ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

【原作】
荒木飛呂彦
【監督】
津田尚克
【アニメーション制作】
david production
【声の出演】
小野大輔
石塚運昇
三宅健太
平川大輔
小松史法
釘宮理恵
鈴木れい子
高木礼子
子安武人
大川透

あらすじ

1987年、日本。およそ半世紀前、<柱の男>たちと死闘を演じたジョセフ・ジョースターは、悪霊に取り憑かれたという孫・空条承太郎に会うため、日本を訪れる。そして承太郎に対し、悪霊の正体である<幽波紋>(スタンド)が突如発現した原因を語る。それは、100年の眠りから目覚めた吸血鬼・DIOと、ジョースター家の忌まわしき因縁によるものだった。さらに、DIOの忌まわしき力によって承太郎の母・ホリィが倒れてしまう。50日以内にDIOを倒さなければ、ホリィの命が危ない…。承太郎とジョセフは、エジプトに潜伏しているとされるDIOを打倒するため仲間と共に旅に出るが、行く手にはDIOの放った刺客が待ち受けているのだった…。

感想

荒木飛呂彦原作の大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のTVアニメ化作品。
「スターダストクルセイダース」は原作での第3部にあたり、第1部・第2部をアニメ化したTVアニメ第1シリーズに続いての第2シリーズになるそうです。
私はこれまで「ジョジョ3部」と何気なく言ってましたが、TVアニメとしては第2シリーズというわけです。

ネット上では「漫画読むならジョジョは必修科目」とまで言われる人気作品ですが、実はこれまで漫画を読んだことはなく…。
アニメの方も、第1シリーズはスルーしてしまいました。
でもまあ、妹も見てるというので第2シリーズを試しに見てみたら、面白くて結局最後まで見てしまいましたね。

最後まで…といっても4クールあるうちの半分の所で一旦お休み。
年明けから後半戦となる「エジプト編」が放送されるそうです。
誰ですか、1年連続で放送するとか言った人は!←私です

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■王道を行く物語と意外な知能戦ーッ!

あの少年ジャンプ作品である「ジョジョ」。
当然、アクションやバトルが目白押しの内容だと思っていたんですが、振り返ってみると、アクションらしいアクションシーンは少なかった印象があります。

というのも、「ジョジョ」の特徴は、<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つスタンド使い同士のバトルであって、直接的な肉弾戦とは違うんですよね。
スタンドはスタンドでなければ倒せない、というルールがあり、スタンドが受けたダメージは術者のダメージとなります。

そして、スタンドもさまざまな形状、能力があり、単純な肉弾戦をしかけてくるスタンドはほんの一部。
まずは潜む敵のスタンド能力を見抜き、それに見合った解決策を講じる…。
それが毎度起きる戦いの段取りになっていた気がします。

なので、基本的に知能戦なんですよね。
攻略不可能に思える敵スタンドを、意外な方法で撃破するのが中々に痛快です。
「実はあの時スタンドを潜り込ませておいたんだ」とかはさすがにズルイと思ったりもしましたが(笑)

けっこう血が出たりグロテスクな描写も多い作品ですが、行われていることは知能戦で、ゲーム的な楽しさもちょっとあると思います。



■OP曲かっこいィーッ!

OP曲は橋本仁が歌う「STAND PROUD」。
カッコイイの一言ですね。
独りカラオケ行くと何度も歌ってしまいます(笑)

神風動画?(オラオラ動画?w)が手がけるオープニング映像もとてもカッコイイですよね。
毎回オープニングでテンション上がるというのは凄い。

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一方、ED曲は80年代に活躍したアメリカのガールズバンド「バングルス」の曲「Walk Like An Egyptian」。
物語の舞台である1987年と同年代に実際にヒットした曲で、さらに主人公たちが目指すエジプトがタイトルに入ってるんですね。
こういう選曲も、とても良いですね。



■セリフの妙と声優陣の熱演ーッ!

一見して感じる「ジョジョ」の魅力の一つだと思いますが、ちょっとくどいくらいに感じる説明気味の台詞回しが独自の世界観を表現してると思います。
そこへきて、声優陣のアツい演技が言葉に魂を吹き込んでいるわけで、「力説」ってこういうことかと。

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特に主要キャラを担当した小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法の5人の声優さんには、とりあえず前半戦お疲れ様でしたと言いたいですね(笑)
そして敵のスタンド使いを演じた方々も、下衆な演技が素晴らしいですよね。「ゲェヘヘヘヘ!」とか「ブヘェーーーッ!」とか。
敵のスタンド使いにはロクな奴がいないんだな、ということがよく分かりました。

この、ジョジョにおける「言霊」の魅力については、シリーズ後半でももちろん楽しませてもらえると思うので、後半戦を見終わった時に改めてまとめようと思います。



■私の好きなキャラ、発表ッ!

もちろんみんな魅力的ですが、しいて順位を決めるなら…、

1. モハメド・アヴドゥル
2. ジョセフ・ジョースター
3. ジャン・ピエール・ポルナレフ
4. 花京院典明
5. 空条承太郎

…という、主人公一番下になってしまうんですが実際そんな感じです。

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アヴドゥルは見聞が広くて頼れるところがいいですよね。
スタンドのマジシャンズ・レッドも含めて好きです。
一時、戦列を離れていましたが、めでたく復帰したので一安心です。

ジョセフおじいちゃんは「オー、ノーッ!」とか叫ぶのがなんか可愛いです。
年の功でいろいろ詳しいけれど、けっこう慌てる時は慌てるし(笑)

ポルナレフは思慮のない行動が時にトラブルを生み出しますが、逆に裏表のない性格で好感が持てます。
この前半戦では、妹を殺したスタンド使いへの復讐や、妹の死を受け入れるというようなエピソードも多かったですね。

花京院はチームを冷静沈着にまとめる役の時もあれば、ポルナレフと一緒にふざける時もあるし…(笑)
ジョジョについてはいざという時のスタープラチナって感じになっちゃってますね。
ジョジョが驚いてるかどうかで、その後の展開が読めるような読めないような(笑)

あと、この順位と関係なく、花京院のパジャマ姿は最強だと思ってます。

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まあ、まだ物語の半分終わったところですし、上のランキングとかもたぶん変動するでしょう。
今はとにかく年明けの後半戦(2期と言っていいのか悩むw)が楽しみです。
原作知らないので本当に今後の展開が分かりません。

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第1シリーズは26話なので、今年の残り3ヶ月は第1部・第2部を見て過ごすという手もありますね。
もしかしたら、もしかしたら、年明け頃に第1シリーズの感想書いてるかも…。