当時の映像加工技術を総動員したような独創的な映像。
大胆なエフェクトがちょくちょく出てくる。
お話自体は超能力を持つ少女のお悩みと、いつの間にか学校を支配している謎の集団が絡んでいくもの。
日常に起きた非日常を乗り越えて日常に戻っていく系の物語だ。
とにかく映像表現とか敵の正体(笑)に面喰らってしまってよく分かってないのだが、そんなに深い話ではないんだろうね?
作品から受け取ったメッセージといえば「超能力でズルなんてよくないわ」だけ。
いや、そう言われても超能力ねえですし。
ヒロインがお嬢様だったり、剣道部マネだったり、男子同級生の部屋で二人っきりなのに早速脱出とか、枠(?)に収まらない感じは良かった。
一方で嫌味すぎるガリ勉くんのベタベタすぎる人物造形も面白かった。
ねらわれた学園
(1981年/日本)
【監督】
大林宣彦
【キャスト】
薬師丸ひろ子
高柳良一
三浦浩一
峰岸徹
長谷川真砂美
手塚眞
大石吾朗
岡田裕介
赤座美代子
ハナ肇
久里千春
山本耕一
千石規子
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