色鉛筆で塗ったような背景がぐわんぐわん動くのってすごい根気だよな、と感心してしまう。
今の時代に見ると洗練されていない描画が逆に凄いと思える。

原作はレイモンド・ブリッグズの絵本で、1978年に出版されたもの。
男の子が庭に積もった雪で作ったスノーマンが午前 0時ちょうどに動き出して、男の子と楽しい夜を過ごすだけの物語。台詞なしで、それはアニメも変わらない。26分のショートアニメで、途中挿入歌が挟まれる。

男の子が母子家庭(←完全なる勘違いです。1作目は両親いた)で、今思うとスノーマンには父親の代替としての意味もあったのかな。(←考察めいたことを言おうとして事実を捻じ曲げる荒業)

あと、英国の作品だからか知らないけど、サンタクロースってけっこういろんな作品に出張してない?
ナルニア国物語にもサンタクロースが出てくるんだけど、本作にも出てくる。
別にいいんだけど、ファンタジー作品にサンタクロースという超有名ファンタジーキャラが出てくると、主役の不思議さが霞むよね(笑)
世界観がおおらか。コラボっていうことなのか。

それだけサンタクロースとクリスマスが生活に根付いている文化ということなのかもしれない。



スノーマン
(1986年/イギリス)
【監督】
ダイアン・ジャクソン