の顔見せのシーンからして横顔のアップでお肌が荒れてましたし……。なぜ反対側から撮らない?反対側のほうがより荒れていたのか!?
いつも「ヒロインかわいい」言ってるYuckeですが、この映画のヒロインにはまったく魅力を感じない……それどころか怒りすら湧いてきましたよ。下着姿を披露されてもダマされませんよ、僕は!w

だから、意外な最後には「なにこれ(笑)」でした。「(笑)」でした。
最後に誰が生き残ってるか、という点においては意外な結末だったので、面白かったです。


サメの進化っぷりには驚嘆でした。人を食べるだけでなく、それを道具のように使ってさらに多くの人を食べようとします。
当然、人間たちはサメから逃げ惑いますが、ラストにはサメの真の目的なるものも明かされて……。

監督は『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』のレニー・ハーリン。
あのヒロインの扱い方を狙ってやってるとしたらすごいですね……。

【映画】GOEMON

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GOEMON
(2009年/日本)続きを読む

【映画】デイ・アフター・トゥモロー





『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年、アメリカ)

原題:The Day After Tomorrow  監督: ローランド・エメリッヒ  製作総指揮: ウテ・エメリッヒ、ステファニー・ジャーメイン、ケリー・ヴァン・ホーン  製作: ローランド・エメリッヒ、マーク・ゴードン  脚本: ローランド・エメリッヒ、ジェリー・ナクマノフ  出演者: デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム、サラ・ウォード、タムリン・トミタ  音楽: ハラルド・クローサー  撮影: ウエリ・スタイガー  編集: デヴィッド・ブレナー  配給: 20世紀フォックス  上映時間: 124分

【あらすじ】
地球温暖化により、南極大陸の棚氷が融け始めた。南極の調査中にその光景を見た気象学者のジャック・ホールは、温暖化による海流の急変が将来的に氷河期を引き起こす可能性を考え、危機を訴えたが、ベッカー副大統領には相手にされなかった。
しかし、ジャックの予測した遠い未来に起こるはずの異変は、数日後から世界各地で頻発し始めた。東京ではゴルフボールサイズの巨大な雹が降り注ぎ、ロサンゼルスは巨大な竜巻によって壊滅し、イギリスではスーパー・フリーズ現象によってオイルが凍結して英軍のヘリが墜落、ジャックの息子サムと友人のいるニューヨークには豪雨と巨大な高潮が押し寄せた。
人々は、まさに身も凍る寒さの中、生き残るための判断を迫られることになる。



【感想】
(2010年12月25日、TV録画にて鑑賞)

ホワイトクリスマスには違いないけど、降雪量が多すぎて全然ロマンチックではなかったクリスマスに鑑賞。
意識したわけではないんだけど、この映画も大寒波(氷河期)が到来する映画で、外の景色と完全にリンクして他人ごととは思えませんでした(笑)
そんな中、母が「イトーヨーカドーに行ってくるね」と決死の脱出を試みます。
「気をつけて」と言う僕の声にいつもの何倍もの重みがあったことは言うまでもありません(笑)


監督は『インディペンデンス・デイ』や『2012』のローランド・エメリッヒ。
主役の気象学者ジャックを『バンテージ・ポイント』『パンドラム』のデニス・クエイド。息子を助けるために奮闘する姿を見て「適役」としか言いようがないですね。
その息子サムに『ドニー・ダーコ』『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』のジェイク・ギレンホール。どこかナイーブな感じの顔立ちは高校生クイズの参加者にぴったりでした(笑)
サムが想いを寄せる女の子ローラに『ポセイドン』『DRAGONBALL EVOLUTION』のエミー・ロッサム。彼女はカワイイのかなんなのかいまだによく分かりません。『ポセイドン』では魅力的な胸元を披露してくれるんですが、今作は最初から最後まで厚着です(笑)若くて可愛らしかったけどね。


冒頭、広大な雪原を低空から撮っていき、主人公たち南極調査隊のキャンプにたどり着く。
物語のスケールと予算のでかさを表すかのような壮大な導入部でしたが、いささか長いと感じました。

逆に、氷河期の到来を予見しておきながらさっさと諦めムードを作って、自分は息子を助けに行くっていう主人公の決断についてはちょっと早いと感じました。
もうちょっといろいろ人類のために頑張ってみても良かったんじゃないかな~と。できることは何もないっていう状況は分かりますが。
副大統領に報告したのに無視されてもう手遅れです、っていうのはあまりに副大統領に責任を押し付けてないだろうか?結局、誰しもその現場にいて被害に遭わなければ実感も理解もしないと思うので、理解してない人に判断を委ねること自体に無理があるのかも。社会の構造とか秩序の話は別にして。

願わくば、「御上がやらないなら俺がやる!(法律破ってでも!!)」くらいの気概を主人公に見せて欲しかったです。危険を一番理解してたのは主人公だったんだから。


まあ、あまりディザスターものは好みじゃないので……。SF絡むならもう少し興味湧きますが、本作は「明日にでも現実に起こりそうな話」なので。
南極の氷は現実に減ってるんですよね?海流が変わって気候が変動するって話も、地味にありそうで怖い。
じゃあ、自分には何が出来るんだろうか?とか真面目に考えてみちゃいますね、ついつい。
世の中、エコ(エコロジー)とエコ(エコノミー)が盛んに叫ばれてますが、とどのつまり、「金のかかることはするな」って事ですよね。自分では生産できないものを手に入れようとするから金がかかる。エネルギーを消費して資源が減る。
だから、貧乏でいいのです。不必要なものを買ったりして無駄にエネルギーを消費しないで済む。給料もあまり高額だと無駄に使ってしまうから、足りないと感じるくらいがちょうどいい。
つまり僕は一生、今のままが地球に優しい、ってことですね。いいのかそれで(笑)


母は夕方、無事に帰宅しました。

【れすとらん日記】仙台コーデ完成!

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見よ!これが仙台コーデ!(笑)



「セルフィれすとらん」

念願の仙台コーデ(インテリアを地域限定アイテムで統一するコーディネイト)達成しました。
苦節1,2ヶ月……。うん、そんなもんです。イン率の高い人ならもっと早く統一できるかも。

仙台限定アイテムが何故か「戦国」をテーマにしてるので、陣幕とか馬っことかかがり火とか、とても室内とは思えない仕上がり。松の木は、日本三景の松島からとったのかな~。あそこは仙台ではないんだけどな~(;´∀`)つーかそれ以前に言われないと松の木に見えないってば。


さて、次はどうしよう?
がんばってコーディネイトしたけど、完成してみるとこんなもんかって感じですね。
仙台で統一したらお客も侍とか振袖になるとかだったら面白いのに。

次はめっちゃ高いインテリアとかに手を出してみるか?

平成22年12月に見た映画

12月に見た映画の一覧。





『アップタウンガールズ』12/4
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』12/4@109シネマズ富谷
『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』12/5
『トーマス・クラウン・アフェアー』12/11
『252 生存者あり』12/11
『スピード』12/12
『シルク』12/12
『[リミット]』12/15@フォーラム仙台
『アルマゲドン』12/18
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』12/18
『トロン:レガシー』12/18@109シネマズ富谷
『フェイク』12/19
『ソードフィッシュ』12/25
『デイ・アフター・トゥモロー』12/25
『GOEMON』12/25
『ディープ・ブルー』12/26
『ゴースト/ニューヨークの幻』12/26
『リトル・ランボーズ』12/29@フォーラム仙台
『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』12/31





師走は忙しい、にも関わらず映画館にはいつもより通ってるという謎。
12月は『ヤマト』『[リミット]』『トロン:レガシー』『リトル・ランボーズ』の4作品を劇場で鑑賞しました。リトル・ランボーズの記事は、今週末書けるだろうか、いやムリだな。

1月も今日で既に2回行っててw、これから公開なる中で観たいのが2本アリ。
2月は2月で観賞決定してる作品が2本アリ。時間が合うかだけが問題ですね。

時間はあってもお金はナシなので、あまり「あれもこれも」とならないようにしなければ(笑)

【映画】ソードフィッシュ

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『ソードフィッシュ』(2001年、アメリカ)

原題:Swordfish  監督: ドミニク・セナ  製作総指揮: ブルース・バーマン、ジム・ヴァン・ウィック  製作: ジョナサン・D・クレイン、ジョエル・シルバー、ポール・ウィンズ  脚本: スキップ・ウッズ  出演者: ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー  音楽: クリストファー・ヤング、ポール・オーケンフォルド  撮影: ポール・キャメロン  編集: スティーヴン・E・リフキン  配給: ワーナー・ブラザーズ  上映時間: 99分

【あらすじ】
かつてハッカーの帝王と呼ばれたスタンリー(ヒュー・ジャックマン)の元に、ミステリアスな美女・ジンジャー(ハル・ベリー)が持ってきた巨額金強奪計画の話は、かつてDEA(麻薬取締局)の極秘作戦「ソードフィッシュ計画」で残った裏金95億ドルをハッキングで奪おうとするものだった。冷徹な男・ガブリエル(ジョン・トラボルタ)に疑念を抱きつつも、スタンリーは元妻に奪われた娘を取り戻すために再び犯罪に手を染める。



【感想】
(2010年12月25日、TV録画にて鑑賞)

ハル・ベリーのお色気シーンが良かった!というより、カットされなくて良かった!(笑)
もしかして1時間40分という尺はTV枠を意識しての監督からの贈り物?
本当は、ヒュー・ジャックマンがハル・ベリーに車のキーを借りるシーンなんてどーでもいいんだけどね~。お色気があるおかげで、絶対外せないシーンになっております。
序盤のゴルフボール拾うシーンから期待していた男の子たちを裏切らない、ドリーム・オブ・プールサイド!

男子ってつくづくバカですよね~♪ コノスケ(-д-)ベエガッ!!


さて、そんなスタイリッシュな作品ですが……(笑)同時に「ピカレスク」「ハードボイルド」「ダンディズム」なんて言葉も浮かんでくる作品です。
主人公スタンリーは雇い主のガブリエルに振り回され続けながらも、娘の親権を取り戻すために引退したハッカー業を再開します。常識的な正義感を持っているけれど、それを実行できない(しない)点で、ピカレスクでハードボイルドですね。
対するガブリエルは主人公の座を奪いかねないハジケっぷりで悪人街道をひたすら突っ走っていく。彼はピカレスクであり、ダンディズムを兼ね備え、かつ揺るがない正義(社会的には悪)を持っているのでハードボイルド。
で、正義の味方のFBIは完全に脇役……という(;´∀`)
分別のない人は見ちゃいけない、稀な映画です。ガブリエルの言うことがたまに“正しいこと”のように聞こえちゃいますから(笑)しかし、そこがこの映画の危うい楽しさなのかも。


『マトリックス』(1999)と言えば、銃弾をリンボーダンスで避けるシーンをまず思い出します。
一瞬の挙動をぐるりと一回転してるように見せる手法で、「バレットタイム」と言うそうですが、『ソードフィッシュ』でも冒頭に30秒間のバレットタイムがあります。
当然、マトリックスの成功を意識したものなんでしょうけど、こちらは被写体がどんどん変わっていくので一瞬の爆破の衝撃が周辺に及ぼす様を見事に切り取っていました。(ただ、爆発の開始の瞬間だけ、女性の腹部からビックバンが起こったみたく爆炎が上がるのがちょっとマンガっぽくて気になりますが……。残酷描写はできないとはいえ、もう少し見せ方なかったんでしょうか)

でも、こちらはマトリックスと違って、このバレットタイムが「ソードフィッシュのすべて」にはならないのです。
この映画の印象は人によって、トラボルタの自信たっぷりの態度だったり、ハル・ベリーのお色気だったり、あるいはその両方だったり……。バレットタイムは「つかみ」に過ぎず、その後の持続力が、この映画の面白さなんではないかと感じました。例えば、ハッカーとFBIが崖を転がり落ちていくシーンは、途中から笑いがこみ上げてくるほどです(笑)


で、基本的には観客の心をがっちり掴んだまま、ラストまで突っ走る作品なんですが、そのラストがかなりモヤモヤする内容でした。完全に娯楽として楽しまない限りは、受け入れられない感じですね。
ジンジャーの真の目的も明かされたようで明かされてないような気がするし。

やっぱり、かっこいい悪役には壮絶な最期こそふさわしいと思いますが……。

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怪しい2人にご用心。

【映画】フェイク





『フェイク』(1997年、アメリカ)

原題:Donnie Brasco  監督: マイク・ニューウェル  製作総指揮: パトリック・マコーミック、アラン・グリーンスパン  製作: マーク・ジョンソン、バリー・レヴィンソン、ルイス・ディジャイモ、ゲイル・マトルー  脚本: ポール・アタナシオ  出演者: アル・パチーノ、ジョニー・デップ、マイケル・マドセン、アン・ヘッシュ  音楽: パトリック・ドイル  撮影: ピーター・ソーヴァ  編集: ジョン・グレゴリー  配給:コロンビア映画、 東宝東和  上映時間: 127分

【あらすじ】
FBI潜入捜査官であるジョー・ピストーネ(ジョニー・デップ)は、かねてから連邦捜査局よりマークされていたマフィアグループの一員である"レフティー”(アル・パチーノ)と接触する。宝石鑑定の腕をレフティーに見込まれた事をきっかけに、彼は“ドニー・ブラスコ”と偽名を名乗り、レフティーはもとより、その取り巻きたるグループとも親密な関係を築き始める。潜入捜査は順調に進み、彼は淡々と成果をあげていくが……。



【感想】
(2010年12月19日、TV録画にて鑑賞)

実話を元にした映画。
マフィアのリーダー・レフティーが引き入れた男ドニーが、実は潜入捜査官のピストーネだった。
ピストーネは、レフティーの信頼を獲得し、潜入は大成功したが、仕事の内容を明かせない妻や娘たちとの冷え切った関係や、友情まで芽生えてしまったレフティーを騙していることに、苦悩する。


正直言って、この映画は面白いのかどうか分からない(汗;

最後はすごい悲しい気持ちになる。
寂しい気持ちになる。
ピストーネの気持ちが痛いほどよくわかる。僕はマフィアの友達を失ったことなんてないのに。

マフィアは悪で、社会の敵だけども、そこに関係していこうとするとき、その関係はやはり一人の人間と人間の関係なんだな~。まあ、レフティーが悪事してるシーンはあまりないんだけどさ、もともと。


今回はアン・ヘッシュがウンザリだった(笑)
アン・ヘッシュ演じる妻との対立が、物語を逆の方向へ引っ張っていこうとしてる感じがして……。
本当のことを言えない夫と、夫が変わってしまったと信じている妻のケンカは、見ていてやっぱりウルサイけれど、それが余計にジョニデを悩ませていた。


ちなみに監督のマイク・ニューウェルは「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の監督さんですね。
うん。(笑)

あけまして……事務連絡です。

明けましておめでとうごじゃります。
2011年も当ブログをどうかご贔屓に。
僕も今まで通りブログ更新頑張っていく所存です。( ー`дー´)キリッ

本来ならここで、去年の反省と今年の目標を述べなければならないんでしょうが……、
うん、特に無いので割愛します'`,、('∀`) '`,、



今回は、ブログの書庫を増やしたり減らしたりしたので、そのお知らせです。

映画書庫をジャンル別にしました。
今までは“映画いろいろ”と“SF映画”の書庫しかありませんでした。そのため、“映画いろいろ”に記事が集中していました。ちょっと自分でも見づらいと感じ始めたので、SF以外のジャンルにも書庫を設けて、分散化を図りました。とりあえず、サスペンス、アドベンチャー、SF、ファンタジー、パニック、ホラー、ラブストーリー、スポーツ、アニメーションのジャンル別書庫を作り、それ以外は“映画いろいろ”としました。今後、時代劇や戦争映画などを見た回数が増えてくればさらにジャンル別書庫は増える予定です。

音楽書庫をジャンル別にしました。
今まではアーティストの名前をアルファベット順に並べようと思い、“My CD rack [A]”などの書庫があったんですが、イニシャルに偏りがあるのと、そもそもそんなに更新してないということで、ロックやポップスやエレクトロニックといった大雑把な分類でカテゴライズすることにしました。こちらも、ロックやエレクトロニックなどで書庫内の記事数が膨大になってきたら、順次、細分化していく予定です。


もう一つ、最近始まったYahoo!ブログの新機能についての当ブログの見解を。

コメントとトラックバックの承認制は承認不要で行こうと思います。
そもそも、悪質なコメントやTBに対する“抑止力”のような意味合いが強い機能だと思います。この機能のリリース後、明らかにそういった内容の書き込みは減っていますし、承認のタイミングが遅れてしまうと書きこんでくれた訪問者に申し訳ないので、承認不要のまま更新していこうと思ってます。ただし今後、悪質なコメント等がまた増えてくるのであれば、その時は承認制にすると思います。


報告は以上です。
どうか本年も宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m

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