ULTRAMAN 1

清水栄一 下口智裕
小学館クリエイティブ ヒーローズコミックス(2012)

*あらすじ

初代ウルトラマンであったハヤタ・シンの息子、早田進次郎。父の身体に残っていたウルトラマン因子を受け継いだ彼は、生まれながらに超人的な能力を持っていた。能力を隠し、平和に毎日を過ごしていた進次郎だったが、突如仕向けられた敵の攻撃によって抗えない運命に巻き込まれていく……。

*感想

「等身大のウルトラマン」の触れ込みでけっこう話題の漫画「ULTRAMAN」です。
試しに買ってみたんですけど、面白いですコレ(笑)

等身大というのは「人間サイズ」という意味。
主人公がウルトラマンを模したハイテクスーツを着込み敵と闘う……そういう物語です。
他にも主人公が高校生であることから、今後の展開で10代の悩みとかも描かれるかも。


舞台は、<光の巨人>ウルトラマンが怪獣や異星人と闘い地球の危機を守ってから数十年後の日本。
かつてウルトラマンと同化していた科学特捜隊ハヤタ・シンの息子・早田進次郎は、父親から超人的な身体能力を受け継いでいました。
しかしある時、ウルトラマン因子の能力を気に入らない異星人が進次郎に襲いかかって来て、進次郎はわけもわからず敵との闘いと秘密裏に進行していたある研究に巻き込まれていきます。

第1巻では、「わけもわからず」が一つのテーマかも…ってくらい謎だらけのまま描かれてますね。
一応、ウルトラマン・スーツのお披露目、必殺のスペシウム光線も繰り出し、なんとなくバトル漫画として掴みは取れていたと思います。

が、何故異星人がウルトラマン因子をつけ狙うのか?とか、まだまだ大きな計画が始まったばかりで、主人公はなにもわかってない状況。
当然、読者もなんにもわかってないので、次巻以降のお話の膨らみ具合で傑作にもなるし駄作にもなりそうな予感です。


まあ、とにかくカクカクしたハイテクスーツがかっこいい。
あと冒頭で「面白い」と書いたんですけど、シリアスに描いてるのにけっこう笑えるシーンがあって…。

例えば、親父さんの「私がウルトラマンだ」ドォーンッ!とか、「大きくなったなあ…」って抱き上げておいてからのブン投げ…とかですね。(←吹きました)
キャラクターも作者も真面目に書いてるんだけど何故かツボに入ってしまいました。


とにかくまだ物語は始まったばかりで、今後どう転ぶかまったく想像できません。
第1巻のペースを考えると、けっこう長丁場な連載になるかも?
次巻以降に期待です。