Stand by me

スタンド・バイ・ミー
(1986年/アメリカ)
【監督】
ロブ・ライナー
【キャスト】
ウィル・ウィートン
リバー・フェニックス
コリー・フェルドマン
ジェリー・オコンネル
キーファー・サザーランド
ジョン・キューザック
リチャード・ドレイファス

*感想

作家のゴードン・ラチャンスはある日、新聞にかつての親友の死亡記事を見つける。
刺殺されたという弁護士クリストファー・チェンバーズは昔は悪ガキで、ゴードンたちは木の上に作った秘密基地でタバコを吸ったりしたものだった。
ゴードンは、12歳の頃に起きた出来事を思い出す…。

オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロックに暮らすゴーディ(ゴードン)、クリス、テディ、バーンの4人の少年たち。
それぞれ家庭の問題を抱えていた少年たちは、町から30キロ離れた所に列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、死体探しの旅にでる。



ホラー小説の大家、スティーブン・キングの短編小説が原作の青春ドラマ。
ベン・E・キングが歌った主題歌とともに有名で、「名作」という感じになるのだろうか。
すごく昔に見たことあるようなないようなそんな感じだったので、改めて鑑賞した。

結論から言うとそこまでおもしろくなかった。
いや、面白いけど…なんだろう、「名作」として語り継がれるような突出したものを感じなかった。
「名作」という肩書がなければ、「よくある『昔はよかった』系のドラマ」と片付けられてしまいそうな、そんな気さえする。

主人公が日常の中でふと子供時代や故郷を思い出す、という映画は他にもけっこうあると思う。
そういう映画の最大のウリは「ノスタルジー」を感じられるところだと思う。
でも、子供時代の風景にノスタルジーを感じるかどうかは、個人のとてもプライベートな問題だ。
「スタンド・バイ・ミー」で言えば、60年代か70年代かは分からないが、その時代に少年だった人たちが最も郷愁を感じるはずだ。

80年代生まれの私でも、アメリカの原風景みたいなものに少しの郷愁を感じることはある。
それからやっぱり、鉄橋の上で列車に追いかけられたり、創作した話を披露したり、4人のそれぞれの悩みが浮き彫りになったりという物語は面白い。
ただ、それらが最後に深い感動をもたらしたかというとそうでもない。

なんか、私には合わない作品だったのかもしれないな(´・ω・`)

 
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