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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第9話 盃
第10話 明日からの手紙
*感想

第9話、大雑把に言うと鉄華団の面々が絆を深める話かな。
毎回そんな話をやってる気もしないでもないけど。

テイワズ代表マクマード・バリストンと話をつけるために、テイワズの本拠地「歳星」を訪れた鉄華団。
案内した名瀬は、オルガと義兄弟の契りを交わしたいとマクマードに申し出る。
鉄華団の若者たちには束の間の休息が。

名瀬は歳星でもいいヤツ。
ただ、いいヤツ過ぎて逆に腑に落ちないこともある。
なぜ、オルガたち鉄華団をそこまで気に入っているのか。

もちろん、鉄華団・タービンズの邂逅イベントでオルガが見せた男気に惚れ込んでいるというのは分かる。
女たちを大勢抱え込んでハーレムを作っていることからも、生来、他人をほっとけない性格なのだと推測できる。オルガたち未熟な若者たちの行く末を案じているのかもしれない。
そして、名瀬にとってクーデリアは、マクマードに是非にも引き合わせなければならない重要人物であった。

でも、だからと言って、会って数日、何度か言葉を交わしただけの相手をそこまで信用できるものだろうか。
名瀬は、鉄華団との上下関係は五分と五分で構わないと言った。
いや、さすがにそこまでしてやる義理はないだろ、名瀬だってタービンズを第一に考えなきゃいけないのでは?赤ん坊だっているんだぞ、父親として家族を守らなくちゃ…。

要するに名瀬がいいヤツすぎて(たぶん女性スタッフにも大人気のはず)、そしてマクマードもマフィアっぽい雰囲気は微塵もなくて、鉄華団は順調に成り上がっている。
そのサクセスっぷりが順調すぎて少し気になり始めた感じだ。
辛い経験は過去にたくさんしている、ギャラルホルンと対抗するだけの後ろ盾が必要、それは分かるのだが、少しうまく行き過ぎな気もしないでもない。現在軸で苦労して困難を乗り越えるから物語は面白いのに。

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クーデリアとマクマードの会話を主軸に捉えれば、オルガと名瀬の契りの盃の裏で、クーデリアがとても重大な決心をした回ということが言えるだろう。
火星の独立解放運動を推し進めていくことは、地球と火星の戦争のきっかけとなるだろうとマクマード。
意外にもクーデリアはこれまでその可能性を考えたことがないような驚きようだった。(まだまだ処女だな…)

一度戦争が始まれば、利権を求めて各勢力が暗躍し、戦争は長期化する。
火星の独立のために、多くの血が流されるはずだ。
そのきっかけとなるボタンを持っているのが、クーデリアなのだ。

三日月たちと出会ったばかりの頃のクーデリアなら、その重荷に耐えられただろうか。
ノアキスの七月会議をまとめあげた才媛だが、自分の行動によって世界が混沌に傾くことは考えてなかった。
しかし、鉄華団とのわずかな期間の交流で、彼女の内面は強く変わっていたようだ。
既に死んでいった者たちのために、これから死んでいく者たちを看取る覚悟をクーデリアはした。



第10話。この回から「ブルワーズ編」らしい。
知らなかった!まだ「テイワズ編」だと思ってた!(笑)

第10話を大雑把にまとめると「家族」という言葉がキーワードになるのかな。
アトラと昭弘の過去がそれぞれ語られる回でもあった。
アトラちゃん、苦労したんだね…(涙)

遠く離れた家族のために頑張るビスケットやタカキ。
鉄華団が家族だと言う団長オルガ。
その家族の輪の中に入り込んできたお目付け役兼会計担当のメリビット。

対照的に、本当の家族から疎まれているクーデリア。
そんなクーデリアを家族だと言うアトラのとんでもない未来予想図(笑)
ああアトラちゃんやっぱりカワイイ…///

昭弘の戦い方の変化は、鉄華団という擬似家族の中に身を置いたことによるものだろう。
長い間ヒューマンデブリとして生きてきた彼が、自分にも弟がいたことを思い出す。
「もう死んでるだろう」と言いつつも本心はその戦い方に表れているのではないだろうか。

無謀な戦いをしなくなった…。それはつまり生きるために戦っているということ。
昭弘は生きることに希望を持ち始めている。
その先に待っているのは、生き別れた弟との再会ではないだろうか。

2015-12-10-21-07-38

「うちは男所帯なんで」とオルガは言うが順調に女性クルーが増えてきたイサリビ。
オルガとメリビットの今後に注目。なにせこの二人は前髪の形がソックリで、今後なにもないはずがない。

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