http://impressedorgan.bloggeek.jp/archives/1025393847.html (2013年公開当時のレビュー)
むしろ上の文章でツッコミ要素として挙げてる「オオタチの特技が人類の策を無意味化してるのにそのフォロー的なものがない」などは、今はそのフォローのない所が楽しめたりするわけで、それだけ当時と今では楽しみ方が変わったんだなぁと思う。
その変化のキッカケはなんだったかといえば、昨年7月に誕生した東北初の4DX、そのオープニング上映でパシリムを観たことだ。
(リンクばかりで申し訳ないが別に踏まんでもいい)
http://impressedorgan.bloggeek.jp/archives/1035269006.html (4DXで鑑賞したレビュー)
この時に「細けえこたあいいんだよ」の精神が芽生えた。
いろいろ言いたいこと?いやもうそんなのどこにも無い。
だってすべてがすばらしいじゃないかこの映画!
今回の地上波放送では科学者コンビのことがますます好きになってしまった。
怪獣オタク生物学者とコミュ障潔癖数理学者の挫折と再起の物語がけっこう重要で、この二人の友情物語なんて本来どうでもいいはずなのにものすごく話を盛り上げてくる不思議。
笑いの面でも作品に不可欠。やたら長い数式を書いておきながら要約すると「そのうち二体同時に出てくる」でしかなかったりとか、握手が決まらないとかいちいち面白すぎる。
さらにそこにロン・パールマンが「俺がヘルボーイのロン・パールマンだ!」みたいな圧倒的存在感で絡んでくるのも面白いわけなんだが、メインの話は進んでないですからね(笑)
危うく主人公の存在を忘れさせてしまうような強烈な脇役たちも大きな魅力の一つです。
パシフィック・リム
(2013年/アメリカ)
【監督】
ギレルモ・デル・トロ
【キャスト】
チャーリー・ハナム
イドリス・エルバ
菊地凛子
チャーリー・デイ
ロブ・カジンスキー
マックス・マーティーニ
ロン・パールマン
クリフトン・コリンズ・Jr.
バーン・ゴーマン
ディエゴ・クラテンホフ
芦田愛菜
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