感動器官

笑い、涙、鳥肌、私たちの感動を現出させる器官。

2010年09月

【レース】R:RACING EVOLUTION



中古ゲームレビュー
『R レーシングエヴォリューション』



ナムコから発売の、カーレーシング・ゲーム。
4、5年前に買ったのにいまだに遊び尽くせず、すぐに手の届く所に今も置いてある。

機種:PS2
ジャンル:レース
開発・販売:ナムコ
発売年:2003年

【車種】実車30種以上。イベントクリアや購入で獲得。半分以上の車種で色違いが用意されている。
【コース】10コース。鈴鹿やモナコなどの実在のコースの他、ラリーコース3種、ドラッグコース1種。(ドラッグコースはただの直線w)
【モード】「レーシングライフ」「イベントオムニバス」「アーケード」「2Pモード」「コレクション」。「イベントオムニバス」には、100以上ものレースイベントが用意されている。車両のチューンナップと購入も「イベントオムニバス」で行う。
【BGM】ナムコオリジナルっぽい。おしゃれな曲が10曲ほど収録されている。ちなみに、効果音のみをOFFにして10分ほど走ると、余計な音が入ってないBGMが録音できる。

【特徴】
テーマは「人」。新システムの「プレッシャーメーター」と「ラジオ(無線での呼び掛け)」が印象的。
さらに主人公・速水レナがレースの世界に飛び込み活躍する「レーシングライフ」モードは、3DCGのムービーを挟んで12のチャプターで描かれる。ゲームオリジナルのキャラクターによるストーリーモードというのも、他のレースゲームにはあまり無いのではないだろうか。

・プレッシャーメーター
自車が前方を走る車に一定以上近付くと、画面にメーターが現れ、徐々にメーターが溜まる(プレッシャーを感じている状態)。メーターを完全に溜めプレッシャーフルの状態にすると相手の車は不安定になり、そのままコーナーに入るとコースアウトしたりスピンしたりする。
相手のスリップに入って距離を詰めると同時にプレッシャーを溜め、ミスを誘って抜き去る、というのが基本戦術になる。

・ラジオ
走行中にチーム監督のステファンやライバル車のドライバーが無線で話しかけてくる演出。(字幕付きの英語セリフ)
プレイヤーの走りによって、ステファン(表示字幕は『PIT』)から「ブレーキが遅い」とか「スムーズなコーナリングだ」とかアドバイスや評価をもらえる。僕のようなレースゲーム初心者には、評価をもらうことで、どんなラインをとるべきかの大まかな指標になると思う。また、誉められると素直にうれしい。
ライバル車もすべて名前がついており、メーターの長さや喋る内容も少しづつ違うので、覆面レーサーになってない。自車に追われて焦るセリフや挑発的なセリフなどを言ってくる。
様々なセリフが収録されているが、お気に入りはステファンの「サヨナラ、ベイビー!」。



【まとめ】
レーシングライフだけだとかなり物足りない印象。メインはイベントオムニバスモードだと言っても過言じゃない。
イベントオムニバスのレースでは、下位クラスの車両で上位クラスの車両に勝たないといけなかったりするので、コンプリートにはかなりの根気が必要。
初心者にもとっつきやすいストーリーモードと、玄人向けのイベントモードに分かれるゲーム。
僕のコンプ率は92%。あと少しだー。

「ストーリー・オブ・ラブ」一組の男女がベッドに入るとき、そこには6つの人格が存在する!

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ストーリー・オブ・ラブ
(1999年/アメリカ)
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真夏のオリオン

本物を使った駆逐艦の映像はカッコよかった。(上の画像は違います)
 
 
 
『真夏のオリオン』(2009年、日本)
2010年9月20日、自宅にて鑑賞。
 
 
 
【あらすじ】

学校で教鞭をとる倉本いずみのもとに、アメリカから一通の手紙が届く。
手紙に添えられていたのは真夏のオリオンと題された一枚の楽譜だった。
いずみの祖母が祖父・倉本孝行へと贈った曲が、なぜアメリカにあったのか?
いずみは、潜水艦の艦長を務めていた祖父が指揮した「イー77」乗組員の一人・鈴木に会いに行く。
楽譜を手にした鈴木は、海を見ながら60年前の出来事を話し始めた。
 
 
 
【かいせつ】
原作は、池上司の『雷撃深度一九・五』。それを作家・福井晴敏によって脚色された本作。
第二次世界大戦末期の太平洋で、日本海軍潜水艦とアメリカ海軍駆逐艦の戦いを描いている。
実際にメキシコの艦船を使用して撮影されたシーンなどは見応えがある。
 
 
 
【かんそう】
思ってたよりも面白かった。
僕は、軍事関係や潜水艦のこと、そして戦争映画についてもあまりよく知らないが、初心者向けの潜水艦映画としては、まあまあ良かったんじゃないだろか。
 
まあ、絶対にアメリカ軍の将校と仲良くなるだろうな、って展開でやはりそうなるし、玉木宏演じる倉本艦長が徹底的に毒のない仏のようなお方で、それがつまらなくもあるが、逆に安心して見れるというのはある。
 
 
 
僕がこの映画で何か一つピックアップするなら、それは「回天」の乗組員の存在。
 
今年の夏、NHKなどで戦争ドキュメントを見て、それまで「人間魚雷」という言葉を聞いたことはあったけど、「回天」という固有名詞を得てようやく現実にあったということを知った。
 
回天は潜水艦に備え付けられており、人間魚雷と言われるとおり、中に人が入って操縦をしながら敵艦に体当たりをする。当然、回天搭乗員たちは死ぬ運命にある。
ただし、神風特攻隊と違うのは、出撃待機で回天の中に潜り込み「いよいよ、最期か」と思っても、状況によって出撃が取りやめになることである。
「国のために」「愛する人のために」と自分を納得させて感情を特攻へと持っていっても、結局発射されることはなく、そんなことが何回も続くと、最後には「早く殺してくれ」という心境になるのだという。
 
こういった内容を知ったばかりだったので、イー77のシーンで回天搭乗員たちが現れ、「自分たちはいつでもいけます」とうっすら笑みを浮かべながら話した時には、この映画はとても面白いものになるんじゃないかと、(不謹慎だが)期待してしまった。
 
 
だが、この映画では実際に回天搭乗員についてはほとんど突っ込んだ描写はなく、仏の倉本艦長のやさしさと機知の描写に終始した。
結局、回天に乗り込むことは一度もなく、ラストでも一つ小さな見せ場があるが、それはもはや出番はあったが見せ場がなかった軍人がダダをこねているようにしか見えなかった。
 
『真夏のオリオン』では唯一、毒っ気を持った登場人物で、描きようによってはもう一人の主人公と成り得ただろうに、ちょっと残念である。
他に回天搭乗員にクローズアップした映画があれば見てみたい。
 
 
 
あと、ちょっと感動を安売りしすぎか。
結構前半から突っ走って、岩代太郎の音楽で感動に持って行こうとする。
悪くないんだが、そこまではちょっとムリである。
 
 
一言:イケメンを集めただけの戦争映画ではないはず、だが……。
 
★★★☆☆
 
『真夏のオリオン』
監督:篠原哲雄
原作:池上司
脚色:福井晴敏
出演:玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦
配給:東宝
2009年、日本

『ジョーカー』特別編

なんか中途半端だな~。

ライアーゲームさながら、映画化で完全解決なんて言い出さないかとハラハラしたけど、それはないみたい。今のところ。

もっと現実的な話として「シーズン2」はあるのかもしれない。(流行りだし…)

そう思わせるくらいチュートハンパ。





そもそも、「最終回」を拡大版でやった次の週に「特別編」1時間だからね。なんかおかしい。年末とかに2時間SPやるならまだしも。

で、特別編の内容が「最初の事件」と「総集編」と「後日談」って……(笑)
なんでこれ、本編に含めなかったんだ?(総集編はともかくとして)

「最初の事件」は過去の回想って形で触れておけば、伊達とマスターがクライマックスで対峙した時に、より2人の想いが見えてくる……だろう。
後日談は「最終回」に含めるでしょ。ふつうは。
なんで最初から11話で構成しなかったのか不思議。



しかも、「最初の事件」、今回は総集編や後日談も盛り込まれたために、完全に時間が足りない。
捜査してないし、被害者遺族も出て来ない。

でも、伊達が引き金を引くのをためらって、悪役と格闘になるあたりは面白かったんだけど。
あれを本編でやれよ、と(笑)





先週、「むしろこれからでしょ!?」みたいなことを書いたけど、まさに「これから!」みたいな後日談の終わりっぷり。(ますますシーズン2を意識してしまうが)

マスターのいなくなったバーで組織を探る作戦がこれから始まるなら、なんだったんだこれまでの全10回……。
もしかして、めちゃ長い前フリ?

あんのかなぁ、続編。

遠回しなクビだろうか?(笑)

今朝、職場に行ったら僕の席に給与明細の紙切れが置いてあった。
でもとりあえず仕事の準備と思って、そのときはろくに確認せずポケットに突っ込んでおいた。



仕事終わって帰る間際、ふと給与明細のことを思い出してポケットから出してひろげてみると、なんと何も書かれていない。
数字を印刷する前の給与明細…………これって遠回しに「辞めろ」と言ってるのだろうか(笑)
たしかに上司は、毎日僕の文句をグチグチ言っていたし~。



…そんなネガティブなことをつい考えてしまうが、たぶん完全に上司の勘違いだろう。
または、僕の席をゴミ箱と認識しているか。(自虐的だ!w)



僕自身、常に「辞めたい」とか思ってるから、こんなマイナス思考になっちまうんだろうな。
毎日一方的にやっつけられるといろいろ考えるよ。黒いことを(笑)





で、今月のお給料はハウマッチ?

【映画】天国の青い蝶


出陣前に顔に化粧するのとか、マジかっこいい。
 
 
 

天国の青い蝶(2004年、カナダ/イギリス)

2010年9月5日、自宅にて鑑賞。
 
 
 
【あらすじ】
有名な昆虫学者アランのもとに、脳に腫瘍をかかえ余命半年と宣告された少年・ピートとその母親がやってくる。
ピートの夢は、南米のジャングルに生息する幻の蝶「ブルー・モルフォ」を捕まえることで、かつてブルー・モルフォを捕まえたアランに、自分をジャングルへ連れて行って欲しいと懇願するのだった。
最初は断ったアランだったが、ピートの熱意に負け、母親と3人で南米へと飛ぶ。
青い蝶が見られるのは残り1週間。チャンスは数日しかなかった……。
 
 
 
【かいせつ】
“Based on true story”実話に基づいた話。
国際的に知られる昆虫学者と末期脳腫瘍を患う少年との間に起きた奇跡の実話をもとにしている。
監督は、ヒューマンドラマに定評のある女性監督レア・プール。
 
 
 
【かんそう】
ヤバい。面白い。下の方に★3つと書いたが、限り無く★4つに近い★3つである。
 
 
なんだろう、これは。
深い陰影、反面鮮やかな緑の葉、赤い花、黄色い実……。
白人の少年と南米原住民の少女。
車椅子というハンディキャップ。肩ぐるまというラブアンドピース。
そして森に息づく異形な生き物たち。やたら素早い毛虫!
 
まずはこの映画の映像の特異さに驚く。
虫ドキュメントなんじゃないかってくらい虫の映像が挿入される。
虫、虫、蛙、虫、蝶、虫、虫……。(蝶も虫か)
 
高校の後輩に「虫という言葉を聞いただけで鳥肌が立つ」ほど虫嫌いな女の子がいたけど、
もしその子が見たら気絶するんだろうなあ、などと思いながら見てた。
それぐらい虫がたくさん登場する。ぶっちゃけ虫を見てるだけでも楽しい映画。
「これ、エイリアンじゃん!?」っていうような虫も登場。
 
 
 
もうひとつの大きな魅力が「精神性」をしっかり描いていること。
現地の村の女の子はまだ幼いながらも、土着の文化をしっかり継承していて、アメリカのキッズとは全く違った価値観の中で生きている。
そこの描かれ方が良かったので、脇役なんだけれど、立体的な人物像が見れた。
 
 
さらにはジャングルにもまるで精神があるかのように描かれている。
ブルー・モルフォは無邪気にいたずらをする“妖精”そのものといった感じだし、
ピートを助けてくれた者たちも霊的な存在のようで神秘的だった。
 
 
 
しかし、この映画すごく惜しいことに、“Based on true story”である。
 
つまり、ラストがとても残念だったのである。僕としては。
 
「じゃあ、どうなって欲しかったの?」と聞かれると明確な答えは無いけれど、
実話であるがゆえに描けた作品であり、実話であるがゆえに描ききれなかった?映画だと思う。
 
ラストがものすごく惜しかった。だから★3つ。
 
 

★★★☆☆
 
『天国の青い蝶』
原題:The Blue Butterfly
監督:レア・プール
出演:ウィリアム・ハート、マーク・ドネイト、パスカル・ビュシエール
配給:東芝エンタテインメント
2004年、カナダ/イギリス

センター・オブ・ジ・アース/Journey to the Center of the Earth

すっげー落ちる映画。
 
 
 
『センター・オブ・ジ・アース』(2008年、アメリカ)
2010年9月4日、自宅にて鑑賞。
 
 
 
【あらすじ】
兄の遺志を継ぎ地質学研究に打ち込むトレバーは、長らく反応が無かったアイスランドの地質調査センサーが再び動き出したことを知る。
トレバーは甥っ子のショーンと山岳ガイドのハンナとともに、センサー回収のため山に登るが、突如落雷が起こり洞窟に閉じ込められてしまう。
出口を探す3人だったが、やがて地底世界に迷い込んでしまう。
 
 
 
【かいせつ】
ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を原作としているが、本編の中にジュールの名や地底旅行の本が登場する。
日本で始めてのフル3D実写映画全国公開作品である。
 
 
 
【かんそう】
トロッコで暴走したり、巨大キノコや光る鳥が出てきたり、恐竜に追いかけられたりのスペクタクル映画。
「子供向け」というか、家族みんなで見られるというか……。
 
TVで見たので当然吹き替えだったんだけど、どうしても聞き捨てならないセリフがひとつ。
 
山岳ガイドのハンナがガイド料に提示した時給が「8000円」。
 
「円」って……!
 
アイスランドの山岳ガイドが!
アメリカから来た研究者に!!
何故に「¥」を要求なさる!?
 
「円でもらってどうすんの?」という疑問が湧き起こり、「子供向けだから」という解答で消えた。
子供向けだから仕方ないよね。
 
…の割に「(女性に)唾つける」という表現は古い気がする(笑)
 
 
 
アドベンチャーものなんだけれど、序盤、ブレンダン・フレイザー演じる冴えない学者と汚い我が家とかが、妙に気に入ってしまった。
 
 
一言:Yenは世界通貨?(笑)
 
★★★☆☆
 
『センター・オブ・ジ・アース』
原題:Journey to the Center of the Earth
監督:エリック・ブレヴィグ
原作:ジュール・ヴェルヌ
出演:ブレンダン・フレイザー、ジョシュ・ハッチャーソン、アニタ・ブリエム
配給:ギャガ
2008年、アメリカ

買ったよー。

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今日ヤマダで新しいPCを買ってきた。

前のPCが壊れてから約1週間……今までも土日しか使ってなかったから、実質ブランクは無いに等しい。



モノはFRONTIERのFRM908/23A。
OSはWindows7。HDDが1TBに、メモリが8GB。
とりあえず、数字が一番大きいのを選んだという分かりやすい判断基準(笑)

初回起動がなかなか始まんないから、「初期不良かな?サポートに電話かな?」と思って取説見たら、完全にケーブル差すトコ間違ってるという初歩ミスやってた。
あーストレス……。



でも、多分これで心置きなくPro-Toolsとかsonarとかを動かせるハズ!

でもとりあえずは、ブログ更新~♪

天国への門/ポール・プロイス


読書記録
『天国への門』



【あらすじ】
アメリカの砂漠地帯に建設された天体電波観測基地のパラボラ・アンテナ群が、ある日不審な電波を受信した。
ついに念願の地球外知性とのコンタクトに成功したかと基地関係者たちは色めき立つ。
しかし、その電波から聞こえてきたのは、人間の女の声だった。
12年前にブラックホールに突入し行方不明になった惑星探査船“アクティス”……。
遥かタウ・ケチ星系から地球へ語りかけて来たのは、消滅したはずのアクティス号の乗員だったのだ。



【かいせつ】
「近未来ハードSF」と称された、SF小説。12年前に消えた宇宙船の乗組員たちが、ブラックホールの向こう側で生きていて……、という話。
著者はポール・プロイス
原題は“The Gates of Heaven”。
ちなみにこの本がハヤカワ文庫から出版された1983年は、僕の生まれた年。BOOK-OFFで105円で買ったこの本は、さすがに色が焼けていて、活字もなんだか古臭かった(笑)



【かんそう】
ハード=難しい、という意味ならば、たしかにひたすら読みづらいハードSF。

宇宙船アクティスから時空を越えたメッセージを受け取り、宇宙船ゼテスで救助に向かう、だけの話なのだが、ゼテスが出発するまでが異様に長い。


第1部は、誰が主人公なのかよく分からず話が進み、場面も研究所、軍学校、議会、民間企業と次々に切り替わり、様々な立場の人物が登場し視点も次々に変わる。

謎の電波に対する期待感、その正体が分かった時の不気味さ、そのあたりまでは楽しく読めたのに、その後の女性将校の行動や、冴えない数学者がひらめいたワームホールの秘密とかは、「今、何の話してるの?」状態(笑)
議事録なんかも登場して、何か壮大な事が始まりそうな感じがしつつも、書かれていることがなかなか繋がらなくてもどかしい。



第2部では一転して冒険譚に。
アクティス号が不時着したタウ・ケチ星系第5惑星にゼテス号がたどり着き、女性将校ローラと数学者マイケルが未知の星を探険する。
2人が主役だということはこの少し前に判明する。

ここで描かれることは、(どんでん返しは一つあるけど)実に単純なSFアクションといった感じで、第1部であれだけ客観的・多角的にアクティスとブラックホールを(読者が)検証したのに、現地に来ればこんなもんかと思った。

1部と2部で書かれていることがあまりにも、次元が違うというか……。

1部が大人向けハードSFなら、2部が子供向け探険SFとでも言おうか。
でもアラフォー同士の恋愛も書かれてるから「子供向け」は言い過ぎか(笑)

『ジョーカー』最終回

なんだか、絶妙な未解決っぷり?(笑)





だって、なんにも終わってないよね?
神隠しチームからマスターが抜けました、ってだけの話っしょ?

伊達も久遠も今までどおりだし、宮城と課長は真実を知りながらも事実上の退場。
宮城は栄転して「自分のやり方で闘う」、課長は辞職してJOKER内部に潜入捜査……。
でも結局のところ(最終回の時点で)、今神隠しをしてる伊達たちを黙認して伊達たちの前から去ったという意味では、2人とも責任果たさずマウンドを降りたような……そんな感じがする。
むしろこれからでしょ!?みたいな。


私設刑務所ってのも、ぶっちゃけ分かってたし。
そこで何が行われているのかが気になってたのに、ただ閉じ込められてるだけなの?(笑)
囚人の食事は誰が用意するの?
当然、看守もいるでしょ?
私設刑務所で働く人たちは、地図に無い島へどうやって行くの?
島に住み込みなら、食糧調達は……?

些細な疑問は、JOKER口座の莫大な裏金でつじつま合わせられるけど、ちょっと納得がいかないなぁ。





伊達はダークヒーローだと思ってた。
で、ヒーローならば去るか死ぬかするべきだと思った。
番組的には「あなたはどう思いますか?」という問いをなげかけておきながら、結局伊達を裁かずに生かすことでJOKERは正義だと結論づけてしまっているような……。
宮城の決意も、伊達が生きてると矛盾するし。



いっそ、片桐が全部報道して地図から消された島と神隠しにあった人たちが明るみに出て、世論的には半数の人が神隠しを容認してるけどやっぱり法律破っちゃダメだよねってことになり、容疑者になった伊達は自分の信念を貫くために日本中を逃亡するけど、ついに最終回で追ってきた宮城と伊達が対峙して、お互いの信念がぶつかる……的な展開だったら良かったのに(笑)



ドラマ中に主役のターニング・ポイントがあったらもっと面白かったかもね。
走ってる間は次はどうなるの?と興味が尽きなかったけど、走り終わって振り返ると平たんな一本道だった……そんな感じ。





チューのネタがもはや意味不明(笑)

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