キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
(2014年/アメリカ)
【監督】
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
【キャスト】
クリス・エヴァンス
スカーレット・ヨハンソン
セバスチャン・スタン
アンソニー・マッキー
コビー・スマルダース
フランク・グリロ
エミリー・ヴァンキャンプ
ヘイリー・アトウェル
ロバート・レッドフォード
サミュエル・L・ジャクソン
トビー・ジョーンズ

*感想

「キャプテン・アメリカ」第2作だが、例の如くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に属する作品で、MCUとしては9作目。
物語も「アベンジャーズ」を踏まえた内容となっている。

「アベンジャーズ」での戦いから2年後、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、国際平和維持組織S.H.I.L.E.D.(シールド)の一員として様々な任務にあたっていた。
そんなある日、S.H.I.L.E.D.長官ニック・フューリーが、ウィンター・ソルジャーと呼ばれる謎の暗殺者に襲撃される。
さらにロジャースは味方であるS.H.I.L.E.D.に襲われ、逃亡犯となってしまう。



前作にあたる「ザ・ファースト・アベンジャー」よりもかなりスケールアップした印象。
ヘリキャリアという巨大な空中兵器との戦いは迫力あるし、S.H.I.L.E.D.の秘密、存続に関わるストーリーが描かれるのもインパクト大だった。
「アベンジャーズ以外、全員敵。」コピーもインパクトすごい。(←でも実際その通りになるというw)

そう、S.H.I.L.E.D.がけっこう大変なことになってしまう。
長官のフューリーがあんなことになったりもするし、むしろS.H.I.L.E.D.の物語と言えなくもない。
S.H.I.L.E.D.って、キャプテン・アメリカらアベンジャーズのヒーローを集めるために必要な「舞台」だと思っていたので、その舞台がひっくり返るような話が「アベンジャーズ」ではなく「キャプテン・アメリカ」で描かれたのには驚いた。

ヒロインとしてブラック・ウィドウことナタちゃんが活躍するし、ヒルさんも「アベンジャーズ」の時より出番あった。(新ヒロインはエージェント13?)
フューリーもピンチに陥ったりして本当にS.H.I.L.E.D.の映画かもしれない。(フューリーが車に乗り込んでからのエピソードが面白かった)
とても良かったので「これはアベンジャーズ1.5だ」なんて言ったら他のヒーロに左から失礼だろうか?(笑)



S.H.I.L.E.D.の話を大胆に進めつつ、しっかりとキャプテン・アメリカの物語も描いている。
今回はウィンター・ソルジャーというロジャースにとって因縁の相手が登場する。
そして、かつて潰した悪の組織ヒドラが、形を変えてロジャースの前に立ちはだかる。

ロジャースは70年前の世界から突然現代に目覚めてしまった存在で、そのために現代社会に馴染めずにいたりする。
そんな哀愁漂う寂しい若者にとって、ウィンター・ソルジャーの存在は絶望であると同時に、ある意味で希望でもあったのではないかと思う。
二人の間には70年の時差はない。あるのはただ敵味方という決定的な違いだけ。

ただ、その希望を踏みにじったのもまた、70年来の因縁のあるヒドラだったりする。
何かと過去の亡霊に悩まされるヒーロー。
でも本作で決着はついたのかな。というか、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」まで見てしまうと、次世代的な危機が新たに湧き起こってきて、過去がどうたら言ってられなくなってきた感じがある。
第3作「シビル・ウォー」ではどんなストーリーが展開するのか。ちょっと映画館で観てみたい気持ちがある。

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