ULTRAMAN 6

清水栄一 下口智裕
小学館クリエイティブ ヒーローズコミックス(2015)

*感想

等身大サイズのウルトラマンの活躍を描く漫画「ULTRAMAN」の第6巻。
表紙は前巻のラストで電撃的に登場したウルトラマンエース。



敵か味方か?エース登場。
厳密にはウルトラマンエースを思わせる戦闘スーツに身を包んだ何者か。
その正体は進次郎の学校の後輩・北斗星司。

毎度驚かされているけど、今回は科特隊の関知しないウルトラマンスーツが出てきたことが驚き。
進次郎のウルトラマンスーツも、諸星のVer7.0、通称「セブン」も、科特隊が異星人の無法者に対処するために「独自に」作り上げたものだと認識していたけど、もしかしたら違うのかもしれない。

北斗は民間の修理工にエーススーツの整備を任せているようだけど、そのスーツの出処はどこなのか?
デザインの酷似からいって、両者がまったく無関係ということはありえないだろう。
とすると、科特隊の開発データが外部に漏洩したのか、それとも科特隊のスーツを真似て作ったものなのか…。

でも、エドの存在やベムラーの意味深な言葉を考えると、そのどちらでもないような気もする。
ウルトラマンスーツはそもそも異星人を倒すために作られたものではないのかもしれない。
科特隊がスーツを本来の目的と違う目的に使用していると考えると、ベムラーが進次郎のウルトラマンとしての覚醒をよく思っていないのもなんとなく理解できる。

で、なぜ北斗少年がエースのスーツを着るに至ったかも謎なんだけど、どうやら深刻な事情があるらしいことはわかった。
進次郎と違ってちゃんと目的を持って行動している。今は何かの資金を集めている段階。
しかしそのやり方が暴力に訴えるものなので進次郎と衝突してしまう。

王道の展開なら、お互いの事情と思いを知って和解し、晴れて北斗は科特隊に仲間入り…という流れなんだろうけど、果たしてどうだろう?
最後まで敵対してウルトラマン同士で決着をつけるというのも、これまでのシリーズになかなかない展開で面白いかもしれない。



その他、アイドル佐山レナと急接近する進次郎、その様子を見守る(?)諸星…など、気の抜けた展開も入るようになり楽しくなってきた。
読者的にはアイドルとお近づきになる主人公にはまったく気が抜けないが(笑)
イガルの王子が命がけで守ったみんなのレナちゃんを独り占めさせてたまるか…という思いである(笑)
(でも、かわいいレナちゃんをもっと見るためには進次郎に頑張ってもらわねばならないジレンマ…)

そういえば次巻7巻はまたフィギュア付き特装版やるらしいので、早めに書店に予約しに行かなければ。
7巻は「7さん」ことセブンだそうだ。
その次はエースなのかな…。それよりもまずレナちゃんをフィギュア化しましょう!ね、そうしましょう!