ダーク・シャドウ(2012年、アメリカ)

【監督】
ティム・バートン
【出演】
ジョニー・デップ
エヴァ・グリーン
ミシェル・ファイファー
ヘレナ・ボナム=カーター
ジョニー・リー・ミラー
クロエ・グレース・モレッツ
ガリバー・マクグラス
ジャッキー・アール・ヘイリー
ベラ・ヒースコート

感想(2014年6月7日、TV録画にて鑑賞)

ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ(何度目?w)作品。
60~70年代にかけて放送されたソープ・オペラ(昼ドラ)が原作だそうです。知りませんでした。「バートン監督のイマジネーションが~」とかウッカリ言わないでよかったです(笑)



18世紀、幼いバーナバス・コリンズとその両親は、新たな生活を始めるためイギリスからアメリカへと渡り、20年後、成功を収めたバーナバスは、町一番の有力者となっていました。
裕福でプレイボーイな彼はある時、使用人のアンジェリークをフッてしまいますが、実は彼女は怪しい術を使う魔女。
逆恨みしたアンジェリークは、バーナバスをヴァンパイアに変え、生き埋めにしたのです。

それから200年が経った1972年、バーナバスは自分の墓から解放され自らの屋敷へと戻ります。
しかし、かつて壮大で華々しかった彼の土地はすっかり朽ち果て、さらにコリンズ家の末裔も土地同様に落ちぶれていました。
バーナバスは、亡き父の「唯一の財産は家族だ」という言葉を胸にコリンズ家の復興を目指しますが…。



ゴシック・コメディでいいのかな?
TV放映ゆえにけっこう大事な部分カットされてたようでさっぱりノレませんでした。
カットされてる割に物語が動きだすのが遅い感じもしましたね。
前半1時間くらいはなんも起こらないですよこれ(笑)

コリンズ一族の再興のためにヴァンパイアがビジネスに手を出すというのは面白い展開ですが、あまり見所もなく…。
もっとライバル企業に噛み付くとか、ヴァンパイアならではのビジネスを見たかったですね。

言ってしまえばこれ、ジョニー・デップとエヴァ・グリーンの愛憎劇で。
その傍で奇妙なコリンズ一家の秘密とかが明かされてく感じですか?
でも秘密というほどのものはなかったような…。ヴァンパイア出てる所に人狼出てきても驚きませんよ(笑)いや、一応は驚くけど、なんかなぁ…。

あんまり面白くなかったですが、ラストで、目にクマの出来たヒロインと白塗りのジョニデが見つめ合うシーンがあって、そこはすごくティム・バートンぽいなと思いました。