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四月は君の嘘 僕と君との音楽帳

篠原悠那、阪田知樹、河地恵理子
Epic Records Japan, 2014

曲目

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第14番<月光>第3楽章
ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第9番<クロイツェル>第1楽章
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ショパン:エチュード?嬰ハ短調 作品10-4
ショパン:エチュード イ短調 作品25-11<木枯らしのエチュード>
ショパン:エチュード ホ短調 作品25-5
クライスラー:愛の悲しみ
クライスラー/ラフマニノフ編:愛の悲しみ(ピアノ独奏版)
スクリャービン:エチュード 嬰ニ短調 作品8-12
ドビュッシー:月の光
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
チャイコフスキー:“眠りの森の美女”より「ワルツ」(ピアノ連弾版)
ショパン:エチュード ハ短調 作品10-12<革命のエチュード>
ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23

感想

私だってたまにはクラシック聴きますよ!
(突然の主張)

まあ、クラシックを題材にしたアニメでも見なけりゃ本当に滅多に聴かないけど…。
現在TVアニメが放送中(というかもう次回は最終回)の「四月は君の嘘」の音楽集。
半額でレンタルできたのでいろいろ借りてきた中の一枚だ。

主人公たちが作中で演奏したクラシック曲が収められたアルバムで、劇伴ではないのでサントラとは違う。
収められているのはベートーベンやショパンやクライスラーなど、偉大な音楽家たちが残した曲たち。
だいたい作中に登場した順に並んでいるようなので、物語を演奏の面から追体験できる内容になっている。

作中では「コンクール」での演奏が主に描かれる。
そのため登場する楽曲もエチュード(練習曲)などがけっこう多い。
技巧を高める、あるいは試すために作られた曲が登場する点が、音楽を題材にした他の作品と違う所か。

もちろん練習曲だからといって芸術性に欠けるなんてことはまったくない。
一曲一曲に感情があり、ドラマがある。
むしろ、技巧が求められる曲ということで、よく知られるクラシックに比べて非常に挑戦的な響きにも聴こえる。

私はクラシックはほとんど分からないので何を聴いてもけっこう新鮮なんだが、プロの音楽家を目指す若者たちが触れている音楽は、オーケストラの優雅な響きとは違った面白さがある。
アニメではモノローグやセリフが同時に入ってしまう楽曲を聴き込むこともできた。

ただ、アニメの方はもう次回が最終回。最後の曲、ショパンのバラードも出てしまった。
楽曲を知ってると知ってないとでは感動の大きさも違かっただろうから、もっと早くに聴いておきたい一枚だった。
最終回では何の曲が演奏されるのだろうか…?