稲川 +1 ~二十世紀完全保存版~
稲川淳二 最・恐・怪・談
(2001年、日本)

【出演】
稲川淳二

収録内容

赤い半纏
ゆきちゃん
サーファーの死
北海道の花嫁
富士の樹海
宿坊にて

感想(2013年7月6日、DVDにて鑑賞)

夏といえば怪談ですよね。(今は夏じゃないけどね)
怪談と言えば、稲川淳二。
今までじっくり聞いたことはなかったんですが、どんなものかいっぺん鑑賞してみようということでDVDをレンタルしたわけです。

内容は、2001年1月1日の午前1時から行われたというミレニアムライブの模様を収録したものです。
特に人気の高いエピソードが5つ集められており、稲川淳二の20世紀ベストと言える内容だとか。

「+1」というのは、「宿坊にて」のことなんですが、これだけ他の5つとは別の場での収録だったようです。
ちなみに映像は2001年のものですが、DVDの発売は2007年でした。



「赤い半纏」「ゆきちゃん」などは、ラジオに送られてきた手紙が元になっているようですね。
稲川淳二本人の体験として語られるのは、「富士の樹海」と「奥多摩の宿坊」。

どれも基本的に恐いんですが、「北海道の花嫁」だけは別で、薄ら寒さの中にどこか人間味を感じる怪談です。
有り体に言えば、癒し系ですかね。

この「北海道の花嫁」は印象が強く残ってまして、私も人に話せるくらい覚えています。
ただ、ここで書いてしまうと全然つまらないですよね……(笑)
「北海道の花嫁」というタイトルのCDも出てるようなので、興味があったら音源で聞いて見るのもいいかもしれません。

DVDだと、どうしてもステージ上に座っている稲川淳二を意識せざるを得ないんですよね。
映画的に評価するなら、90分間、オジサンが座って怖い話をする様子を見るだけの映像作品って無いですよ(笑)
もともと映像化には適さないジャンルなのかもしれません。

個人的にはちょっと物足りなかったので、いつかリベンジしたいと思っています。
まあその時は最新の怪談で、映像ではなく音で楽しめたらいいなと……。