ザ・シークレット・サービス(1993年、アメリカ)

【監督】
ウォルフガング・ペーターゼン
【出演】
クリント・イーストウッド
ジョン・マルコヴィッチ
レネ・ルッソ
ディラン・マクダーモット
ゲイリー・コール
フレッド・ダルトン・トンプソン
ジョン・マホーニー
ジム・カーリー

感想(2014年11月22日、TV録画にて鑑賞)

フランク・ホリガンは長年シークレットサービスを勤めるベテランのエージェントだが、一匹狼で時に強引な捜査をすることで問題視されていた。
そんな彼は、かつてケネディ大統領暗殺の際に事件現場に配属されていたが、大統領を目の前で死なせてしまった苦い経験を未だに悔やんでいた。

大統領選挙を目前にしたアメリカでは現職大統領の再選キャンペーンが始まっていたが、その頃、大統領を暗殺するとの脅迫状が届く。
フランクは大統領の警護を志願するが、その姿を見て興味を持った殺し屋はフランクを挑発し始める……。



クリント・イーストウッド主演のサスペンス。
イーストウッドがベテランのシークレット・サービスを演じます。

見てみて意外だったのは、シークレット・サービスが組織犯罪の囮捜査もしていたこと。
シークレット・サービスというと、常に大統領の側にいて、大統領を体を張って警護する仕事が思い浮かびますが、それだけではないんですね。

まあ、大統領の命を狙う者や、国家の秩序を揺るがす存在を排除するのも仕事のうちということでしょうね。
日本のSPとは違って、能動的に動く捜査機関として描かれていました。

で、老齢ながら大統領警護の任に復帰した主人公。
物語は、どこかゲーム感覚の犯人と対話しながら殺人を防ごうとする、よくあるパターンだと思いますが、90年代の映画特有の勢いというか力強さがあって、最後まで楽しめました。

主人公の執念というものがしっかり感じられる作品でしたね。
イーストウッドとマルコヴィッチが対決する以外は、取り立てて言うこともない作品ですが、何故か90年代の映画になるとこういうシンプルな構成でも面白い作品が多いような気がします。