Wake Up, Girls! Character song series
可笑しの国
林田藍里(CV.永野愛理) 

DIVEII/AVEX PICTURES, 2014 

*曲目

可笑しの国 
ワグ・ズーズー -airi ver.- 
可笑しの国 (Instrumental) 
うぇいくあっぷがーるZOO! Short voice story -Self Produce- 

*感想

アニメ「Wake Up, Girls!」からのキャラクターソング4枚目は、ほんわか癒し系の和菓子屋の娘「あいちゃん」こと林田藍里(CV.永野愛理)の「可笑しの国」です。 
私が最初に購入した4枚のキャラソンCD(真夢・未夕・実波・藍里)の中では、一番意外性があって驚いた曲ですね。 

というのは、公式サイトの試聴では分からなかったんですけど、実際聴いてみたらテクノ・ポップだったんですよ。
初期のcapsuleを彷彿とさせるテクノ・ポップだったんですよ。 
キラキラ系だったんですよー! 

ちなみに試聴できるのはサビ部分ですが、この曲は前奏から良いですね。 
前奏のキラキラから、藍里のおっとりふわふわした声質という流れで、4つ打ちを前面に押し出した、けっこう中毒性高い曲なんじゃないでしょうか? 
試聴だけ聴いてまだ買ってないワグナーは損してますよこれ。 

和菓子屋の娘というキャラ設定なのに、歌詞に洋菓子を登場させたことで、ポップさが増していますし、「夢の実現」というか、そういう前向きな印象も獲得していると思います。 
いや、けっして和菓子に夢がないとかそういうことを言いたいんじゃなく……。 



2曲目は「ワグ・ズーズー」の藍里バージョン。 
実波の時も思ったんですが、藍里バージョンはこれはこれで、教育テレビでこのまま使えそうな気がします。 
なんとなく素朴で、少しだけ男の子っぽい響きのする声だと思うんですがどうでしょう? 



4曲目は、ショートドラマ、セルフ・プロデュース編。 
サメの女の子あいちゃん、オオカミの女の子ななみん、ワシの女の子みゅーの3匹が、鳴き声を取り入れたご挨拶を考えるという内容。 
しかし、サメのあいちゃんだけ当然の如く苦労するという……(笑) 

あいちゃんの「~もん!」が聴けたり、泣いちゃったり、ななみん・みゅーの辛辣な物言いが聴けたり、けっこうファンサービスしてくれてますね。 
映画好きとしては、映画ネタで締めてくれたのが嬉しいんですけど、今の中高生とかあんな古い映画分かるんですかね?(笑) 
ラストのあいちゃんが別人すぎて面白いです。