ルパン三世
第1話 ルパン三世の結婚
【総監督】
友永和秀
【監督】
矢野雄一郎
【キャスト】
栗田貫一
小林清志
沢城みゆき
浪川大輔
山寺宏一
藤井ゆきよ
山野井仁
咲野俊介

*感想

「ルパン三世」が30年ぶりにテレビアニメシリーズとして帰ってきた。
ルパン三世・第4シリーズ。(今後発売されるメディアでは「PART IV」と表記するようだ)
制作は「ルパン三世」といったらこの会社、トムス・エンタテインメント子会社、テレコム・アニメーション・フィルム。

「帰ってきた」と書いたがそもそも私は初代のテレビシリーズ(1971-1972年)も、第2シリーズ(1977-1980年)も、「PartIII」(1984-1985年)もまったく見ていない。
私が見たことあるのは劇場版の「ルパンVS複製人間」「カリオストロの城」や、毎年テレビスペシャルとして放映される作品を数作、「名探偵コナン」とのコラボ作品、あとは2012年のスピンオフ・テレビシリーズ「峰不二子という女」だけで、純粋なルパン三世テレビシリーズというのは今回が初めまして、である。(あっ、あと昨年?の実写版観てたけど特に書かなくてもいいよね?)

そんな私にとっても待望の新テレビシリーズである。
第1話を見た限りでは、往年のテレビシリーズのようにユーモアを前面に出した作風と見受けられるが、シリーズ通してだと今後シリアスな展開に転ぶ可能性もなきしにもあらずといった感じだ。


とりあえず第1話では、ルパンが結婚しちゃう!しかも相手は不二子じゃない!?という衝撃の幕開け。
(不二子じゃない、という時点である意味安堵感はあったが…)
主要キャラクターの説明など一切なく、いつも通りルパン一味が銭形警部に追いかけ回されていた。

そこへ絡んできたのがルパンの結婚相手、レベッカ・ロッセリーニ。
不二子よりも若く、様々な大物と浮名を流してきたゴシップクイーンにして、世界的財閥の会長。
自由奔放、わがまま気ままなお嬢様でエキセントリックな趣味嗜好の持ち主。

しかし、この傍若無人で身勝手な女がなぜか嫌いになれないのは男の性か、それとも声優・藤井ゆきよの魅力か…。
第1話だけのゲストキャラではなく、今後も物語に深く関わっていくらしいので大いに期待している。(ちなみに「ログ・ホライズン2」の再放送でも藤井ゆきよの魅力全開です)

第2話では、MI6の諜報部員、コードネーム・ニクスなるジェントルも登場するみたいだし、今後の展開次第では最近のルパン三世シリーズで一番の面白さになる可能性もあるなぁ…なんて思ってる。
舞台もイタリアとサンマリノ共和国(イタリア半島中西部にちょこんとあるミニ国家)を中心に進むようだし、何か大きなテーマや複雑な相関図が全24話を通して描かれるのかな〜と想像している。
国民的アニメでありながら深夜枠というのも、もしかしたらオトナのルパン三世を流すために必要だったのかもしれない…?

しかしまあ物語があまりシリアスだったりダーティーになってしまうと、今作のキャラクターデザインが活きない気がするから、過度にシリアス展開を期待するのはやめとこう。
今回の手描き感あふれるデザインは、ルパンや五ェ門のほっぺの膨らみが萌えポイントかもしれない。
不二子は「峰不二子という女」のデザインが私は好きだったけど、今作は原点回帰という感じ?
でもレベッカは可愛い表情たくさんあったので不二子さんだってできるはずっ!


ちなみに今作はイタリアでは日本に1ヶ月ほど先行して放送されてるらしい。
日本のアニメが海外で日本より早く見られるというのは異例のことだそうで、もしかしてこれもジャパニメーションの海外戦略の一つなのかな。
ブルーのジャケット着たルパンが自国で大暴れする様子をイタリアのアニメファンはどう見るのだろう。
制作側もグローバルな視点で作らざるをえないだろうし、ワールドワイドに活躍するルパン一味から目が離せない?(今までも世界を股にかけてたけどね…)