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PSYCHO-PASS サイコパス 2
第10話「魂の基準」

感想

物語も佳境ですね。

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鹿矛囲らに拉致された祖母を心配しつつも鹿矛囲を追おうとする朱ちゃん。
禾生局長の命令だと言って朱を捜査から遠ざけようとする東金。
そして、朱の祖母の居場所を探るよう東金に言われていた霜月は、「私のせいじゃない…私のせいじゃない」と罪悪感を抑え込もうとする…。

おそらく霜月は、朱の祖母・葵の居場所を東金に知らせれば何が起こるかを薄々分かっていたんでしょうね。
実際に葵バアちゃんを拉致させたのは鹿矛囲の仲間・桑島だったけど、霜月は自分が似たようなことに関与していたので罪悪感を抱いたのかもしれません。なので「私のせいじゃない」。

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でもその後出動かかった時にはかなり意欲と責任感に溢れていたので、「立ち直り早ッ!」と思いました(笑)
こういう所がいまいち人気出ない要因なんですよたぶん…。

それよりも気になるのは、東金がどうやって葵バアちゃんを見つけたか、ですよね?
鹿矛囲たちの動向も把握できてないシビュラが、鹿矛囲たちが誘拐した人間を見つけられたのは不思議。
これ、鹿矛囲がシビュラと繋がってるはずはないけど、桑島ならばまだ可能性はあるかな?

まあこんな回りくどいことせずに、霜月が調べて東金が拉致・殺害、霜月が罪悪感抱く…ってシンプルな展開で充分だったと思いますが…。
というか、霜月が調べて分かることをシビュラが知らないはずないわけで、シビュラの申し子である東金がわざわざ霜月に頼む必要も実はないような気が…?
もしかして東金は霜月を巻き込んで彼女のサイコパスも濁らせようとしてる…?



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ついに描かれた常守朱の慟哭。
こういうのはシリーズ通して初めてですね。

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しかし、Aパートの最後に狡噛さん出てくるとか展開が早すぎます。
これはあくまでも朱の心の中にある狡噛慎也という「記憶」との対話ですが、それで立ち直ってしまうんだから朱ちゃんのメンタル強すぎですね。
CHA-RA HEAD CHA-RAすぎますよ。

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というか、東金のやり方が手ぬるかった気がしますね…。
あんなに朱のことを研究していたのに、結局は親類を殺して動揺させるというストレートな方法だし、それも目の前で殺すのではなく、画像を見せながら伝えるだけに留まってますよね。

えっ、これ相当手抜きだと思いますけど東金さん…。
少なくとも2期は、青柳の死に方とか、暴走ドローンの事件とか、もっとエグいやり方やってますよね。
私が思うに、朱自身が祖母を殺してしまう展開にもっていくのがベストだと思うんですが…。(って私も相当濁ってるな…)

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むしろ朱ちゃんよりも霜月の方がダメージでかいんですけどこれどうしたら…(笑)



とにかく、祖母の死の悲しみを胸に隠して、朱は現場に急行。
鹿矛囲たちは、地下鉄の乗客500人を人質にとり、ドミネーターのパラライザーモードで人質を次々に撃っていきます。

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鹿矛囲の狙いは、ドミネーターの絶え間ない使用で負荷がかかったシビュラシステムに「隙」を見つけること。
予備の回線をシビュラが使用した所でその所在を掴もうという魂胆のようです。
厚生省ノナ・タワーの地下に脳味噌が収納されてるなんて普通知らないですからね。

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鹿矛囲の抹殺の命令を蹴った朱は、シビュラ(東金ママではない)を挑発(?)します。
集団的な免罪体質者である鹿矛囲を裁くならば、集団的な意識であるシビュラも裁かれることになる…と。

そうなればシビュラの全能性は失われ、完璧でなくなったシステムの正当性は揺らぐことに…。
しかし、それでも更なる進化のためにそれをすべきだという話でしたかね?(すいませんよく憶えていません…)

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まあ、とにかく1期終盤の朱とシビュラの取引と似たような展開ですね。
本来、シビュラシステムの一部である監視官・常守朱が、システムの在り方について物申すというスカッとする展開でした。
シビュラを叱ってますからね朱ちゃん。本当に怖いのはこの子…。



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で、いろいろ考えさせられる最終回直前回だったんですが、最後に東金さんの犯罪係数が高すぎて、すべて忘れさせてしまうというね…(笑)
東金さんは財団に作られた免罪体質者じゃなかったの?
なんでそんな数値叩き出してるの?(笑)というか免罪体質なら執行官やってるはずもないし……。

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まあとにかく、対峙する朱と東金、そこに現れた鹿矛囲。
このメンツが揃ったら次回は否応なしに決着がつくでしょうね。
どんな最終回になるのか、そしてどんな風に劇場版へとバトンタッチするのか、楽しみです。