ルパン三世
第9話 殺し屋たちの鎮魂歌
第10話 恋煩いのブタ
*感想

ホントは毎週1話ずつ感想を書きたいんだけど、気がつくと隔週になってるブログはこちらです。

第9話にしてようやくの五ェ門回。イヨッ、マッテマシタァ!
ルパンと次元と別行動中の五ェ門が向かったのは、かつて殺し屋として共に仕事をしたベラドンナという女の下。
二人は昔、ある独裁者の暗殺を請け負い、独裁者の側近である凄腕のスナイパー・ゾラを退け、標的を殺した過去があった。

その作戦のために雇われた他の殺し屋たちが次々と狙撃され殺されている。
「ゾラは生きていた」
五ェ門はベラドンナに警告しに来たのだった。

アバンだけでもなんとなく展開が読めてしまうお話。
Aパート見るともうだいたい分かっちゃう。
まあルパン三世だし、こういう時はだいたいあのパターンだよね、というのが見事に当たってしまった(笑)

ただ、事件の全貌と本当の黒幕が分かった所で五ェ門がとった行動は、ベタだけどカッコイイし、その後の二転三転しつつの結末は面白かった。
ベタな設定とストーリーを下敷きにしつつ、それ以上の面白味をしっかり盛り込んでくるのがこのルパン・クオリティなのです。

斬鉄剣が活躍しまくりなのも面白かった。
凄腕のスナイパー、ゾラの超遠距離射撃に他の殺し屋たちは全然敵わないのに、銃すら持ってないサムライが互角以上に闘ってしまうという(笑)
「どこから撃ってくるんだ!?」とか騒いでる人たちを尻目に、飛んできた銃弾を一刀両断するというチートっぷり。旦那…、そりゃあ反則ですぜ。

果ては超難度の外科手術もやってのけるとか、ブラックジャック先生もアッチョンブリケな斬鉄剣の冴え。
いや、私がベラドンナの立場だったら、「死んだー、どっちにしろ自分死んだー」って思いますわ。


第10話は、ルパンが不二子とレベッカに同時に言い寄られて「あ〜ららぁー」な回。
主人公の役得である。

不二子とレベッカからほぼ同時にワインのオークション・パーティに誘われたルパン。
不二子とレベッカには共通する目的があった。
それを飲んだカップルは愛し合い必ず幸せになるという幻のワイン「恋煩いのブタ」を奪取すること。

ちなみにオークション・パーティはカップルでの参加に限定されてたはずだが、何故か相手のいなさそうなモブ男たちが数名登場。
今回の悪役も一人で忍び込んでいた。
セキュリティがザルだな!

不二子とレベッカの初対決みたいな意味もあり、二人の共通点と相違点が浮き彫りになったかもしれない。
まず、二人ともお宝が大好きだが、不二子は売り払って金にするため。
一方、レベッカは金があり余っているので、スリルを得るために盗みを働く。(不二子って貧乏なん…?)

レベッカは、まだ精神的に幼く、本当の愛を知らない。ルパン三世に対しても、その裏に見え隠れするスリルが気になって付き合っているのだろう。
一方、不二子は酸いも甘いも味わってきた経験豊富な大人の女性。ルパンとも、ある意味での信頼関係を築いている。
その違いが終盤のやりとりで表面化する。
(その他、白ワイン好きで純白のドレス、赤ワイン好きで真紅のドレスと、見た目からも二者の違いをアピールしてた)


でも、不二子とレベッカはどこか似てると思う気持ちも間違いなくある。
不二子が、レベッカのように莫大な資産を持っていたなら、そしてもっと若かったなら、やはり不二子はレベッカのように振る舞うのではないだろうか。

ということは、逆に考えればレベッカもいつか峰不二子さんみたいなオトナの女になる時がくる?
でも今は藤井ゆきよの元気溌剌な声を楽しんでいたい。
(でも、屋敷ごと買っちゃうのは明らかに自己矛盾ね)

ちなみに結末はホーンテッド・ホテルよりもホラーだった…。

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