宇宙戦艦ヤマト2199
第8話「星に願いを」
感想
束の間の休息を終え、イスカンダルへと向かい再びワープするヤマト。デスラー総統自ら立案した作戦に見事ハマってしまったヤマトは、一か八かの賭けに出ます。
前回のような休息回もいいけれど、やはりバトルが面白いですよね。
今回はデスラー総統が将軍たちを前に自分の策を披露。
強力な力場を人為的に作り出し、そこへ入ってきたヤマトを新兵器「デスラー魚雷」で攻撃。
デスラー魚雷から生み出されたなんでも吸収して肥大化するガス生命体に追われるヤマト。
力場の外へと逃れようとするも唯一の抜け道には灼熱の恒星が待ち構えている……。
「星に願いを」ってこういうこと……!?な展開(笑)
さらにヤマトを追うシュルツたちの最期も素晴らしかったですね。
今回はシュルツ回と言ってもよかったかも。
個人的にはもう少し生きながらえてほしかったけど……。
たった数話しか出てませんが、シュルツ司令が好きになりました。
さらに、シュルツがガミラス帝星に残してきた娘のヒルデ。
デスラー総統を崇拝しているようだけど、父の死を知ったらどうするか……。これは今後気になる所ですね。
(ヒルデたんのためにもシュルツ司令には生きててほしかったんですけどね……)
戦闘以外の所では、青い地球の姿が見られましたね。あれってとても興味深い描写でした。
死の星となった地球を元に戻すため旅立ったヤマトが、地球から8光年離れた所で8年前の青い地球の姿を見る……。そこには8年前の光、つまり8年前の地球の姿が届いているということなんですね。
ヤマトがワープなどを使って、光速より速く移動したことで、タイムスリップのような現象が起きたわけです。
相対性理論ってやつですよね、これ。
あと、身長低そうな沖田艦長も、さらに身長低い佐渡先生からすれば見上げる形になるというのも相対性理論?(笑)
前回、艦内ラジオを始めた百合亜でしたが、けっこう本格的でしたね。
録音ブースにマイク吊ってるなんて、ただの艦内放送設備ではないよこれ(笑)
最初からラジオ放送は想定されてましたね。
ていうか、ラジオと言いつつ全部有線で繋がってるんだろうなあ……。
しかし、沖田艦長は提案を却下。(新見さんが恐い顔しても却下ですw)
たしかに、今はイスカンダルへ行けば地球を元通りにできるかもしれないという一縷の望みに全力を傾けるべきなのかもしれないですね。
他の星へ移住した所で、ガミラスの脅威から逃れられるわけでもないし。
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