ウォンテッド(2008年、アメリカ)

【監督】
ティムール・ベクマンベトフ
【出演】
ジェームズ・マカヴォイ
モーガン・フリーマン
アンジェリーナ・ジョリー
テレンス・スタンプ
トーマス・クレッチマン
コモン
クリステン・ヘイガー
マーク・ウォーレン
デヴィッド・オハラ
コンスタンチン・ハベンスキー
ダト・バフタゼ
クリス・プラット
ローナ・スコット
ソフィヤ・ハキュエ

感想(2014年9月1日、DVDにて鑑賞)

冴えない毎日にウンザリしているウェスリー・ギブソンは、ある夜、セクシーで謎めいた女フォックスと出会う。
謎の暗殺者クロスからウェスリーを守ったフォックスは、千年前から神に代わって<運命の意志>を実践してきた秘密の暗殺組織<フラタニティ>のメンバーだった。
ウェスリーは、組織のボスであるスローンから、ウェスリーの父が組織一の殺し屋であったこと、組織を裏切ったクロスが父を殺したことを聞かされる。

クロスへの復讐を胸に組織に参加したウェスリーは、過酷な訓練を耐え抜き、父から受け継いだ超人的能力を開花させる。
組織の暗殺者として次々にターゲットを暗殺していく彼は、ついに父を殺した暗殺者に戦いを挑むが……。



こないだ地上波でやってましたね。
ツイッターの方で、主人公の吹き替えを担当したDAIGOの演技が酷いと聞いていたのであまり期待はしてなかったんですが、チラッと見たら本当に酷くて(笑)
録画していたんですがそれは削除して、改めてDVD借りてきて見ました。もちろん字幕の方で。

そしたらこれけっこう面白いじゃないですか(笑)
ほんとDAIGOの吹き替えで損をしてますね。

奇想天外、荒唐無稽なアサシン・ムービーといったところでしょうか。
超長距離からの精密射撃、超人的な身体能力、どんな傷も癒してしまうお風呂、そして極めつけは思い通りに曲がる銃弾。

なんかここまで来ると、ヒーローものって感じですね。
冴えない男が復讐に燃えるダークヒーローに…。
ヒーロー映画の要素はクリアしてると思うんですよね。

まあとにかく映像が面白いです。
車が宙を舞ったりとか、殴りつけたPCのキーボードからFワードが飛び出したりとか…。
言葉では表現しづらいですね。



反面、ストーリーの方は粗かったですね。
基本の筋書きは面白いんですが、ひとつだけ、アンジーが演じた女暗殺者フォックスの描かれ方だけ気になりました。

フォックスは謎の美女として登場し、当然主人公に好意を抱かれるわけですが、そこから先への進展はなかったんですよね。
アンジーを起用しておきながら、ロマンス要素が薄いんですよ。
私は別にそれでもいいんですが、ハリウッド的にそれでいいの?ってちょっと思いました(笑)

で、またこれフォックスが終盤で意外な決断を下したりするんですけど…。
要するに、愛よりも保身よりも、運命を受け入れる真のフラタニティだったということですが、それを裏付ける描写が乏しくて説得力が弱いのが残念です。(ポスターではアンジーの方が大きいのにね…)
まあその分、意外性は充分なんですけど…。

全体的には割とコミカルな雰囲気も漂ってたりして、だからストーリーの粗さもあまり気にならないですけどね。
最終決戦の作戦にネズミですからね…。
頭カラッポで見て、革命的な映像をただ驚くべき作品です。