マッドマックス2(1981年/オーストラリア)

【監督】
ジョージ・ミラー
【キャスト】
メル・ギブソン
ブルース・スペンス
ヴァーノン・ウェルズ
マイケル・プレストン
ヴァージニア・ヘイ
エミル・ミンティ
マックス・フィップス
ケル・ニルソン

感想(2015年4月6日、DVDにて鑑賞)

1作目は途中で飽きてしまってあまり良い印象がなくて、続編を見るかどうか迷うくらいだったんだけど、今こうして「マッドマックス2」の感想を書いてるということは結局見たということですね(笑)
1作目の感想はこちらからどうぞ→「マッドマックス」



装いも新たに…という感じがピッタリなほどいろいろと一新されている。
ただ、新しくなったのではなく、古くなったり衰退してるのだが…。
文明崩壊後の世界観はその後の作品に大きな影響を与え、あの「北斗の拳」もこの映画の影響を受けた作品だそうだ。

ストーリーは1作目と比べるとだいぶ面白い。※個人の感想です
冒頭のエピソードで悪役のモヒカン男との因縁を設定して、その後二つの勢力の争いに主人公が巻き込まれ、モヒカン男と敵対する展開になったりなどは、1作目にはなかった面白味だと思う。

また、登場する脇役たちも個性的で、お調子者の相棒(子分?)ができたり、ゴリラみたいな名子役がいたり。
悪役もヒューマンガス様というインパクトある大ボスと、血気に逸る手下のモヒカンという分厚い布陣だった。

そして終盤のカーチェイスが圧巻。
いやこれは「カーチェイス」なんてそんな可愛いもんじゃなかった。
鉄と鉄が高速でぶつかり合い、投げ出された人間が容赦なくタイヤの下敷きになる、最新作の副題を借りればまさしく「デスロード」だった。

この作品の最大の魅力はその「狂気」なのだと思う。
これは終盤だけに限ったことではなく、全体に渡って描かれている。
ほんのちょっとしたことなんだけどスパイスが効いているのだ。

思えばマックスが肩入れした側のリーダーも完璧な善人ではなかった。
ラストはなんとも言えない虚しさが襲ってくる。
そんな所もこの作品の「マッド」な部分なのかなと思った。