電脳世界を舞台にプログラムを擬人化して物語を作るってどれくらい前からあるんだろう。
映画「トロン」とか。
逆に電脳戦の雰囲気を出すためにあえて擬人化せずマークのみにしたりしてる攻殻機動隊が新鮮だったりする。

3人の主人公はいずれもプログラムの擬人化(二次元少女化ともいう)であるので、デュアルとドロシーは外の世界(現実世界)の実態を知らぬまま電脳世界のバックアップデータをひたすらウィルスから守る日々を過ごし、謎の少女リモに至ってはなんのために存在するのかさえ誰も知らなかったりする。
そんな3人があるかどうか分からない感情を通わせ絆を深めあうのが前半。

終盤は意外なところに落ちていた伏線を回収しつつ、3人の存在理由が明かされ、それによって立場の変化なんかも訪れてボーッと見てると分からなくなる。
解決策もコンピュータプログラムらしいものになっていて、お話としてはよくある感じでも設定や映像の点では独自性があったと思う。
データファイルを巻貝(海馬)で可視化したり。

ただ、ピュアな少女たちの普段着が胸の中央から下に向けてスリットがはいってるのが謎デザイン。(暖簾かよ)
変身後の方が露出少ないって魔法少女としてどうなの?

全体的には王道をやりつつという感じなので、私を含めたアニオタおじさんたちが熱狂するような感じではないけして。
もっと下の年齢を対象にしてるようなそんな感じがした。



ガラスの花と壊す世界
(2016年/日本)
【監督】
石浜真史
【キャスト】
花守ゆみり
種田梨沙
佐倉綾音
茅野愛衣
片貝薫
高橋伸也
中村綾