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隠し砦の三悪人 (1958年、日本)

感想 (2013年1月19日、DVDにて鑑賞)

今夜は突然の白黒映画。
うちのお父さんが借りてきた映画を紹介する、<親父が借りてきた映画・第1弾!>です。(そのまんまなネーミング)
第1弾は、黒澤明監督の作品「隠し砦の三悪人」をさらっとレビューしちゃいます。


舞台は戦国時代の架空の国。隣り合う領地を持つ山名家と秋月家の間で戦が起こり、秋月家は敗れてしまいます。
戦で手柄を立て一山当てようとした百姓の太平と又七でしたが、逆に全てを失い、一文無しで原野をさ迷う羽目に。
偶然見つけた黄金の延べ棒に目が眩んだ二人は、怪しげな侍・六郎太が大量の延べ棒を秋月領から持ち出そうとしていることを知り、その分け前を目当てに手伝うことになります。
しかし、六郎太は秋月家の侍大将・真壁六郎太であり、彼は御家再興のため、秋月の姫君・雪姫と隠し財産を山名に見つからないように友好国の早川領へ持ち出そうとしていたのでした。


コミカルで、そしてかっこいい映画でした。
千秋実と藤原釜足演じる二人の百姓は、「スターウォーズ」のC-3POとR2-D2のモデルになったそうです。(これ、豆知識な)
ツラい道中から逃げ出したくなるも、金のために頑張る姿がなんか泣かせます(笑)

恥ずかしながら、三船敏郎を見たのは初めてだったのですが、六郎太が出てきた瞬間「この人がミフネだ!(゚Д゚)」と確信できるほどのスター性?オーラをまとってますよね。
いやあ、着てるものが半袖短パンっぽいのにカッコいいですからね。

特に、馬に跨って敵の斥候を追いかけ、「イヤアーーーー!」って言いながら斬りかかるシーンのインパクトがすごいです。カメラワークが良いのもあるんでしょうが……。
手綱を手放して両手で刀構えてますからね。同じことをできる俳優が現代に何人いるの?って感じ。
(最近、馬に乗ってるだけのシーンですら合成だったりしますからね)

あと、宿敵の敵将と槍で立ち合うシーンなんかも、妙にドキドキするというか……。

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この映画、ちゃんと目の保養も用意されていて、上原美佐が演じた雪姫の終始露わなふともも♪がモノクロ映画ということもあってか純白で美しい……。
当時、短大生だったということなので、女子大生のふともも♪が拝めるわけですね。
劇中には、雪姫の露出したふともも♪を丁寧に映すシーンもあって、黒澤監督バンザイ!ですね。

演技の方は、無駄に元気が良くて、いくら男勝りの姫君と言っても怒りすぎじゃないの?ってくらい叫んでましたが、そういうツンな性格も現代の若者から見れば可愛く見えるはず、ふともも♪とツン属性で、今でもけして色褪せない映画ですね。(まあ、白黒だから色褪せることはないですね)

そんな、ふともも♪美人の雪姫が隠し砦の瓦礫の坂道(歩く度にガラガラと崩れる)を歩かされますからね……。
現代だったら転んだ時のこと考えますが、この頃の映画がすごいのか、黒澤映画がすごいのか。
とにかく、基本生身でチャレンジな姿勢にも驚きました。