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バンク・ジョブ(2008年/イギリス)

【監督】
ロジャー・ドナルドソン
【キャスト】
ジェイソン・ステイサム
サフロン・バロウズ
リチャード・リンターン

感想(2015年4月4日、TV録画にて鑑賞)

70年代にイギリスで実際に起こった事件を元にした銀行強盗映画。
主演はジェイソン・ステイサムだが、今作はハラハラドキドキのクライム・サスペンスで、いつものようなドキドキワクワクのアクション映画のステイサムとはちょっと違う。

国際的なマフィアを捕まえたい政府関係者。
しかしそのマフィアは権力者たちの弱みを握っており、なかなか手を出せないでいた。
そのマフィアが手にしたものの中にはなんとイギリス王女のスキャンダル写真もあった。

なんとしても英国王家のスキャンダルを闇に葬りたいMI5は、ある女を通して寄せ集めの小悪党集団に銀行強盗計画を持ちかけさせる。
その小悪党のリーダーが自動車販売を営む金に困った主人公であり、彼に接触した女が今作のヒロイン(というかファム・ファタール)となる。

何も知らない主人公たちが狙うのはベイカー・ストリートにある銀行の貸金庫室。
彼らは地下に穴を掘って銀行へと侵入するが…。



ロイヤルベビーの誕生が話題になってる時に見る映画ではないかも(笑)
まあ英国王女のスキャンダルはあくまで事の発端であって、見所は一介の自動車整備工の男が、MI5やマフィアなどその筋のプロを相手に知略で渡り合う展開。

強盗シークエンスもなかなか見所なのだが、その後の登場人物の思惑が入り乱れる展開も面白くてむしろそっちがメインだと思う。
最後まで飽きずに見れるし、「さすがステイサム!」となるシーンも最後の方で一つだけありました(笑)

ちなみにこの事件は王室の権威に関わる重大案件なので、「D通告」というスペシャルな政治判断によって報道規制が敷かれ、事件そのものがなかったことにされているそうだ。(ただし、イギリスでは「ウォーキートーキー強盗」として誰でも知っているらしいが) 
あまり実話だということを吹聴すると身に危険が及ぶかも しれませんね(笑)